いつもマイナーチェンジ!

普段の生活をほんの少しだけ便利で楽しくする情報を

【札幌UberEats日記】28日目 Uber配達員が車道を走る理由は、法律以外にもあるのです。

自転車の走行は『車道が原則、歩道は例外』という言葉があります。 法律上、自転車は軽車両なので、車道を走ることが法律を守ることになるのですが、Uber Eatsの配達員が自転車で車道を走るのは、それ以外にも理由があります。その理由がこちら。

『配達中の料理を、こぼさずに届けるため』

料理がこぼれる原因というのは、細かくはたくさんありますが、一番多いと思われるのが『縦揺れ』でして、これができるだけ起こらなくするには、車道を走るのが最も安全なのです。

歩道は、とにかく凹凸が多いです。車道と歩道の高さを調節するためのなだらかな傾斜はもちろんですが、そもそも車道に比べてメンテナンスが行き届いていないことが多く、普通の歩道でもアスファルトが剥がれていたり、補強はしてるものの部分的であるために盛り上がっていたり、その他もろもろの理由で、とにかく歩道を走っていると車道とは比べ物にならないくらいに『縦揺れ」が発生します。

自転車乗りであれば、『下からの衝撃を、ひざで吸収するテクニック』を使いますが、これも限界あります。常に衝撃があり続けると、逃しきれないのですよね。

こぼれやすい商品といえば、こんなもの。

  • ドリンク類(コーヒー、タピオカ、セット系ドリンク)
  • スープカレー

特に、炭酸飲料は揺れにかなり気を使いますし、そもそも、店によっては、密封状態が緩くて少しの揺れで外に漏れてしまう場合もあるようです。 私は幸い、まだ一度も漏れてしまった経験はないのですが、それでもやはり液体系のデリバリーはとても気を遣います。

自転車の走行は、常に車道を走ればいいというわけではなく、路肩が狭い道路や、1車線の道路などは、状況に見ながら歩道を走るようにしていますが、デリバリー中はなるべく車道を走っています。

自動車側から見れば、路肩を走る自転車は正直邪魔なのは分かりますが、業務上の理由もあるということは、理解しておいてほしいなぁと、Uber配達員としては思うところであります(なるべく車道側へ寄らないように気をつけます)。

そんなことを考えた、28日目でした。