興味深いニュースを耳にしまして。
タイトルどおり、ミクさんとAR体験ができるイベントが札幌で開催されるとのこと。
しかも、世界初だそうで。
ARって何?と思いながらも、現地で体験しようと思い、下調べなしに行って来ました。
VRとARの違い
そもそも、ARって何?
僕はあえて調べずに行きましたが、こんな技術だそうです。
拡張現実(かくちょうげんじつ、英: Augmented Reality、アグメンティッド・リアリティ、AR)とは、人が知覚する現実環境をコンピュータにより拡張する技術、およびコンピュータにより拡張された現実環境そのものを指す言葉。
引用元: 拡張現実 - Wikipedia
ほーん、初めて聞きました。
VR(バーチャルリアリティ)とは違うんですかね?
バーチャルリアリティ(英: virtual reality)とは、現物・実物(オリジナル)ではないが機能としての本質は同じであるような環境を、ユーザの五感を含む感覚を刺激することにより理工学的に作り出す技術およびその体系。 略語としてVRとも。
引用元: バーチャルリアリティ - Wikipedia
うーん、文章だといまいち違いが分かりませんね。
ざっと調べたところ、簡単に言うとこんな違いのようです。
イベント概要
↑は公式の動画です。
動画にあるように、スマホアプリを通して、ミクさんと交流ができるという内容でございます。
このアプリ「ミク☆さんぽ」は、Googleの空間認識技術「Tango」が使われているそうで、この技術を活用した実証実験として実施されるとの事。 なんか凄そう。
技術に名前が付いてると、ソソられますよねぇ。僕が今回、行ってみようと思った理由はこのあたりなのです。
しかも、札幌だけの開催。
更に世界初。
行くしかない。
- 開催場所は2箇所。
- 新千歳空港4階の「雪ミクスカイタウン」は、2/10〜12まで。
- 札幌市中央区の「札幌ファクトリーアトリウム」は、2/11〜12まで。
- 参加費は無料。
行って来た!
やって来ました、新千歳空港。
こんな店、あったんですね。
店前では、すでにファンの方々がくつろいでおられます。
写真も撮れるようです。
嬉しそうだな、みんな。笑
開始時間が近づいてくると、列が出来始めました。
よく分からないまま、とりあえず並ぶ。
しかし、ここからが長かった。
すぐに案内されるかと思いきや、思いのほか長引いて、なんだかんだで1時間。
端末のトラブルとかもあったのかな。
稼働してない端末が何台かありました。
初の試みですしねぇ。
しょうがない。
ようやくキターー!
端末を渡され、操作説明を受けます。
ふむふむ。
と言っても、呼び出しアイコンを1度タップすれば、あとは画面を見てるだけです。
いざ!
こんな感じで、画面内にミクさんが登場し、案内をしてくれました。
当然、スマホ画面の中だけで表示されております。
現実世界にはおりませぬ。
ちなみに右側にある、
上のアイコンは、ミクさんが何かアクションをしてくれます。
中のアイコンは、写真が撮れます。
下のアイコンは、ミクさんを近くに呼び戻すことができます。
自分が歩くと、ミクさんも一緒に歩きながら先導してくれます。
何も操作する必要がないって凄い。
GPSとか使ってるのかな。
1曲、歌を披露してくれました。
スマホを下に持っていくと、それに応じた視界になります。
お約束のもやろうと思ったのですけどね。
人の目があるしね。
ミクさんはアイドルですしね。
いろいろな思いが混ざりあった結果、そんな事はしてはいけないとなんとか気づくことができました。
いい大人なのに、何をしようとしているのか。
動画をちょっとだけ
一応、動画を撮って来ましたので、少しだけ公開。
iPhone撮影なので、手ぶれして見にくいですが、ご勘弁を。
体験してみた感想
なかなか面白い試みだと思います。
僕はVRは体験したことはないのですが、VRだと結構な確率で酔うらしいですからね。僕なんかは車酔いもしますから、確実に酔うでしょう。 でも、ARなら酔ったりしないし、長時間見ていても大丈夫そう。 大掛かりな装置も不要で、スマホがあれば手軽に体験できるし、VRとの棲み分けはできそうですね。
ギリギリまで近づいたらどうなるかやってみたのですが、ポリゴンの中に入るような事はなく、一定以上近づいたら消えてしまう感じでした。3D処理というよりも、内部的には2Dなのだろうか。
ちょっといじわるな実験ですが、僕が近づいたらミクさんが距離をとっていくアルゴリズムを利用して、ミクさんが展示物を背にした状態で僕が近づいたらどうなるかやってみたところ、展示物の中に入ったような状態になりました。さすがに物理的な物体との位置関係までは考慮されていない様子。ふむ。
一般的なゲーム等と違うのは、やはり、こちらの動きに応じてミクさんが反応するところですね。 これはゲーム機の操作とはまったく別物なので、「リアリティ」ならではの楽しみ方だと思います。 今回は位置情報のみのアクションのようでしたが、これに音声認識が加わって、こちらが話し掛けたら、それに応じた反応をしてくれたりすると更に楽しくなりそうです。
こういのが発展していくと、例えば、店舗内全域でミクさんに案内してもらったり、解説してもらったりができるようになるんでしょうか。そうなると最早店員さんだなぁ。
というか、こういうキャラクターショップでは、AR技術による仮想店員さんは最強かもしれない。 ミクショップで、ミクさんに「買ってー。お願い!」って言われたら、ファンとしては買うしかないのではなかろうか。 仮想現実内でのお願い効果は高いと思う。
最新技術に触れると、いろいろ妄想が捗りますわい。
▼展示内容は違うので、両方行っても良し!