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高級コンデジを買うならどれ? LX100、RX100M3、G7Xを比較検討してみました。

今日は、高級コンデジの比較記事です。

ここ最近、カメラをいじりながら考えたのですが、設定などを変えながら撮影するには、今のカメラだとちょっと物足りなく感じてきまして、高級コンデジに買い替えることにしました。

ちょっと出費がかさみますけれども、いろいろ覚えるなら、ちゃんと変化を感じらたほうが良いですから。

というわけで、主要な高級コンデジを調べた結果を書き留めておきます。

 
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自分の要望整理

高級コンデジといっても、ピンからキリまでありますので、どんな機能がほしいのかはっきりさせなければ選べません。

僕の要望はこんな感じ。

  • ちゃんとボケる。
  • それなりの接写ができる。
  • コンパクトで持ち歩きやすい。

 
整理といっても、大した内容ではないですがね (^_^;)

でも、調べたところによると、「ボケ」と「接写」は共存しにくいのだとか。

先日購入したOLYMPUSのTG-4は、接写に関してはコンデジ界トップといっていいかもしれませんが、いかんせん、センサーサイズが1/2.3型なので、普段の撮影時にはあまりボケない。

僕はこのへんの知識があまりないままに購入してしまったがために、ちょっと不満な買い物となってしまいました。

TG-4も、顕微鏡モードを使い出すと、無闇に使いたくなるくらいの楽しさはあるのですが、料理の撮影時にあまりボケないんですよね。

ちゃんとボケがでるカメラとなると、1型センサークラスが候補のようです。

となってくると、やっぱり売れ筋の3つに絞られてくるんですよね。

とりあえず、僕が絞り込んだ3機種のスペック表をのせておきます。

 

スペック比較表

 

メーカー Panasonic SONY Canon
機種 LUMIX
DMC-LX100
DSC-RX100M3 PowerShot G7 X
価格 ※1 ¥80,770 ¥79.380 ¥60,260
撮像素子 4/3型MOS 1型CMOS
裏面照射型
1型CMOS
裏面照射型
有効画素数 1280万画素 2010万画素 2020万画素
焦点距離:広角 24mm 24mm 24mm
焦点距離:望遠 75mm 70mm 100mm
F値:広角/望遠 1.7 / 2.8 1.8 / 2.8 1.8 / 2.8
光学ズーム 3.1倍 2.9倍 4.2倍
シャッター
スピード
60-1/4000秒 1-1/2000秒 1-1/2000秒
ISO感度 125-25600
拡張:100
125-12800
拡張:80,100,
25600
125-12800
最短撮影距離 50cm(標準)
3cm(マクロ)
5cm(標準) 5cm(標準)
5cm(マクロ)
モニター可動 上180度・下45度 上180度
電子ファインダー 0.38型
276万ドット
144万ドット 無し
手ブレ補正 光学式 光学式 光学式
Wi-Fi
自分撮り機能
AF自動追尾機能
4Kフォト
タッチパネル
サイズ(mm) 114.8x66.2x55 101.6x58.1x41 103x60.4x40.4
総重量 393g 290g 304g

 
※1 価格は2015年6月25日現在のヨドバシカメラ調べです。

 

Panasonic DMC-LX100

 
▶長所

  • 最短撮影距離はワイド端で3cm。高級コンデジの中では最短。
  • AF(オートフォーカス)が爆速。 ミラーレス一眼最速クラスのα6000に近い早さ。
  • 276万ドットのビューファインダー搭載。このクラスでは圧倒的に見やすい。
  • 絞り、シャッタースピード、露出などがアナログダイヤルのため、切り替えながらの撮影が楽。
  • 上記アナログ操作により、「スペックより、実際の使用感でやられる。」らしい。
  • 4K動画対応。動画から静止画の切り出しも可能。
  • カメラ単体でRAW現像が可能。

 
▶短所

  • 本体が大きい上に、レンズの厚みがあるため、携帯性は一番低い。
  • フラッシュがついていない。
  • 画面がチルトじゃない。
  • 本体にUSB端子がないため、充電はパッテリーをはずして充電する必要あり。

 
【感想】
高級コンデジで、(僕が調べた限りでは)それなりにマクロに強い唯一の機種。
ただし、そのぶんコンパクトさが犠牲になっており、最大の難点はコンデジとしてはレンズが分厚いこと。
ミラーレス一眼ほどではないですが、サイドポーチに入れても結構かさばるくらいの大きさ。
でも、取り出してさえしまえば、逆に、その大きさと重量感で撮りやすいとの声も多数。
各種設定が液晶画面ではなく、アナログダイヤルである点も、撮影をより楽しい物にしてくれるようです。
とても魅力的な機種ですが、やっぱり大きさが気になります。
カバンを持たない僕にとっては、ポーチに入れて邪魔にならないかどうかがポイントになりますので、実物を見てみないとなんとも言いえない印象です。

 
★この後、購入しました。気合を入れて書いた紹介エントリーがありますので、興味のある方はどうぞ。

 
参考記事:

 

SONY Cyber-shot DSC-RX100M3

 
▶長所

  • 最大の特徴は、胸ポケットにも入る圧倒的なコンパクトサイズ。携帯性が重要なコンデジにとって、最高のアピールポイント。
  • このサイズで、フラッシュに加えて、ファインダーまで格納されている。
  • 液晶が上下にチルトするため、目線の上の撮影、地面スレスレの撮影、両方をなんなくこなせる。

 
▶短所

  • 本体が小さいだけに、撮影時のしっくり感は弱い。
  • AF(オートフォーカス)の速度が比較的遅い。
  • スペック上は最短撮影距離が5cmだが、意外と寄れない。(ピントが合わない)

 
【感想】
高級コンデジを買うならば、まず最初に候補にあがるくらいの人気機種。
この前の型である、RX100、RX100M2も今だに人気があるようですが、どうせ買うのであれば、細かな点が改善されている最新機種が良いとの判断になったので、M3で検討中です。
このカメラの利点は、なんといっても「最強にコンパクトでありながら、マクロ撮影とタッチパネル以外は全部入っている」ということ。
マクロ撮影ができれば、何も考えずにこれを選ぶのですが、レビューを読む限りでは「寄れない」という声が多数。
料理写真を寄って撮りたい僕としては、どうしてもココが懸案事項となってしまっています。
もし買うにしても、7月末にM4が発売予定なので、もう少し価格が下がるまで待つべき?

 
 
参考記事:

 

Canon PowerShot G7 X

 
▶長所

  • スペックはRC100M3と同等ながら、価格が安い。
  • 液晶はタッチ操作対応。
  • チルト液晶。ただし、上に180度のみで、RX100M3のように下向きへは稼働しない。

 
▶短所

  • RX100M3同様、スペック上は最短撮影距離が5cmだが、意外と寄れない。
  • ファインダーがないので、明るい場所では液晶が見にくくて撮影しづらい。

 
【感想】
LX100とRX100M3の、ちょうど中間に位置する印象。
スペックは低くはないけれども、やぱりマクロが弱いのが個人的には泣き所。
コンパクトさではRX100M3のほうが良いし、マクロ撮影ではLX100のほうが良いので、選択肢としは一番弱いかな。
マクロに拘らなければ、とても良いカメラなのでしょうね。
実際、RX100シリーズよりも売れているという話も聞きます。

 
 
参考記事:

 

さて、どうしよう

検討自体は、まだネットの情報を集めているだけなので、近々店舗へ行って現物を見てこようと思ってます。

今現在、一番惹かれているのはLX100なのですが、やっぱりレンズの出っ張りがとても気になります。

携帯しやすいのがコンデジの最大の特徴であり、かさばることで持ち歩かなくなってしまったら、せっかくのカメラも意味がありません。

でも、3cmマクロと、アナログダイヤルの2点はとても魅力的です。

RX100M3は5cmなので、差は2cmだけですが、至近距離での2cmの差は大きいと思うのです。

うーん、悩ましいですね。

携帯性を重視するならば、やっぱりRX100M3。

携帯性でこれに勝る1型センサーコンデジは見当たりません。

料理の撮影に関しても、少し離れた状態であれば、ボケも含めて良さ気な写真を見かけました。

但し、僕が想定している距離感で寄れるかどうかはかなり不安。

料理写真をいろいろ探したのですが、見つからないところを見ると、やっぱりほどほどにしか寄れないのかもしれません。

まぁ、まずは近いうちに家電量販店で実物を見てきて、触ってみて、店員さんの話を聞いて、それからの判断になります。

 

それはそうと

先日カメラを買ったばかりなので、ただ単にこのまま買うわけにはいきません。

せめて、手持ちの物を何か売って、資金の足しにしようかと。

今のところは、手持ちのアイテムで、売ってお金にできそうなのは、iPhone5、Xperia Z3 Compact、PS3、ニンテンドーDS、PSPあたりかな。

古いゲーム機はあまりお金にならないかもですが、ソフトは22本あったので、合わせればそれなりになるだろうか。

資金の半分以上はカバーできると思うのですが。

あとは、先日買ったTG-4をどうするか。

顕微鏡モードは代替のきかない機能なのですが、コンデジを2台持つというのも、もったいないかなとも思います。

今のうちに売れば、それなりの値段で売れるでしょうから、新たに購入したカメラが、それ1つで問題ないようであれば、オークションなどで売ってしまうかもしれません。

これはこれでいいカメラなんですけれどもね。

残すかもしれないし、まだちょっと決めかねてます。

 

あとがき

  “まよい犬  

自分でもやばいなぁと思ってましたが、やっぱり買うことにしてしまいました。

カメラ恐るべし。

でも、まぁ、ワクワクできるような事は躊躇なくやっていきたいので、こういう判断になりました。

というところで、今日はここまで。

買った後にもレビューやオススメ紹介をしています