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iPhoneで撮った写真を、デジタル一眼のようにボカせる! 「Tadaa SLR」の凄さ!

背景がボケた写真って、かっこいいと思いませんか?

1型以上のセンサーを積んだカメラなら、そういう写真が撮れます。

例えば、僕の持ってるコンデジ Panasonic LX100なら、こんなのが撮れます。

 
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美味しそう〜。

色合いも綺麗だし、背景がボケているので料理が引き立ちます。

こういう写真が撮りたいから、コンデジを買ったんですよ、僕は。

でも、iPhoneカメラでも、結構いけるんですよ。

 
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iPhoneで普通に撮ると

こんな感じになっちゃいます。

 
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一気に、美味しそうじゃなくなっちゃいました。

暗いし、色のメリハリもない。

ちなみにこれ、「OneCam」という無音シャッターのカメラアプリで撮ってます。

無音なので店内でもとても使いやすいのですが、細かな設定ができない。

 
 
でも、

こんなドヨ〜ンとした写真でも、

アプリを使えばね。

結構なとこまでいけるんですよ。

このくらいまでは手直しができてしまいます。

 
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色がくっきりして、背景もボケていい感じじゃないですか?

今日は、こういう事ができるアプリをご紹介します。

 

Tadaa SLR

Tadaa SLR
Tadaa SLR
¥480
posted with アプリーチ

 
基本はカメラアプリなんですけど、「背景をボカす」という点において、とにかく凄いアプリなんです。

やり方を簡単に説明していきます。

 

加工手順

①エリア選択

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アプリを起動して、加工した写真を選択すると、上のような編集画面になります。
ここで、「ボカしたくない部分」を指でなぞると緑色になるのです。
修正したい場合は、下のメニューで「Erase」を選べば、消しゴムになりますので、右の写真のように、指でなぞった部分の選択を解除することができます。
あと、細かいことですが、下のメニューの「Edges」をOFFにしたほうが、狙った部分を選択しやすいです。
ONにすると、おおざっぱになぞっても、自動でそれっぽく選択してくれるのですが、精度があまり良くないので、OFFが使いやすいと思います。

 
選択が終わったら、右上の「Next」。

 
 

②範囲の設定

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ボカし具合を設定する画面です。
下のメニューで「Circular(丸形)」か「Linear(グラデーション型)」かを選べます。
今回は丸形を選んでます。
「Aperture」は、ボケのレベルです。
右にスライドすればするほど、ボケが大きくなります。
でも、この設定だけだと、ボケてる部分と、ボケてない部分の境界線がくっきりしすぎていて、いかにも合成写真で不自然です。

 
 
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なので、「Range」を変えます。
右の写真のように、右にスライドすればするほど範囲が大きくなり、自然なボケになります。
境界線が消えたでしょ?
右の写真では、白いラインは画面の外にいったので見えなくなってますが。

ちなみに、ボケの中心部をどこにするかも、タップひとつで好きな場所に設定できます。
今回は被写体が中心にあるので、特に変えていませんけれども。

 
ボケ具合が決まったら、右上の「Apply」。

 
 

③明るさ、コントラストなどを設定

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最後に、色合いを設定します。
下のメニューから「Adjust」を選びます。
「Brightness(明るさ)」「Contrast(コントラスト)」「Saturation(彩度)」を設定できます。

 
料理写真の場合は、少し明るくして、コントラスト、彩度を少し上げれば、それっぽくなりますよ。

 
右上の「Save」で完成!

 

ポイントは、Rangeを広めにすること

僕は最初、よく分からないで使っていて、こんな写真になってました。

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トレーと背景の境界が不自然ですよね。

アップにすると、特に分かります。

ほら。

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これじゃ使えないわー、なんて思ったのですが、単に使い方が悪かっただけでした。

しっかりと、Rangeを広くすれば、綺麗なボケにできます。

 
 

このアプリの凄いところ

それは、フォーカスする場所とエリアを自由に決められるところです。

周りをボカすアプリは、他にもあるのですが、大抵は「写真の端のほうをボカす」くらいのが多いです。

例えば、こんな感じに。

 
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こんな感じで、写真の中心にフォーカスが合った状態で、端のほうをボカすという感じ。

でも、いろいろ写真を撮ってると、必ずしも被写体を中心にしたいわけじゃないのですよ。

ちょっとズラして撮りたいことも、よくあるわけで。

結構すごいです、これ。

 

ぜひ一度使ってみてほしい

背景がボケた写真ってカッコイイですよ。

これね、一度やってみるといいです。

ただそれだけで、プロっぽい仕上がりになって、テンション上がりますから。

価格は480円と、少しお高めなアプリですが、カメラでやろうとすると、デジタル一眼や、高級コンデジが必要。

それを考えれば、十分アリだと思うのですが。

特に、料理写真を頻繁に撮る人には、ぜひ一度使ってみてほしいアプリです。

 

Tadaa SLR
Tadaa SLR
¥480
posted with アプリーチ

 

あとがき

  “まよい犬  

こういうアプリがあると、iPhoneのカメラも捨てたものではないなぁと感じます。

コンデジが手元にない時は、とりあえず iPhoneで撮っておくことが増えそうです。

というところで、今日はここまで。