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AndroidとiOSのホーム画面の違い。「ホームアプリ」とは?

Androidを使い始めて今日で2週間くらい経ちます。

少しずつ慣れてきたとはいえ、まだまだ分からないとこだらけ。

僕がAndroidで、さしあたって不満を感じているのが「バッジがないこと」だったのですが、これはどうやら『ホームアプリ』に依存するもののようです。

iPhoneユーザーからすると、ホームアプリ?なんだそれは?というモノなのですが、そのあたりの違いがようやく分かってきたので、まとめておこうと思います。

 

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Androidには、「ホーム画面」と「ドロワー」がある

まず初めに、iOSとAndroidの違いのひとつ。

iPhoneは、インストールしたアプリはすべて「ホーム画面」のどこかのページへ表示されます。

例えば、こんな感じに。

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それに対して、Androidは「ホーム画面」には、ユーザーが選択したものしか表示されません。

つまり、「ホーム画面」には、いつも使うものだけを表示させることができます。

そして、インストールしている全アプリを確認したい場合は「ドロワー」を開きます。

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イメージ的には、Androidの「ドロワー」が、iPhoneの「ホーム画面」という感じです。

この考え方、iPhoneを使っている時には『インストールしたものは画面に表示されるもの』として当たり前に感じていたのですが、Androidのように分けて表示できると、ホーム画面がすっきりします。

あまり使わないものであれば、iTunes上でだけ保存しておいて、iPhone上からは削除することもできますが、『普段はほとんど使わないけれども、たまに使う』というものは削除できません。なので、ほとんどの人は別ページにまとめてフォルダ分けして保存しておくと思いますが、そういったことが不要なのです。

慣れてしまえばそれほど気になることではないのですが、Androidを使い始めると、こちらの方が整理整頓されていて使いやすいかも、と感じるようになってきました。

 

ホームアプリとは

前述した「ホーム画面」と「ドロワー」の動きを制御するものです。

これは言葉だけではイマイチよく分からなかったのですが、いくつかホームアプリをインストールして触ってみて初めて理解できました。

ホームアプリで設定できる内容をいくつか挙げると、
 ・バッジの表示/非表示
 ・ページ切替時のアニメーション設定
 ・ドロワー内のタブ作成
 ・ドロワー内のフォルダ作成
 ・ホーム内でのジェスチャー設定
 ・ウィジェットの設定
 ・アイコンの行数・列数の設定

などなど。

iPhoneの場合は、Appleがすべて作成しているので当然ながら動作もひとつに統一されているのですが、Androidではホーム画面の動作自体をサードパーティのアプリで制御できてしまうわけです。

Androidを評価する時によく言われる「自由度が高い」というのは、こういう事なのですね。

少し分かってきました。

 

自由度が高いゆえに、マイナス面も

  以前の記事でも触れたことがあるのですが、前述したとおり、Androidには「バッジ」の表示はホームアプリに依存しています。

ちなみにバッジとはコレです。

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iPhoneに使い慣れている僕としては、Androidでバッジが表示されないのが不便に感じてしまいました。

ですが、何故そうなのかを説明している記事がありした。

環境により表示されたりされなかったり!?iPhoneではおなじみの「アイコンバッジ」がAndroidで今ひとつ影の薄い裏事情【吉川英一の「スマホのちょっと深いとこ」】 - S-MAX

 
記事内のポイントだけ抜粋すると、

一方Androidにおいてバッジを表示するのは、アプリアイコンをホーム画面に表示する、いわゆる「ホームアプリ」の機能となります。バッジが表示されるかどうかは、ホームアプリがバッジの表示に対応しているかどうかに依存することになります。
(中略)
もしTouchWizとApex Launcherの両方でバッジを表示させようとすると、上記の処理を両方記述する必要があります。今回は2種類だけを紹介しましたが、基本的にはホームアプリの数だけ別個に処理を記述する必要があるわけです

「TouchWiz」と「Apex Launcher」は、共にホームアプリの名前です。

つまり、ホームアプリごとにバッジ表示のプログラム記載方法が異なるために、アプリ側で対応しようとすると、ホームアプリの数だけ処理を分けて記載しなければならない。ホームアプリに対応した記載がされていない場合、そのアプリではバッジが表示されない、ということになるんですね。

なるほど、自由度が高いだけに、統一できなくなっちゃってるんですね。やりたいけどできない、と。

とても便利な「バッジ」がどうして表示されないのか、理由が分かりました。

 

それぞれの良さ

今日の内容だけで整理すると、

iOSの利点は『アプリに依存しない、バッジ確認のしやすさ』。

Androidの利点は『ドロワーによるホーム画面のすっきり感』。

という事で、ひとまずの整理としておきます。

その他にもAndroidには「ウィジェット」や「ジェスチャーカスタマイズ」といった便利機能があるのですが、とりあえず今日のところはまだそこまで確認しきれませんでしたので、またの機会にします。

 

あとがき

“まよい犬

OSが違うと、こういうちょっとしたところにも特徴があっておもしろいですね。

今の段階では、まだどちらが良いのか判断がつきませんが、少なくともAndroidのカスタマイズ性には俄然興味がでてきました。

なにより、ホームアプリは操作性の根底となる部分に思えるので、いろいろ試していきたいと思います。

今日のところはここまで。