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「WiMAX2+ ギガ放題」の速度制限は間違いなく個人単位で行われるのか。改めてサポートセンターに聞いてみました。

先日書いた「速度制限は連帯責任」という記事ですが、この内容について改めてサポートセンターに確認してみました。

通信速度は、契約する上で非常に重要な内容ですので、以前より細かく聞いています。

また、前回は男性の方でしたが、今回は女性の方でしたので、別のオペレーターからの回答となっています。

その内容を書き留めておきます。

 

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前回の記事はこちら

「WiMax2+ ギガ放題」についてサポートセンターに聞いてみました。 - いつもマイナーチェンジ!

 

前回同様、Q&A方式で

質問① 「3日で3GB」の速度制限は個人単位で実施されるものですか?

サポートセンターの回答

個人単位です。
3日間で3GB以上の通信を行ったお客様に対して、速度制限をかける場合があります。

 

質問② 前回質問時に、基地局単位で制限されると聞いたのですが、個人単位の制限で間違いないですか?

サポートセンターの回答

(ここで一旦確認しますとの事で1分程待ちました)
個人単位で間違いありません。
速度規制は、あくまで「3日で3GB」を超えたお客様個人に対して行う場合がある、というものです。
但し、ある基地局での通信量が多い場合は、その基地局エリア全体の通信速度が遅くなることはあります。結果として、お客様本人が「3日で3GB」を超えていなくても、通信速度が低下したという事にはなりえます。
また、速度制限といいましても「動画などは問題なく視聴できる程度」の通信速度ではあります。

 

質問③ 「速度制限を行う場合がある」というのは、しない場合もあるという事ですか?

サポートセンターの回答

私からは「速度制限を行う場合がある」としかお伝えできません。
また、速度制限に関しては、その旨の通知があるわけではないので、ご自身が現在速度制限をされている状態かどうかは正確には把握できません。
但し、UQ会員様であれば、HP上から「現在の使用通信量」は分かりますので、直近3日で3GBを超えているかどうかは確認できます。

 

質問④ 通信速度が遅い場合、それが個人の速度制限によるものか、基地局の混雑によるものか、判断はできないということですか?

サポートセンターの回答

そのとおりです。
お客様への通知はありませんので、「現在の使用通信量」を確認していただいた上で、実際の速度によって判断してもらうしかありません。
但し、月7GB制限プランの契約者様に対しては、7GBを超過した際の通知はあります。

 

電話を終えての感想

なるほど。

今回の電話でようやく理解しました。

先日の回答は、間違いではなかったけれども、誤解を招く表現だったということです。

注意するべきなのは、速度制限にも2種類あるということ。

それは、「3GB超過による速度制限」と「基地局混雑時の速度制限」。

この2つは、速度制限といっても、内容が異なるはずです

これを一緒にして考えると、おかしくなってしまうのです。

なので、この2つを違いを整理しておきます。

 

制限される期間

公式HPの説明では以下のように記載されています。

ネットワーク混雑回避のため、前日までの直近3日間で「WiMAX 2+」「au 4G LTE」の通信量の合計が1GB(2015年2月以降は3GB)以上となった場合、「WiMAX 2+」「au 4G LTE」の通信速度を翌日にかけて制限する場合があります(「WiMAX 2+」は、2015年3月までこの通信速度制限を実施しません)。

参考リンク: 速度制限について - UQ WiMAX

 
つまりは、「3GB超過による速度制限」は、超えたと認識されたタイミングから翌日いっぱいは、速度制限を受けるということです。

それに対して、「基地局混雑時の速度制限」は、期間はありません。できるだけ快適な速度で提供しようとするはずですから、混雑が緩和された段階で速度は改善していくはずです。

 

通信速度

先程の話とかぶる部分はありますが、

「3GB超過による速度制限」は多く使いすぎる人へのペナルティなので、問答無用で「ある速度」まで落とされるはずです。一応、公式で発表されている700kbpsが最大と考えましょう。

それに対して、「基地局混雑時の速度制限」は、その時の混雑状況によって早くも遅くもなります。そして最大は220Mbps。

同じ制限とはいっても、通信速度の上限が異なるということですね。

 

省略された言葉への理解を誤ってしまった

基地局単位の速度制限というのは、他のサービスでも行われている内容です。

僕が契約している「IIJmio」でも、お昼の時間帯は速度が遅くなりますので、これも速度制限といえば、速度制限です。

月2GBプランを契約していて、2GBを超えていないのに通信速度が遅くなるわけですから。

ですが、一般的に「速度制限」とだけいうと、「個人に対する速度制限」で使われることが多いと思います。

基地局の混雑による通信速度という意味で使われた「速度制限」という言葉を、何の確認もせずに「個人に対する速度制限」と受け取ってしまった事で今回の間違いが起こってしまいました。

つまり、前回記事の質問の回答を正確に整理すると、

3日で3GBの超過した場合、個人単位で翌日までの速度制限を受ける場合がある。また、それとは別に、基地局の混雑状況によってエリア全体の速度が上下する。

という事になります。

勘違いしやすい表現であったとはいえ、受け取る側も気をつけねばらないと反省しております。

 

ついでに聞いた「Try WiMax」のこと

今回はついでに「Try WiMAX」に関しても聞いてみました。
「Try WiMAX」とは、WiMAXのサービスを15日間無料で試すことができるサービスです。

参考リンク: Try WiMAXレンタル - UQ WiMax

 

質問⑤ では、別の質問です。 「Try WiMAX」は一度しか利用できませんか?

サポートセンターの回答

いいえ、90日経過すれば再度ご利用が可能です。

 

質問⑥ 「Try WiMAX」を利用した状態から、そのまま継続して契約できますか?

サポートセンターの回答

できません。
貸出するルーターはデモ機となりますので、一旦返却して頂いてから、新規に契約することになります。

 

あとがき

“まよい犬

前回の記事を読んで頂いた方には、誤解を招く内容となってしまい、大変申し訳ございませんでした。

情報発信しやすい世の中になった反面、発信する情報は誤りのないように気をつけねばなりませんね。

軽率だったと反省しております。

言葉の難しさを改めて感じた出来事でございました。

なお、昨日のルーター記事の続きは明日投稿します。

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