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ついに来たOCNの音声対応SIM! 早速「IIJmio」と比較してみた。

そのうち来るのかなぁと思っていたOCNの音声対応SIMですが、急にきましたね!

格安SIMでは、ここしばらく「IIJmio」が頭ひとつ抜けてる感じがしていたのですが、ここにきて真っ向勝負できる会社がついに参戦ですよ。

 

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(2015.3.16追記)最新の比較表はこちら
IIJmioが通話半額&家族通話割引を発表! 「OCNモバイルONE」「DMM mobile」との比較表を更新しました。 - いつもマイナーチェンジ!

 

例のごとく、まずは比較表から

  OCN IIJmio
データSIM月額    
70MB/日 900円 -
100MB/日 1,380円 -
2GB 1,100円 900円
4GB 1,450円 1,520円
7GB 1,800円 (但し500Kbps) 2,560円
通話付SIM月額    
70MB/日 1,600円 -
100MB/日 2,080円 -
2GB 1,800円 1,600円
4GB 2,150円 2,220円
7GB 2,500円 (但し500Kbps) 3,260円~ ※1
初期費用 3,000円 3,000円
違約金

音声通話SIMのみ 8,000円。
契約から6ヵ月間以内に解約した場合。
データSIMは違約金なし。

12,000円から毎月1,000円減額
13ヵ月目以降なし
SIMサイズ変更 なし 可能(手数料2,000円)
通信容量上限 なし

LTEクーポン利用時はなし。
クーポンOFF時は、3日で366MB。

オプション    
キャッチホン 200円/月 なし
留守番電話 300円/月 なし
SMS ※2 120円/月 140円/月
その他

「050plus」無料
月1回、プラン変更が可能
「OCN光」とのセット割引

翌月繰越あり
クーポンON/OFFスイッチ

※1 SIMカード3枚のファミリープランです。
※2 通話付SIMでは標準でついています。

参考リンク:  OCN モバイル ONE IIJmio 

 

OCN特徴① 日単位の容量制限プランがある

これまで多くのMVNOでは、月単位で利用できる容量の上限を設定していました。

その上で、場合によっては「3日で366MB」などの追加制限もあったりしたんですね。

ですが、OCNでは、こういった月単位の上限のは別に、日単位で上限があるプランが用意されています。

この利点は、『仮に容量オーバーしてしまっても、通信速度を制限されるのはその日のみ』ということです。

つまり、翌日からはまた普通に使えるんです。

更に言うと、オーバーするくらいに使ったということは、もう夕方や夜になっているでしょう。

そういう意味でも、我慢する期間は少なく済むんですね。

これが3日で366MBとかだと、2〜3日は通信規制をうけたりします。

規制を受けると、サイトの閲覧などはものすごくストレスがたまるくらいの速度まで落ちてしまいますから、数日とはいえ結構きついです。

 

OCN特徴② 「3日で◯MB」などの期間制限がない

月単位のプランでも、あくまでひと月を通しての容量制限のため、日ごとに利用料を気にする必要はありません。

これも結構ポイント高いんですよ。

使っていると、どうしても利用量が多くなってしまう日ってあるんです。

で、「3日で366MB」などの制限がある場合、これを超えてしまうような時って、自分でも気づかないようなんですよね。

規制を受けて、通信速度が激遅にあってはじめて分かるというパターン。

事前にアラームが鳴るわけでもないので、気づかないみたいなんですよ。

なので、こうった期間制限がないというのは、ストレスフリーで地味に良いサービスなんです。

ちなみに、「IIJmio」にも「3日で366MB」という条件はありますが、これは低速通信のみの条件ですので、ほとんど気になりません。LTE通信では条件なしですから。

低速通信でこんなに使う人は、よほどの強者ですよ。

 

OCN特徴③ キャッチホン&留守番電話のオプションがある

これは「IIJmio」にはありませんので、重視する人にとっては大きいと思います。

但し、留守番電話に関しては、こういう方法もあります。 

【IIJmioユーザーへ】「FUSION IP-phone SMART」の留守番電話が全く違和感なく使えるという話 - いつもマイナーチェンジ!

 

OCN特徴④ 「050plus」が無料で使える

「050plus」とは、IP電話サービスです。

ネット回線を利用しますので、電話回線よりも安く電話をかけることができます。

でも、「050plus」は月額300円(税抜)の料金がかかるんですよ。

これが、ずっと無料になるんです。

結構、いいですこれ。

おおよそ音声SIMでの通話料は、どこの会社も20円/30秒。

でも、「050plus」だと、相手もアプリを入れていれば無料です。

それ以外でも、スマホやガラケーなら17.28円/1分、固定電話なら8.64円/3分。

長く使うなら、ジワリときいてくるのが電話代ですので、こういうサービスを無料を受けられるというのはお得です。

参考リンク: 050plus公式HP

 

OCN特徴⑤ 利用プランを毎月1度だけ自由に変えられる

今月は70MB/日プランだけど、来月は年末年始あるし4GB/月プランにするか、なんてことができるようです。

これも地味に便利。

今までなかったサービスですよね。

こうやって自由に変えられるのであれば、最初は少なめの70MB/日プランで契約してみて、やっぱりもっと使いたいとなった時に、別のプランへ簡単に移行できるというのはいいですよ。

ちなみに、プラン変更手続きをした翌月1日から変わるようなので、あくまで月単位で変更できるということです。

 

OCN特徴⑥ 「OCN光」とセットなら、毎月200円割引がある

さすが、ネットプロバイダ最大手ならではのサービスです。

僕も家の回線はOCNなので、ちょっと惹かれる・・・。

これで200円割引になれば、「IIJmio」との月額料金の差はなくなります。

毎月の料金は固定費ですので、これが小さくなるのはいいですね。

 

OCN特徴⑦ 混雑時の速度低下もあまりないらしい

これは僕自身が体験したわけではないので、あくまで参考情報として。

「IIJmio」は人気のMVNOなだけあって、契約者数が多いです。

そのせいで、首都圏などでは、お昼休みの時間帯など、みんながよく利用する時には通信速度が著しく落ちることがあるようなんです。

僕の住んでいる北海道では全く問題ないのですが、首都圏であれば、これが嫌で「IIJmio」にしない人もいるようです。

ですが、「OCNモバイルONE」のデータSIMでは、そういうことは少ないと聞こえてきます。

せっかく安く使えても、通信速度が遅すぎるのであれば意味がありませんから、もしかしたら首都圏ではOCNが一番の選択肢になるのかもしれません。

 

どちらがオススメか

首都圏なら、OCNがよいかと思います。

ただ、首都圏での「IIJmio」の詳しい通信状況が分かっていないので、あくまでネット上での話でしか判断できていません。

ですが、その点以外で考えても、前述した特徴はすべて良いものばかり。

正直、今、まっさらな状態で契約できるのだとしたら、僕はOCNを選ぶでしょう

「IIJmio」の特徴のひとつで「容量の翌月繰越」があるのですが、これはあくまで保険のようなもので、基本的には通常の容量だけでまかなえることが多いです。

それよりも、プラン変更、050plus無料、通信速度安定、などのほうが魅力的に感じます。

このへんの充実っぷりは、ほんと大手ならではなのですかね。

 

あとがき

“まよい犬

ここにきて、ようやく「IIJmio」以外の選択肢がでてきたかな、という感じです。

実際、使ってみないと分からない部分もあるのですが、実績あるOCNのことですから、おそらくは問題ないでしょう。

僕もさすがに「IIJmio」を解約してまで利用しようとは思いませんので、実際の使い勝手までは分かりませんが、かなり良さそうな内容であるのは間違いありません。

これから選ぶ方は、有力候補のひとつとして良いと思いますよ。

 

この後、比較表を更新しています。

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