【IIJmioユーザーへ】「FUSION IP-phone SMART」の留守番電話が全く違和感なく使えるという話
僕は近々、スマホ契約をソフトバンクからMVNOである「IIJmio(みおふぉん)」にMNP込みで変更する予定です。
ですが、「IIJmio(みおふぉん)」には留守番電話サービスがありません。
その問題の解決手段として、IP電話サービスである「FUSION IP-phone SMART」の留守番電話機能を使う方法があるのですが、これがすごくイイのです!
解決手段って、どういうこと?
まず、「FUSION IP-phone SMART」というのは、基本料無料で使用できるIP電話サービスです。
キャリア回線を利用した通話よりも安く運用できるのが強みです。
この通話を利用するかしないかはまた別の話なのですが、今回はこのIP電話サービスの機能のひとつである留守番電話のみを利用しようという話なのです。
簡単に言うと、
『普段使用している電話番号で転送機能を使い、一定時間応答がない場合にIP電話番号に転送し、そこで留守番電話応答する。』
ということなんです。
基本料無料ですから、毎月費用が発生するわけでもありませんし、とてもお得なサービスです。
純正サービスと比べても遜色ない
まず、留守番電話にメッセージがあった場合、どういう通知になるのか。
純正サービスでは電話アプリに通知が出るのですが、こちらを利用した場合はさすがに
それはできないので、メールでその旨の連絡がきます。(別途設定が必要)
タイムラグもほとんどなくメールがきますので、変わるのは確認場所くらいなものです。
留守番電話が入っているということは、かかったきた時には対応できなかったということでから、当然ながらすでにメールもきています。
なので、通話アプリ内で確認できなかったとしても使用感はそれほど気になるものではありません。
スマホを確認した時点で、着信履歴の他にメール通知があるので、「お、留守電が入っているのかな。」と思うくらいです。
確認場所が分かれるといっても、それほど気になる不便さはないですし、そもそも留守番電話自体が頻繁に利用するものではないので、ここにこだわる必要もないのですよ。
具体的なメールの内容は、こんな感じ
メールだけでも、相手の番号や時間など、必要な情報は分かるようになっています。
相手の番号はモザイクをかけてますが「◯◯◯◯から着信がありました。」の部分に書いてあります。
折り返しかける場合は、電話番号をタップするだけなので簡単です。
注意事項がかいてあります。
保管できるのは10件までです。
設定で自動削除するようにもできるので、ここは好みで。
音声ファイルが添付されてくるので、このメールだけで内容を確認できます。(別途設定が必要)
電話をかける側はどんな感じか
上記の留守番電話は、自分でかけたのものなのですが、全く違和感がありませんでした。
転送する旨のメッセージもなく、タイムラグがあるわでもなく、変な音がするわけでもなく、ごく自然に留守番電話の応答ガイダンスに切り替わりました。
IP電話に転送していることすら分からないですね。
というよりも、この設定をしていて分かったのですが、この留守番電話サービス自体、どこを利用しても一緒なんですね。
どういうことかというと、留守番電話って、応答できなかったときに留守番電話サービスに転送しているだけなんです。
その転送先がどこか、ということだけなんですよ。
僕は今現在、まだソフトバンクを利用しているのですが、今回の変更する際、ソフトバンク側の設定で変わったのは、転送先をソフトバンクの指定番号から、「FUSION IP-phone SMART」の指定番号にしただけです。
使用上の違和感がないのも当然ですね。
具体的な設定方法
「IIJmio」はまだ自分ではやったことがないので、公式ページのリンクだけ記載しておきます。
■IIJmio側 (→公式ページ)
(2014.11.18追記)後日設定しました。
「FUSION IP-phone SMART」の留守番電話を使うための、「IIJmio」側での設定方法 - いつもマイナーチェンジ!
僕が実際にやった設定は以下。
■ソフトバンク側 (→公式ページ)
①「1406」に発信
②「441#」(呼出しあり)または「442#」(呼出しなし)を選択
③「1」を選択
④転送先(※1)の電話番号を設定
⑤転送の種類を選択
音声通話を転送する場合は、「1」
データ通信(※2)を転送する場合は、「2」
⑥呼出し時間を選択
5秒 → 「1」、10秒 → 「2」、15秒 → 「3」、
20秒 → 「4」、25秒 → 「5」、30秒 → 「6」
⑦操作完了
■「FUSION IP-phone SMART」側 (→公式ページ)
①公式HPのMYページにログイン
②メニューの「各種設定」を選択
③「着信転送/留守番電話設定」を選択
④「留守番電話設定」で「着信メール通知 + 録音データファイルの添付」にチェックをつけ、呼出時間を「即時」に設定。
⑤「確定」ボタンを押して完了。
まとめ: どこのMVNOにするか決める時、留守番電話の有無は関係ない
留守番電話の仕組みからしても、どのサービスを使うかというのは気にする必要がないということですね。
まぁ、キャリアを利用しているのにわざわざIP電話のものを利用するメリットまではないかもしれませんが。
僕は最初、どのMVNOにするかを決める際に、この留守番電話の有無でかなり悩んだんです。
サービスは「IIJmio」が一番良かったのですが、留守番電話がないという一点だけで「so-net」にしようかしばらく悩んでいました。
でも、代替手段があり、更にここまで違和感なく使えるのであれば、あれほど悩むことなんて全くなかったわけです。
縛りがなく自由に選択できるって、ほんとすばらしいですね!
とにかく、「FUSION IP-phone SMART」の留守番電話サービス。
とても便利なので、これからMVNOを考えている人も、もうすでに利用している人も、どちらの方にもオススメしたいサービスです。
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