■2016.8.15更新■
みなさん、多色ボールペン使ってますか?
僕は手放せないくらいに使ってます。
もともと僕は荷物をたくさん持って歩くのが嫌いなので、持ち物はできるだけ減らしたいと思ってます。
それは筆記用具についても同様で、胸ポケットに何本もペンを挿したくないんです。
なので、1本あれば用が足りる多機能ボールペンは僕にとっては正にうってつけでして、手放せない文房具となってます。
だからこそ、いろいろなメーカーの物をあれやこれやと常に試しながら使ってます。
今日は、そんな僕がオススメする多機能ボールペンをご紹介します。
三菱鉛筆 多機能ペン ピュアモルト 4&1
僕の一番のお気に入りの1本。
使いすぎてだいぶヘタってきてますが^^;(写真のピントもボケボケです)
ポールペンの世界を変えたジェットストリームの多機能ペンです。
4色のボールペン(黒、赤、青、緑)に加えて、クリップ部分がシャープになっているので、5種類のペンを使えます。
低粘度インクが世に出てからどのくらい経ったか分かりませんが、今だにジェットストリームが一番人気なのではないでしょうかね。
そんな大人気ボールペンの中でも、高級感と価格をバランス良く兼ね備えたのがピュアモルトだと思います。
▼おすすめポイント
・グリップが樽材。変に柔らかいグリップよりも持ちやすく書きやすい。
・本体は質感のあるオフブラック。適度な摩擦で滑りにくい。
・重量感があってズッシリ。重心はペン先なので書きやすい。
・女性にはちょっと重いかもしれないので、男性にオススメ。
定価は2,160円ですが、おおよそは1,600円くらいで購入できると思います。
1万円を超える高級ボールペンなどは、使っているとドヤ顔できますが、いかんせん実用性が低いんですよね。
ピュアモルト4&1であれば、実用性は文句なしの上に、見た目も高級感があるので満足度が高いですよ。
価格もお手頃なので、ぜひ一度使ってみて下さい。
リフィルを換装して使おう!
ピュアモルト4&1のボールペンは4色ですが、これをこのまま使うのは愚策です。
カラフルに使う人もいるでしょうが、仕事で使うぶんには黒と赤の2色あれば十分。
青と緑の部分には、別のボールペンを挿して使いましょう!
例えば、
青 → 三菱鉛筆 ジェットストリーム黒 0.5mm SXR-80-05
緑 → パイロット ハイテックCコレト黒 0.3mm LHKRF-10C3-B
メイン使いには、0.7mmを使いつつ、細かい文字を書きたいとき用に0.5mmも換装しておく。
更に、もう一方には、ジェットストリームではなく、ゲルインクであるハイテックCコレトを挿し、油性では書きにくい時にはこちらを使います。
ハイテックCコレトは、黒じゃなくてオレンジ等の人気色でも良さそうですね。カラフルに使いたいのであれば、両方ハイテックCコレトにするのも手です。
- パイロット ハイテックCコレト オレンジ 0.3mm LHKRF-10C3-O
換装する際の注意点
ジェットストリームとハイテックCコレトでは、リフィルの長さが違います。
なので、カッター等で短くカットしなければいけません。
上がハイテックCコレト、下がジェットストリーム。
ハイテックCコレトの方が長いので、同じ長さにカットすれば挿せるというわけです。
ここで注意点は、先端部分を合わせること。
ここがズレちゃうと、いざ書こうと思った時に、ペン先が長くなったり、短すぎて出てこなかったりします。(Xperiaのカメラなので、接写がピンボケしてしまってスイマセン)
更に、ハイテックCコレトじゃなくても、ZEBRAスラリのエマルジョンインクも換装できます。
エマルジョンインクは、油性とゲルとの混合インク。
書き味も滑らかなので、こちらもオススメですよ。
- ゼブラ 油性ボールペン替芯 EK-0.7芯 REK7-BK 黒
- ゼブラ 油性ボールペン替芯 EK-0.5芯 REK5-BK 黒
パイロット MiDy 2+1
こちらはスリムタイプなので、特に女性にオススメ。
ボールペン2色(黒、赤)、シャープペンシルの3本タイプです。
定価は2,100円ですが、おおよそは1,600円くらいで購入できると思います。
ただし、これはリフィルの長さ的な問題で、ジェットストリームが使用できません。
長いのならカットできるのですが、短いために長さが足りないんですよ。
なので、使うならエマルジョンインクをオススメします。
ちなみに、リフィルの長さは以下のとおり。
- パイロット MiDy用 アクロインキ油性ボールペン替芯(全長98.5mm、径3.1mm)
- ゼブラ スラリ用エマルジョンインク EK-0.5芯(全長98mm、径3.0mm)
- 三菱鉛筆 ジェットストリーム替芯 0.5mm SXR-80-05(全長87.7mm、径3.0mm)
スリムタイプだけに、とても軽いです。
軸の太さは、通常のボールペンと変わりありません。
プラスチック製なので、ノック部分が多少チープな感じもありますが、お値段を考えれば妥当かな、と。
こちらを使っている時は、僕は0.5mmのリフィルを使用しています。
なにせ2色しかありませんから、0.7mmと0.5mmを両方入れるには赤をはずさないといけない。
それだとちょっと困るので、黒で1種類選ぶとしたら0.5mmになったわけです。
僕は多色ペンを使い出すまではずっと0.7mmを当たり前のように使い続けてきたのですが、0.5mmを使ってみると、逆にこちらの方が使い勝手が良かったですね。
細かい字も書けるし、普通の大きさの字を書くにも細すぎるわけじゃないのです。
もしも、0.7mmしか使ったことがない方がいれば、一度0.5mmを使ってみることをオススメします。
意外と世界が変わりますよ!
■2016.8.15追記
Midyの「塗りタイプ」は在庫がなくなり次第販売中止になったようです。
ちょっと色は違いますが、通常タイプは引き続き購入できます。
LAMY 2000 4色ボールペン L401
言わずと知れた、多色ボールペンの超ベストセラーです。
定価は10,800円もしますが、Amazon等では5,600円くらいで購入できます。
シンプルで流行りに左右されないデザインなので、ずっと人気があるんでしょうね。
ちょっとだけ難点は、グリップ部分がないので、少し滑りやすいこと。デザイン重視だからかな。
このボールペンの最大の特徴はリフィルが4C規格であること。
これ、なにがいいかというと、4C規格というのはリフィルの中でもかなりメジャーな規格でして、海外メーカーも含めて対応しているリフィルの種類がとても多いんです。
特記するとすれば、先程紹介したジェットストリームは、プライム用の金属リフィルのみの対応です。
詳細に一覧をまとめてくれている方がいますので、リンクをのせておきます。
また、このボールペンはノックがひとつしかありません。
色ごとにノックがあるタイプとは違い、出したい色のついている面を上にした状態でノックすると、対応する色の芯が出てくる方式です。
慣れないと、狙った色をパッと出せないかもしれないですね。
それと、これにはシャープペンシルがついていません。
ボールペン4色のみです。
それでも、デザインの良さと、見た目の質感&高級感がありますので、ついつい使いたくなるボールペンです。
ゼブラ クリップ-オンスリム3C
こちらも女性にオススメのスリムタイプ。
先程のMiDyがちょっと高いというのであれば、定価324円のこちらでもいいかもしれません。
シャープペンシルはついてませんが、3色ありますのでカスタマイズもしやすいですよ。(ちなみに4色タイプもあります。)
カラーバリエーションも豊富で、ピンクやグリーン等まであったりします。
ただし、先程のMiDy同様、ジェットストリームは使用できません。
繰り返しになりますが、個人的にはエマルジョンインクがオススメです。
(アクロインキは、インクが端まで入っているので、カットしたくてもできないかもしれません。未確認ですが。)
ちなみに、リフィルの長さは以下のとおり。
- パイロット MiDy用 アクロインキ油性ボールペン替芯(全長98.5mm、径3.1mm)
- ゼブラ スラリ用エマルジョンインク EK-0.5芯(全長98mm、径3.0mm)
- ゼブラ クリップオンスリム用 SK-0.5芯(全長89.8mm、径3.0mm)
- 三菱鉛筆 ジェットストリーム替芯 0.5mm SXR-80-05(全長87.7mm、径3.0mm)
あとがき
多機能ボールペンが大好きな僕が、オススメの4本を紹介してみました。
ボールペンと言えば、フリクションもあるのですが、消せるボールペンは公式文書では使い物にならないので、僕はあまり好んで使っていません。
ゲルインクも悪くはないのですが、事務職であればやっぱり油性ボールペンが鉄板なんですよね。
それぞれ好みもあるかもしれませんが、もし気になるものがあったら是非使ってみて下さい。
▼この後、とても良い多色ボールペンを見つけて、今も愛用しています
多機能ペン『ジェットストリームプライム2&1』を買った! 細くてシャーペンもついて、普段使いに最適。