去年、デジイチのNikon D5500を購入したのですが。
全然使えてなかったのですよ。
理由は、「近寄って撮れないから。」
今は寒いので出不精になってまして、撮る写真と言えばブツ撮りや料理写真。
でも僕の持ってる単焦点レンズではピントが合いません。
ぐぬぬぬぬ、と思っていろいろ調べてたら、クローズアップレンズなるものがあるというじゃありませんか。
クローズアップレンズとは
一言でいえば、カメラ用のメガネです。
遠くのものを拡大して見えるようにしてくれるので、実質近づいて撮ったと同じ効果が得られます。
つまり、レンズの最短撮影距離よりも近づいて撮影することができるようになります。
更に、クローズアップレンズには No.1 から No.10まで種類があり、数字が大きくなるほど度数も大きくなって、より大きく撮影することができます。
購入したもの
▲MARUMI クローズアップレンズ No.4 1,160円
ヨドバシカメラで買ってきました。
店頭には陳列されておらずにレジの奥に置いてあったので、店員さんに出してもらわないとダメでした。
最初、フィルターコーナーを必死に探してたんですが、もっと早く店員さんに聞けば良かったです。
開けるとこんな感じ。
レンズフィルターと一緒ですね。
横から見ると、牛乳瓶メガネのよう。
って、例えが古いか。
こんな感じで拡大して見えます。
装着したところ。
まぁ、だからなんだって絵じゃないですけどね。
撮ってみた
使ったレンズは「AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G」という単焦点レンズで、最短撮影距離は30cmのものです。
さて、どこまで変わるでしょうか。
まずはクローズアップレンズなしの状態。
中央の文章が読めるのは、これが最大でした。
これ以上寄ると、こんな感じで文字がボケてしまいます。
クローズアップレンズを付けると、ここまで寄れます。
おおー! すごいすごい!
全然違いますね。
その他の作例
まだあまり枚数がない上に、食べ物の写真だけですが。
そのまま使うとブツ撮りではピンボケしたのですが、クローズアップレンズを使えば全然OKでした。
最短撮影距離が30cmのレンズでここまで寄れれば十分です。
費用も1,000~2,000円くらいですので、足りなければもっと度数をあげたクローズアップレンズも買えばいい。
今までは「寄れない」という理由から、家でのブツ撮りでもコンデジのPanasonic LUMIX LX100を使っていたのですが、ここまで寄れるならば断然D5500のほうが優秀です。
これでようやくD5500を使い始めることができそうですよ。(寒いので外に行きたくない)
ひとつ注意点が
それは、寄れるようになった反面、被写体からちょっと離れると、途端にピントが合わなくなってしまうということ。
なので、離れて撮りたい時にはクローズアップレンズを外して撮る必要があります。
ここはちょっと面倒ですが、まぁやむを得ないでしょうね。
安価な単焦点レンズと合せて25,000円くらいで綺麗に撮れるわけですから。