最近になって、電話の契約プランが定額へ変更になってきています。
ネットで批判されているほど悪いプランではないとは思うのですが、公式HPだとイマイチよく分かりません。
今後、MVNOなどへの移行なども考慮して、まずは電話契約の内容を整理するために、docomo、au、softbankの3社のショップへ行ってプランの確認をしてきました。
まず、僕の維持費(softbank)は
僕の場合を考えると、現在のソフトバンクの契約は、
通話基本料934円+通話料 約500円+通信定額(7GB) 5,200円=6,634円
新プランを適用させると、
通話定額2,700円+通信定額(2GB) 3,500円=6,200円
となり、400円ほど安くなります。
通信容量に関しては、僕の場合は、外出時に動画を見たり、テザリングをしたりはないので、1GBでも十分なくらいです。
というより、ほとんどの人は今までより安くなるのではないでしょうか。
ただ、通話にウエイトが置かれたというのは、ちょっと納得はしにくいですね。
通信容量7GBというのが多すぎたというだけで、それを小さい容量でも選択できるようになったのは喜ばしいことなんです。
でも、通話だけ見ると、ほとんどの人にとっては値上げになるわけで、トータルが安くなったからといって、両手をあげて喜べる内容では確かにないわけですね。
どちらにしても僕はMVNOにMNP転入することは決めてはいるのですが、今後「2台持ち」にする可能性もないとは言えません。
その可能性も含めて、とりあえずは実際にショップにいって確認してきたほうがいいと思い、行って来ました。
基本路線は、ガラケーとスマホの「2台持ち」を考慮に入れつつ、デュアルSIMフリー端末の持ち込みで通話と通信を別々に契約したいという話で進めてみました。
docomo
・スマホ契約の場合は、通話料定額2,700円(カケホーダイ)が必須。
・以前のような従量制プランはなく、定額1本。
・ガラケー契約の場合は、基本料934円で無料通話1,000円分つきのプランが最安。
・ガラケー契約でも、白ロム等の端末持ち込みの場合は上記プランは不可。
基本料1,800円で無料通話1,000円分つきのプランが最安。
・最初に通話2,700円+通信3,200円で契約後、すぐに通信だけを解約は可能。
但し、端末代金を割り引いてくれる月々サポートも消滅するので端末台は自己負担。
★最終的なショップからの提案
→ガラケーとスマホの2台持ち。
通話SIMのみの契約は可能ではあるが、動作は保証しないのでオススメしない。
au
・スマホ契約の場合は、通話料定額2,700円(電話カケ放題)。
・かつ、これまで同様従量制あり。プランZ基本料934円、au同士1:00〜21:00無料。
※従量制廃止の予定はないが、急な決定がある可能性もあるとの事。
※また、持ち込みの場合はプランZは不可のため無料通話なし。
・ガラケー契約の場合は、電話カケ放題2,200円か、プランZ(同様)。
・最初に通話2,700円+通信3,500円で契約後、すぐに通信だけを解約は可能。
但し、端末代金を割り引いてくれる毎月割も消滅するので端末台は自己負担。
★最終的なショップからの提案
→Xperia A2での1台持ち。
(今なら端末0円に加えて、15,000円程度の別途割引もある。)
通話のみ契約は可能ではあるが、持ち込み端末は無料通話がないのでメリット低い。
softbank
・スマホ契約の場合は、通話料定額2,700円(電話し放題)。
・これまで従量制あり。ホワイトプラン基本料934円、softbank同士1:00〜21:00無料。
ただし、ホワイトプランは2014年11月末で終了。
それ以降の新規契約はすべて通話料定額プランのみ。
機種変更でプラン継続する場合は、そのままホワイトプランを利用可能。
※詳細は現時点でも未定であり、新プラン登場の可能性はありとの事。
※同様に、ホワイトプランの継続が消滅する可能性もあるかもしれない。
・ガラケー契約の場合は、電話し放題2,200円か、ホワイトプラン(同様)。
・最初に通話2,700円+通信3,500円で契約後、すぐに通信だけを解約は不可。
★最終的なショップからの提案
→ガラケーとスマホの2台持ち。
(SIMフリー端末のことはよく分からないようで、提案なし)
まとめ
デュアルSIMフリー端末の事は、とりあえずはふっかけてみましたが、「キャリアとしては動作保証しません」としか言いようがないので、あまり有用なやりとりはできませんでした。
なので、2台持ちの場合を中心に話をした形になりました。
その結果を整理すると、「docomo」と「softbank」は通話定額プランしかなくなるので、今後2台持ちを考える場合は今のところ「au」の従量制が安くすみそうです。(家族通話なのでもあるので一概には言えませんが、家族や友達ならLINEやSNSでいいわけですし。)
ただ、そういう人はまだ全体の割合としては少ないでしょうから、他2社が定額プランを推し進める中、従量制を残し続けるメリットを「au」がどこまで感じられるか。
まだまだほとんどの人は、MVNOではなくキャリア契約が多いでしょうから、通話定額でも「とりあえずトータルで安くなるみたいだからいいか。」となり、通話定額がある程度定着しそうな気もします。
なんにせよ、僕個人としては従量制を残す「au」には、がんばってもらいたいと思ってはいます。
このあたりは、また後でもう少し整理したいですね。