■2016.8.15更新■
先日、とある主婦ブロガーさん(id:yutoma233)が言っておられました。
「本格的にカメラが気になってきたけど、どれがいいか分からない。」
ですよねぇ、分かります。
僕も最初に選んだ時には、もう何が何やら全然分かりませんでした。
種類が多すぎるんですよね、カメラって。
そんなお悩みに対して、僕なりの意見を(勝手に)書かせてもらいます。
いくらかでも、選ぶ際の参考になれば。
最初の整理
▶主婦ブロガーさんの要望
- 接写で背景をボカせる。
- 撮りたいのは、手近な景色。(壮大な自然は不要)
- 生活防水があれば嬉しい。
- コンデジかミラーレスかで悩む。
- 予算は5万円くらい。
こんなところです。
さて、では僕なりに整理していきますよ。
コンデジかミラーレスか
これは僕も最初悩みました。 コンパクトタイプのコンデジもいいけど、長く使うならミラーレスのほうがレンズ交換もできるし良さそうじゃない? それになんかかっこいいし。 そんな感じに思ってましたね。
でもつまりは、「レンズ交換が必要かどうか」ってことです。
不要ならコンデジでいいし、必要ならミラーレスがいい。
ただ問題なのは、これからカメラを始めようとする人には、その「必要かどうか」が分からないってことです。よく分からないから保険として「交換できたほうがいいんじゃないか?」と思うわけです。
なので、これを少しでも判断できるように、ちょっと掘り下げて考えてみます。
なぜレンズを交換するのか
それは、撮りたいものによって、最適なレンズがそれぞれ別に存在するからです。
言い換えると、全ての要望を満たす万能レンズはないということです。
例えば、
スマホのカメラも綺麗な写真は撮れますが、こんな不満はありませんか?
- もっとズームして大きく拡大したい。
- もっと近づいてアップで撮りたい。
- 夜だと暗すぎるので、もっと明るく撮りたい。
でも、当然ながら、スマホはレンズ交換なんてできませんので、これらを根本的に解決することはできません(外付けの取り付けレンズで多少はできますが)。
スマホのカメラはなにせ「小型化」が一番の優先事項ですから、そのために機能がかなり制限されるのです。デジタル一眼のレンズを見ても分かりますよね。あんなに長いレンズはスマホには入りませんよ。
「小型化」はいいから「近づいて撮りたい」を優先しようと思った時に、レンズ交換の意味がでてくるわけですね。
必要なレンズの種類は?
もちろん、人によるのですが、それを言ってしまうと何も始まらないので、一般論で書きます。
僕がいろいろ撮っている限りでは、交換式レンズは4つ持っていれば、おおよそのことはできます。
- 望遠
- 標準単焦点(もしくは標準ズーム)
- 超広角
- マクロ
大体はこの中から更に細分化されていくのです。
望遠レンズ
SIGMA 18-250mmF3.5-6.3 (F13,1/320秒,ISO1800)
遠くの被写体を大きく撮ることができるレンズです。 スマホで撮れないものの代名詞かもしれません。
用途としては、
- 運動会で競技している子供を観客席からアップで撮る。
- 野鳥など、近づいたら逃げてしまう生き物を、近寄らずに撮る。
- 動物園で、奥のほうでじっとしている動物を撮る。
- 高い建物のてっぺん、夜空の月など、手の届かない場所を大きく撮る。
- イベント撮影など、自由に動けない位置からいろいろ撮りたい。
本来は撮れないものが撮れるのが望遠の良いところ。
自分が移動することで大きさを調整できるなら、そうすればいいんです。でも、自分が動けない、そもそも近寄れない、という時には望遠レンズは大活躍します。
標準単焦点レンズ
FUJIFILM XF35mmF1.4R (F3.6,1/150秒,ISO400)
単焦点レンズとは、焦点が単一なレンズのこと。つまり、ズームができません。
そのかわり、綺麗で明るい描写と、鮮やかなボケ味をだすことができます。
本当にざっくりと言うと、ズームできるレンズより綺麗に撮れます。
ズームって便利なんですけど、日常のスナップ写真なら、実はなくても結構なんとかなります。 だって自分が前後に動けばいいだけですから。
なので、画質を優先させて考えた場合、やっぱり単焦点レンズがいいんですよね。背景も綺麗にボケますしね。
超広角レンズ
FUJIFILM XF10-24mmF4R (F4,1/7500秒,ISO400)
望遠の逆で、「引いて」撮れるレンズです。
一枚の中に多くの景色を取り込むことができるのが特徴。
用途としては、
- 広大な自然の景色が撮れる。
- 狭い屋内でも部屋全体を撮ることできる(標準以上のレンズだと、どんなに後ろに下がっても撮れない絵が撮れる)。
- パースを活かした、遠近感のある写真が撮れる。
以外と重宝するのは、屋内撮影でしょうかね。
スマホのカメラとかだと壁ギリギリにへばりついて撮っても、撮れる範囲って限られてます。あとは撮られる側が動くしかないのですが、超広角レンズならそんなこともなく、広い絵で撮れます。
マクロレンズ
顕微鏡のように「小さいなものを大きく撮れる」レンズです。
ちなみに、上の写真はボールペンのペン先です。
望遠レンズは遠くのものを撮るレンズであるのに対して、マクロレンズは近くにある小さなものを撮るレンズです。
用途としては、花の蜜を吸っている蜂など、昆虫が多いように思えます。もちろんそれだけじゃないですけどね。
判断の基準
もう一度書きますと、最低限必要なレンズって4つあります。
- 望遠
- 標準単焦点(もしくは標準ズーム)
- 超広角
- マクロ
ここで話は戻りますが、これらの中で2つ以上必要なら「ミラーレス一眼」、1つでいいなら「コンデジ」ってことになります。
ここからは人によって違うとは思うのですが、僕の個人的な意見を(主婦ブロガー目線で)書いておきますと。
▶望遠レンズについて
これは、まずほしいと思う筆頭なのでしょうが、使ってみると、実際使うシーンはかなり少ないです。
但し、少なくはありますが、ほしい!と思う場面はどこかにあります。その数少ない場面のためにレンズ切り替え式を選択するかどうか。
使うためには当然、持ち歩かなかればいけませんので、それも含めて考える必要があります。
▶標準単焦点(もしくは標準ズーム)ついて
普通に写真撮るだけなら、これだけあればほんと足りるんですよ。
あとはボケ味があったほうが雰囲気ある写真になる。
ボケを重視するなら単焦点だし、ボケを少し犠牲にしてでも、万が一の時のために多少のズームがほしいなら標準ズーム。そんな切り分けじゃないでしょうか。
▶超広角レンズについて
これは自然の景色などを撮る目的がなければ、ほとんど不要です。
あれば便利なのは間違いないですが、なくても困りません。なんとかなります。
▶マクロレンズについて
これは正直、最初はちょっとおもしろいだけであまり使わないと思います。
はっきりした用途があるなら別ですが、顕微鏡のようにズームアップしたいケースってほとんどないですよ。
身の回りの雑貨や、外食時の料理などはマクロは不要です。ほどほどに寄れるレンズで十分です。
あれば面白いレンズですけど、必須じゃないと思います。
迷うなら
ここまで読んで、こう思う人もいますかね。
「使ったことないんだから、レンズなんてワカンネー!」
正解です。
正直、分からないんですよ。 なんだかんだ言って、カメラって自分で使うまで分からない。
だから、どうしても決めきれないのであれば、ミラーレス一眼にして、実際に自分で使ってみるしかありません。
逆に言うと、自分で実際に使って納得しない限り「使ってみたい」という気持ちは消えないもんです。 我慢してコンデジを買って、「やっぱり望遠がほしかったなぁ」なんて思うくらいなら、最初からミラーレス一眼を買うべきです。
と言いたいところなのですが、
今回は主婦ブロガー向けの内容です。 独身者ならまだしも、主婦だと自分で自由にお金を使えるわけじゃありません。
一度買ったらば、追加レンズなんてもっての他。買ったカメラで5年は戦うぜ!って場合。 そんな場合は素直にコンデジにするべきです。 下手にミラーレスにして、いろんなレンズが欲しくなったら逆にやばい。俗にいう「レンズ沼」ってやつです。
レンズなんて1個で数万します。高いと10万円超えます。そんなの買えるわけないと思うでしょう。いやいや、買っちゃうんですねぇ。怖いんですよ、沼って。 なので、資金が出せない人は、そんなことを考える必要のないコンデジにしておきましょう。
もし別の選択肢があるとすれば。
自分のカメラじゃなくて、「家族全体のカメラ」として買うことができるのであれば。 旦那さんと相談しつつ、ミラーレスの選択もありかもですね。その代わり、常に自分だけ持ち出して使えなくはなりますが。
というか、コンデジだって凄く綺麗に撮れますからね。もっと言うと、コンデジを買ってしまえば、もうスマホを買う際にカメラ機能を気にする必要はありません。だって、写真はコンデジのほうが断然綺麗だから、使わないんですよ、スマホのカメラ。
コンパクトでポケットに入る携帯性は、そういうところでもメリットがあるのです。
コンデジかミラーレスか
- 追加で予算が出せる見込みがないならコンデジ一択。
- お金を自由に使えて、尚且つミラーレスが気になるならミラーレス一択。使いたい気持ちは実際に使うまで消えない。
- 家族カメラとして買えるなら、望遠なども揃えられるミラーレスにするのもあり。
防水仕様のカメラは少ない
さて、続いて、防水について。
これに関しては、正直、「諦めたほうがいい」と思います。
なぜかというと、防水仕様のカメラって2極化してるからです。
安いカメラは、防水に特化しすぎてて、スマホの画質とほとんど変わりません。但し、水中でも撮れる。防水だけに特化したからこその低価格なわけです。
画質がいいもので防滴防塵機能付きは、値段が高いです。それに、種類も少ないので選択肢がかなり狭くなります。
今回の要望である「予算は約5万円」という条件であれば、安いクラスのカメラになりますが、それだとほんとスマホで十分だと思いますよ。
実際、僕が使っていたOlympus Stylus TG-4 Toughという防水カメラがありますが、作例を見てもらえば分かります。用途がはっきりしていれば凄く良いカメラですが、おそらく今回の要望から考えれば、やめたほうがよいです。
参考記事: スマホカメラとコンデジの撮影比較! TG-4とスマホで公園風景を撮り比べてみました。 - いつもマイナーチェンジ!
雨の日にちょっとだけ外で撮りたいくらいなら、防水機能が付いていないカメラでも可能です。
というか、スマホでも大丈夫です。防水じゃない iPhone6でも水中で数分動いたという検証もありますし、ちょっと水滴がつくくらいなら、すぐに拭き取れば全然問題ありません。それはスマホもカメラも一緒。
どうしてもというならば、やっぱり防水コンデジになりますけどね。
▲STYLUS TG-860 Tough(約3万)
- センサー:1/2.3型(スマホと同等)
- 画素数:1600万画素
- 光学ズーム5倍
一番の特徴は「チルト液晶で180回転するので自撮りができること」。
防水で自撮りしたいなら、これ一択。
▲RICOH WG-5 GPS(約2.6万円)
- センサー:1/2.3型(スマホと同等)
- 画素数:1600万画素
- 光学ズーム4倍
- F2.0の明るいレンズ
画質はスマホ同様ながら、F2.0なので暗い場所でも明るめに撮れるのがいい。
更には「顕微鏡モード」というのがあり、超接写が得意。面白いカメラではある。
僕の使っていた Olympus TG-4 でも同様の機能がありました。参考までに。
参考記事: STYLUS TG-4 初日レビュー! 顕微鏡モードが美しすぎる、楽しすぎる! - いつもマイナーチェンジ!
僕からの提案
さて、もう一度要望を整理しておきます。
▶主婦ブロガーさんの要望
- 接写で背景をボカせる。
- 撮りたいのは、手近な景色。(壮大な自然は不要)
- 生活防水があれば嬉しい。
- コンデジかミラーレスかで悩む。
- 予算は5万円くらい。
これらを踏まえて、僕なりにオススメする機種は書いていきますね。
Canon PowerShot G9 X
コンデジなら断然コレです。
一番条件を満たしているカメラだと思います。
①1型センサー搭載なので、それなりにボケる。
②価格は約4.4万円。
③今あるコンデジの中で最強に小さい。
④最短撮影距離5cmなんで、そこそこ寄れる。
⑤シャッター音が比較的小さいので飲食店でも使いやすい。
⑥タッチ液晶対応なのでスマホのように操作できる。
欠点は、
☓1 液晶が固定式なので自撮り不可。
☓2 ファインダーがないので屋外の明るい場所では液晶が見にくい。
少し前はずっとSONYのRX100を推してたんですが、これが発売してからはコレ推しです。 コンデジの良さである「ポケットにも入るコンパクトさ」を持ちつつ、背景ボケまで楽しめる素晴らしいカメラです。
細かな機能を考慮すればもっと上位機種もありますが、そうなると値段も高くなるのでよろしくない。
画質も値段も、入門カメラには最適ですよ。
まじオススメ。
ちなみに、コンデジの代名詞とも言われるSONY RXシリーズもありますが、
初代RX100(約3.9万円)は数年前の機種なのでさすがにちょっと時代遅れ。Wi-Fiもないですし。
Wi-Fi付きの RX100m2(約5.7万円)は予算オーバー。G9Xが出た今とはっては、値段もちょっと高い。
そんな理由から、CanonのGシリーズのほうが良いと思います。
Canon デジタルカメラ PowerShot G7 X
自撮りしたいならこちら。
液晶画面が180度動きます。
先ほどのG9Xの上位機種です。
価格は約5万でギリギリ予算内。
最新型のG7X MarkⅡというのもありますが、値段が約7.3万円で予算オーバー。
機能的にはこちらで十分ですよ。
OLYMPUS PEN Lite E-PL6 EZレンズキット
ミラーレス一眼ならコレでしょうかね。
標準ズームのレンズキットで約4.3万円。
特徴としては、
①4/3型センサーは、1型よりも更に高画質。
②カメラ本体に手ブレ補正がついてるので初心者にも優しい(それほど強力ではないようですが)。
③見た目が可愛らしい。
④パナソニック製の4/3用交換レンズも使えるので、レンズの種類が多い。
⑤液晶がチルトするので自撮りOK。
欠点は、
☓1 レンズも含めると、それなりにかさばる。
☓2 ファインダーがないので屋外の明るい場所では液晶が見にくい。
ボケを重視するなら、キット物じゃなくて、本体単品と別売り単焦点レンズを別に買うと良いです。
但し、その場合は、ちょっとだけ予算オーバー。
本体 3.5万円、単焦点レンズ 2.1万円で、合計 5.6万円。
しかも、ズームはありません。
そのかわり、背景がよくボケます。
ズームがないのが不安ならば、最初は標準ズームキットを買っておいて、あとからまたお金を貯めて単焦点レンズを買うという手もあります。逆でもいいですけど。
レンズを買い足せるのは、レンズ交換式カメラの良いところですから、最初から全て揃える必要もありません。ただまぁ、これが「沼」とも言われる所以なのですが。
また、単焦点レンズは「あまり近くに寄って撮れません」。 このレンズも最短撮影距離は25cmです。
近くに寄って撮りたい場合は、レンズ用の眼鏡と言われるクローズアップレンズを取り付けましょう。(購入の際は、フィルターの径に注意)
参考記事: クローズアップレンズを購入! たった1,000円でここまで寄れるならブツ撮りには十分だ。 - いつもマイナーチェンジ!
Panasonic DMC-GF7
もうひとつのミラーレス一眼候補ならコレでしょうかね。
標準ズームと望遠ズームの2種類が付いたレンズキットで約5万円。
上記のPEN Liteで同様のキットを揃えようとすると約4.8万円。
特徴は先程のPENとほぼ一緒ですが、「無音シャッター」が使えます。
飲食店で料理撮影をする時などは大活躍します。
但し、PENと違い、カメラ本体に手ブレ補正がついていないので、レンズ側に手ブレ補正機能が付いていないものを使うと結構ブレます。ズームレンズなら結構ついてますが、単焦点レンズは手ブレ補正機能がついていないものが多いので、そこは要注意。
こんなのもあるんですよ
ここからは、おまけです。
予算オーバーの案件ばかりですが、特徴的で魅力的なカメラをご紹介。
あくまで参考までにね。
Panasonic ルミックス DMC-TX1
このコンデジ、凄いんです。
このコンパクトサイズで「光学10倍ズーム」搭載なんです。
(普通のコンデジなら、いいとこ3〜4倍です。)
これまでも望遠に強いデジカメはいくつかありましたけど、どれもコンデジと言えないようなバカでかいレンズが付いたカメラばかり。
でもこれは本当にコンパクト。
それでいて10倍ズームって凄いです。
日常で撮影するには10倍もあれば十分すぎます。
こういうちょっと尖ったカメラを出すのもパナの良いところかもですね。
2016年3月10日に発売したばかりなので、お値段はちょっと高めで約8.6万円。
でもパナソニックのカメラって何故かあまり人気がないので、半年もすればかなり値崩れしそうです。
パナソニックのコンデジって、僕も使ってますけど本当に使いやすいですよ。 初心者でも使いやすいように作られてるのが好感持てます。
富士フイルム X70
これもいいカメラ。
個人的に凄く欲しい。
このカメラの特徴は、コンデジのくせに「単焦点レンズ」ってことです。
僕が常々オススメしている単焦点レンズ。
ズームできない代わりに、綺麗な描画で、綺麗なボケ。
しかも、使っている撮像素子は「APS-C」といって、先程紹介したミラーレス一眼のPENよりも更に上位のセンサーです。
以前はリコーのGRというカメラの独壇場だったのですが、富士フイルムもそこにぶっ込んできました。 GRと違って画面が180度回転するので、自撮りも可能。 しかも「色合い」で定評のある富士フイルムのカメラですから、スナップ撮影には本当に最強だと思います。
2016年1月15日に発売されたばかりなので、お値段もお高めで約 7.3万円。
欲しいわぁ。
■2016.8.15追記
結局、これ買いました。
詳細なレビューは後日書きますが、まずはこちらの記事をどうぞ。
Panasonic ルミックス DMC-LX100
僕が愛用中のコンデジ。
価格は約6万円。
僕は今、デジタル一眼、ミラーレス一眼、コンデジ、SIMフリーカメラ、と一通り持っていて使ってますが、それで思うのはLUMIX LX100って本当にいいカメラだということ。 普段使いにはマジ最強。
簡単に言うと、
- 4/3型センサーで美しい画質。
- 最短撮影距離3cm。
- 広角端でF1.7という明るいレンズ。
- 完全無音シャッター。
- 当然、手ブレ補正付き。
- カメラ内RAW現像で、撮ってすぐ編集可能。
- Wi-Fi環境があれば、直接Flickrへアップロード可能。
- ファインダー付きなので屋外でも余裕。
欠点としては、
- レンズが少し厚めなのでポケットに入らない。
- フラッシュは別売り。
- 液晶が固定なので自撮り不可。
思いの丈は、こちらの記事に書いてありますので、興味のある方はどうぞ。
総括
さて、長々と書いてきましたけれども。
特にこだわりがなければコンデジを買うのをオススメします。
なぜならば、カメラをどう使うかまだ分からないからです。
スマホとコンデジって、撮れる絵が全く別物ですから、コンデジで撮るようになって初めて「自分が何を撮りたいのか」が分かると思います。そして、撮るためには持ち歩かなければいけない。そのためには少しでもコンパクトで軽量のほうがいいんです。
そうやってある程度の期間、カメラを使ってみて、そこからやっぱりステップアップしたいと思ったら、その時にまた次の機種を考えればいい。そして、その時にはすでに「自分が何を撮りたいのか」が分かってきていますから、どんなカメラが必要かも分かってきます。そうなった時に、その目的と方向性に見合った高性能機を買えばいいのです。
ただし、ミラーレス一眼が気になってしかたがない場合は、素直にミラーレス一眼を買いましょう。
途中で書いたとおり、気になってる気持ちは実際にそれを使ってみないと解消されません。変に安くあげようとしてコンデジを買っても満足できないと思います。いつまでも「ミラーレスにしておけば良かった」という気持ちを持ち続けることになります。
と、最後に惑わすようなことを書いてしまっていますが、
僕が思うに、
最初のカメラ選びで一番重視すべきは
「このカメラを使ってみたいという気持ち」
だと思います。
もちろん、どんな機能があるかも下調べした上で選ぶのですが、最後の決め手はフィーリング。 どんなに良い物を買っても使わなければ意味がありませんから。
フィーリングの合うお気に入りのカメラを買って、とことん使い倒すのが一番良いと思います。
最後のまとめ
- 特にこだわりがないならコンデジ。
- ミラーレス一眼に憧れるなら買うべし。その気持ちは実際に使うまで解消されない。
- 変にケチって予算内で収めると後悔する。気に入ったカメラがあるなら、資金捻出して買うべし。