多色ボールペンが好きです。
ペンケースを持ち歩く習慣がない僕は、胸ポケットに1本挿しておけばすべて事足りてしまう多色ボールペンをずっと愛用してます。
やる仕事によって、どの多色ペンがベストかは違うのですが、今のフリクションがお気に入り。
でも消せるペンだと公式文書では、やはりまずいわけでして、油性ボールペンも必要なのです。
でも、多色フリクションって、リフィルの太さが特殊なので、他の多色ボールペンと違って、他社のリフィルを挿せないのが難点。
と思っていました。
私が無知でした。
ありました、挿せる方法が。
多色フリクションに他社のリフィルを挿す方法
僕がいま愛用しているボールペンがこちら。
2,000円くらいしますが、ちょっと高級感があってお気に入りです。消す部分もチープじゃないですし。マットな感じ。
▲消す部分は通常タイプと違い、真っ黒なので高級感があります。
で、こいつにジェットストリームを挿すのですが、そのままだと挿せないんですね。
なぜならば、規格が違うから。リフィルの太さと長さが全然違います。
そこで登場しまするが、こちらのアダブター。
見てもらうのが手っ取り早いので、一気に写真で見せてしまいましたが、まぁそういうことです。
ジェットストリームのリフィルだと、フリクションに比べて「短い」「細い」ので、それを補うためのアダプターを装着すれば、万事解決をいうわけです。
ちなみに、ジェットストリームのリフィルと言っても、通常の安いやつではなく、ちょっと高級な4C規格のほうです。(プライム系で使うタイプ)
こうしてアダプターを取り付けた物を、どこかひとつ好きな場所に挿して使えばOKです。
あら素敵。
シャーペンも試したが
もうひとつ試してみたのが、シャーペン。ボールペンの他にこっちも使えれば便利かなぁ、と。
聞くところによると、「パイロット 多機能ボールペン 2+1ライト」に入っているシャーペンなら、なんとか使えるらしいという噂を聞き、試しにやってみました。
(上記のアダプタは使わずに、直挿しです。)
▲短くすると芯も入らないので、こちらもちょっとだけカットして入れます。
シャーペンの場合は、ボールペンと違い、ペン先を出した後に更にノックしてシャーペンの芯を出す必要があるので、リフィルの長さはボールペンよりも少し長くしなければなりません。
さぁ、これでばっちりOK.........かと思いきや。
結果、ダメでした.......。
なぜならば、『ノックができないから』です。
もともとのパイロットのボールペンでは、シャーペンの芯を出す時は、普通のシャーペンのように端にあるノック用の突起でノックします。
でもしかし、フリクションの場合、通常のボールペンと換装させるので、ノックもボールペンと同じ部分でやることになるのですが、これがキツイ。
例えば、上の写真で、緑色の部分にシャーペンを挿した場合、シャーペンを出すと、こんな感じで緑色のやつが引っ込んでしまいます。この状態で更にノックをしなければいけません。
まぁ不可能ではありません。引っ込んだものを何とかグイグイ押せばシャーペンの芯は出てきます。
でも、かなり辛いです。実用性という点では「ありえない」レベルです。
ってことで、シャーペンは断念。
うーん、惜しい。
これが使えれば、更に便利だったんですけどね。
あとがき
用途によってはとても便利なフリクションですが、それしか持ってないと困るシーンは多々あります。
1本だけ普通の黒ボールペンにしておくだけで、使い勝手が良くなってオススメです。
本当は、パイロットさんから公式にこの規格のものを出してくれると良いのですけどね。
どうしてハイテックCコレトみたく換装自由にしてくれないのか。
お願いします、シャーペン出してください、パイロットさん。