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ニフティが格安SIMに参戦!早速「NifMo」と「IIJmio」を比べてみた。

ネットプロバイダ大手である「nifty」が格安SIMサービスの提供をはじめました。

音声通話付SIMもあるとの事。

早速、僕のおすすめである「IIJmio」と比べてみました。

 

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まずは内容比較 

  NifMo IIJmio
データSIM月額    
2GB 900円 900円
4GB 2,500円 1,520円
7GB 3,500円 2,560円
通話付SIM月額    
2GB 1,600円 1,600円
4GB 3,200円 2,220円
7GB 4,200円 3,260円~ ※1
初期費用 3,000円 3,000円
違約金

音声通話SIMのみ 8,000円。
契約から6ヵ月間以内に解約した場合。
データSIMは違約金なし。

12,000円から毎月1,000円減額
13ヵ月目以降なし
SIMサイズ変更 可能(手数料3,000円) 可能(手数料2,000円)
通信容量上限 2GBプラン;3日で400MB
4GBプラン;3日で700MB
7GBプラン;3日で1GB

LTEクーポン利用時はなし。
クーポンOFF時は、3日で366MB。

オプション    
キャッチホン なし なし
留守番電話 なし なし
SMS ※2 250円/月 140円/月
その他

バリュープログラム
NifMoコネクト
あんしん保証(380円/月)
訪問レクチャー(480円/月)
@niftyまかせて365(300円/月)
常時安全セキュリティ24 モバイル(200円/月)
@nifty 優待サービス(500円/月)

翌月繰越あり
クーポンON/OFFスイッチ

※1 SIMカード3枚のファミリープランです。
※2 通話付SIMでは標準でついています。

参考リンク: NifMo公式HP、 IIJmio公式HP 

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NifMo特徴① 最安プラン以外はお高め

比較表を見てわかるように、2GBプランは「IIJmio」と同じですが、4GBプラン以降は料金がぐっと高くなります。

単純比較では1,000円も違うのですが、この差はどういうことなのか。

「IIJmio」だけでなく、他社のMVNOと比べてもかなり強気の料金設定です。

これは「ヘビーユーザーお断り!」という意思表示にしか見えないですね。

MVNOでは、利用者が増えてくると通信速度が落ちてくることも多いようですが、そのあたりを考慮した料金設定なのでしょうか。

なんにしても、2GBプラン以外は他社を選んだほうがよさそうですね。

 

NifMo特徴② オプションが豊富

これまでのMVNOとはっきり違うのがココ!

インターネットプロバイダ最大手である「nifty」ならではのオプションがズラリとそろっています。

簡単に説明していきます。

 

バリュープログラム
 提携ショップで買い物をすると、月額料金が安くなるというサービス。
 ショップは、YAHOO!ショッピング、ケーズデンキ、TAKASHIMAYAなど。
 また、バリュープログラム専門アプリからのダウンロードでも割引がある。 

NifMoコネクト 
 Wi-Fi自動検知アプリ。
 自宅やよく利用するWi-Fiスポットの設定を容易にしてくれる。
 インストールすることで、BBモバイルスポットも利用可能に。

あんしん保証 
 端末の故障・破損・水濡れなどの万が一のトラブル時に交換してくれる。
 月額380円。

訪問レクチャー
 「スマホの接続、設定、操作方法の説明」 などを訪問して説明してくれる。
 初回訪問は無料。2回目以降、60分で6,500円。
 月額480円。

@niftyまかせて365
 リモートサポート、電話窓口受付時間拡大、などのサービスが受けられる。
 月額300円。

常時安全セキュリティ24 モバイル
 更新不要のセキュリティソフト。
 月額200円。

@nifty 優待サービス
 宿泊、グルメ、レジャー&エンタメなどを特別価格で利用できる月額制の会員専用サービス。月額500円。

 

NifMo特徴③ 「ZenFone 5」の端末セットがある

SIMフリー機である、ASUSの「ZenFone 5」のセットがあります。

最近発売された機種では、断トツの人気で、普段使いの端末としては十分な性能を持っています。

カメラが800万画素と、少し性能が劣るようですが、そこを重視しないのであれば、これで十分という声が多いです。

Nexus6が高めの値段になったしまったことで、なおさらこちらが注目されているようですね。

但し、このセットで購入すると、実はメーカーから購入するよりも少し高くなってしまうようです

ASUS SHOPなら16GBで26,800円ですが、こちらだと31,112円。

その差、4,312円。

結構違いますね。

これはどう考えても、端末は自分で用意したほうがいいように思えますが、「nifty」で買うことのメリットはあるのでしょうか。

上記のオプションの一部は、「nifty」で購入しないとうけられないとかあるのかな。

この点は未確認です。

 

どちらがオススメか

今回も「IIJmio」圧勝です。

「NifMo」は、ネットプロバイダ大手だけあって、単なる価格競争ではなく、サービスの質で勝負しますという思いが伝わってくる内容ですね。

ですが、その内容があまり実用的なものではないのが残念です。

 

「NifMo」は、MVNOについてあまりよく知らない人、手厚いサポートを受けたい人にとっては候補になるのかな、とは思います。

でも、サポートが必要なのって、最初の設定だけなんですよね。

最初のMNP手続きや、APN設定が終わって接続さえできてしまえば、後のサポートなんていらないようが気がします。

そのあたりを教えてくれる人がいないけど、なんとか格安SIMを使いたい場合は「NifMo」を利用するのも選択のひとつなのかもしれませんね。

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あとがき

“まよい犬

個人的には、正直、「NifMo」を選ぶ必要性は感じません。

選択肢があることはよいことではあるのですが、オプションはあくまでオプションであって、そこで勝負するところではないと思います。

その点で「nifty」はどうも斜め上を行っているような気が・・・。

まだまだ「IIJmio」が強いですね。

でも、その「IIJmio」も盤石ではなく、首都圏では回線が混雑して、昼時などは速度が遅くなることもあるようです。

今後は、このあたりが一番のポイントになる気がします。

とはいえ、安く利用できるものに対して高い品質までは要求できないので、「混雑しているわりには、まだマシに使える」ようななところがこれから人気が出てくるのかもしれませんね。

今日はここまで。

 

この後、比較表を更新しています