自分で言うのもなんですけれども。
僕は犬に好かれます。
以前、犬舎で働いていたんですけどね。
けんしゃ。
ケンネルとも言いますが。
そこで200匹以上のワンコの世話をしていた時も、最初からやたらとなつかれました。
誰に教わったわけでもないのですが、
いくつかテクニックらしきものはあります。
そのうちのひとつを、ちょっと書いてみますよ。
いきなり撫でちゃダメ
よく、初めて接する犬に対して、いきなり頭を撫でる人がいますが、僕はこれ絶対にやりません。
まぁ、ゴールデンレトリーバーみたいに、向こうからフレンドリー全開でくるワンコには特に何も考えなくていいんですが、そうじゃない場合は、無闇に撫でないほうがいいです。
頭を撫でられて嬉しいのって、信頼してる相手に対してだけですから。
初対面の人に、いきなり頭上から手を近づけられたら、叩かれる!って思う犬も多いんですよ。
撫でた時に目をつぶる犬っていませんか?
ビクッ!ってなってませんか?
臆病な犬ほど、いきなり頭を撫でられたら怖いんです。
撫でようとしてる側は、かわいがろうとしてるんでしょうが、犬にそんなことが分かるわけありません。
あ、ちみみに、
「ウゥ~~~・・・・」って唸ってる場合は、絶対に近寄っちゃだめですよ。
唸るってことは、何かあれば攻撃してくる合図です。
ここで無理してもいい事がありません。
素直に諦めましょう。
話しかける
唸ってる以外の場合は、まずはちょっと近づいて、目線の高さを合わせつつ話しかけます。
当然、言葉なんて通じませんが、いいんです。
犬ってね。
雰囲気を感じ取るんですよ。
言葉は分からなくても、感情を読み取ります。
怖い人なのか、優しい人なのか。
フレンドリーに話しかければ、結構伝わるんですね。
人間だって、見知らぬ人にいきなり体を触られたら嫌ですよね。
犬だって一緒。
まずは話しかけて、「自分は害がないよアピール」をすると良いです。
顎の下を撫でる
話しかけてみて、ちょっと緊張がほぐれたら、初めて触ります。
この時も、頭は撫でない。
顎の下あたりをスリスリしてあげます。
ここは猫が喜ぶ場所ですが、初対面の犬にも有効です。
なんでかというと、人間の手が視界の中にあるじゃないですか。
頭を撫でようとすると、犬からすれば、視界の外から影がかぶさってくるんですよ。
でも、顎下だと、見える範囲での動きですから安心感があります。
少なくとも、僕が知る限りでは、顎下を撫でて、目をつぶったり、ビクッとなる犬はほとんどいません。
なので、最初に触れる場所としては、ここがベストだと思うのです。
顎下がOKであれば、次は背中のあたりを大きく撫でてあげます。
犬とのコミュニケーションは、やっぱり触れ合うのが効果的なのは間違いありません。
もちろん、反応を見ながら、嫌がるようであれば止めたほうが良かったり、別の場所が良かったりするケースもあります。
このへんまでくると、正直、あとはワンコの性格次第なんですけれどもね。
あとがき
初対面の犬に対する接し方を書いてみました。
人に慣れていて、とにかく遊びたい、撫でられたいワンコもいますが、内弁慶のワンコもたくさんいます。
そういう場合は特に、今回書いたアプローチでかなり印象が結構違うはずですよ。
というところで、今日はここまで。
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