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花火撮影の基礎知識。初めて撮影する前に押さえておくこと。

夜間撮影チャレンジシリーズ。

夏の風物詩といえば、なんと言っても「花火」です。

街中を車で通る時なんかも、遠くで花火が上がるのを見かけると、夏だなぁって思います。

今まではスマホしか使ってなかったので、見るだけだったのですが、コンデジを買ったからには花火も撮影したい!

ということで、実際に撮影する前にいろいろ調べてみましたよ。

 
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まずは予習

あまり詳細に書かれすぎていても分からないので、シンプルな解説のページを探します。

いくつかあった中では、富士フィルムのページが一番シンプルで分かりやすかったですよ。

 
ここによると、要点は以下のような感じ。

  • スローシャッターを使うので、三脚必須。周りに迷惑がかからない場所で使用すること。
  • 風下は避けて撮影。煙でボヤケてしまう。
  • マニュアル操作できるカメラは必須。(フォーカス、露出、シャッタースピード等)
  • バルブ撮影できると、なお良し。
  • ケーブルレリーズやリモートコードが使えると、更に良し。
  • 連発時の撮影には、NDフィルター(減光用フィルター)を使うと良い。
  • 打ち上げ花火が炸裂してから、開ききるまでの時間、シャッタースピード3~4秒程度が良い。
  • 絞りはF8.0前後で明るさに応じて調整。
  • ピントはマニュアルフォーカスで、遠くの被写体に合わせておく
  • ISO感度は、ISO100程度で十分写ります。高感度にするとかえって明るくなりすぎ、真っ白に。
  • ホワイトバランスは「晴れ」に固定。

 
さて、いくつか分からない単語が出てきました。

それもちょっと調べてみます。

 

バルブ撮影

シャッター時間は自分で調整するのがバルブモード
シャッターボタンを押している間、シャッターが開き続け、露光によって写真の明るさが変わります。適切な明るさの写真に一度でならないこともありますが、成功したときの感激はひとしお。作例はかなり暗めの室内で撮影。シャッタースピード4秒のものは、暗い室内の雰囲気を残しつつ家具が美しく描写されています。

引用元: 撮り方ガイド - instax mini90(FUJIFILM)

 
シャッタースピードは、シャッターを開く時間のことですが、これを自分の好きな時間だけ開き続けることができるのがバルブ撮影ってことですね。

時間を指定しての設定と違うのは、前述のFUJIFILMの説明のように、「花火が打ち上がった瞬間から、光が消える瞬間まで、目で見ながら臨機応変に対応できる」のがメリット。

花火によって、輝いている時間は違いますものね。

時間固定のシャッタースピードだと、撮り始めのタイミングがズレちゃうと、綺麗に撮れません。

バルブ撮影の有無は、結構重要かも。

 
 
花火以外の使い方もいろいろあるようで、こちらの記事も参考にさせて頂きました。

suzukidesu23.hateblo.jp

 

おまけ

現時点での主要コンデジの対応状態も調べました。

 

機種 シャッタースピード バルブ撮影 価格
Panasonic DCM-LX100 1/4000〜60秒 71,447円
SONY DSC-RX100 1/2000〜30秒 39,500円
SONY DSC-RX100M2 1/2000〜30秒 59,800円
SONY DSC-RX100M3 1/2000〜30秒 73,500円
Canon G7 X 1/2000〜250秒 52,569円
Nikon P340 1/2000〜60秒 26,920円

(価格は、2015年7月26日現在。Amazon調べ)

 
高級コンデジと言われる物は、おおよそシャッタースピード調整には対応してるようですが、G7Xはバルブ撮影ができないとう欠点があるんですね。カメラの購入検討時には分かってなかった内容です。
それを考えると、やっぱりRX100って凄い。Wi-Fi 非搭載以外は、最高のコスパと言われるのがジワリジワリと分かってきましたよ。
P340もバルブ撮影はないものの、かなり検討してますね。価格も2万台で買えますし、これはこれでお得なカメラかも。

 
一応、僕がカメラ選考した際の記事を貼っておきますので、興味のある方はどうぞ。

 

ケーブルレリーズ

レリーズとはケーブルレリーズの略称でカメラに取り付けてシャッターボタンの役割を果たすカメラアイテムです
(中略)
レリーズを使用する目的はただひとつ。
カメラのブレを最小限に抑えるためです。
いくら三脚にカメラをセットしても直接カメラのシャッターボタンを押すと少なからずカメラブレの原因を作ってしまいます。
自分では気づかなくてもカメラは小さく微動しているのです。

引用元: レリーズ - 超簡単! デジタル一眼レフカメラ入門

 
ブレを最小限に抑えるためのアイテムだ、と。

初心者の僕からすれば、「なにもここまで・・。」と思ってしまうような内容ですが、夜景や花火撮影を本気でやりだすと重要なんでしょうね。

確かに、シャッターを長く開くと、本当にちょっと動いただけでブレちゃいます。

僕の感覚でも、1秒以上開くと、すぐブレる。

うーん、どうしよう。

僕の持ってるLX100だと、アナログタイプのレリーズになるのかな?

うーん、どうしよう。

 
参考リンク: プロが教える!花火の撮影テクニックと機材 - ASCII.jp x デジタル

 

NDフィルター

NDフィルターとは、ニュートラル・デンシティー(Neutral Density)フィルターの略で、直訳すると”中立な濃度のフィルター”と言う意味になります。目で見える範囲の光を均等に吸収するよう設計されており、発色に影響を与えることなく、光量のみを少なくします。 (中略)
例えば、赤の波長の光も青の波長の光も、「ND2フィルター」を通る際にはそれぞれ照射された光の半分がフィルターを透過して、カメラの撮像素子に届きます。このようにNDフィルターは、撮影対象の色を変えることなく、ただ光量だけを減らすことが可能なのです。

引用元: NDフィルターとは? - Kenko Tokina

 
シャッタースピードを大きくすると、それだけ光を取り込む量も増えます。

その結果、明るすぎて白すぎになってしまう事があるようなのですね。

それを回避するために、レンズに取り付けるのが「NDフィルター」。

レンズのサングラスという役割。

僕が最近撮った写真の中でも、確かに白っぽくなっちゃったモノってあります。

本気撮影には、いろいろ必要なんだなぁ (^_^;)

ちなみに、コンデジの中には、SONY RX100M3のように、NDフィルターが内蔵しているものもあるようです。

すげーな、RX100M3。

NDフィルターについては、更に詳しく書いてくれている記事ものせておきます。

あとでじっくり読んでみようかな。

 
参考リンク: NDフィルターが欲しい。NDフィルターの選び方とおすすめNDフィルター。 - Wise Camera

 

あとがき

  “まよい犬  

これで、とりあえず最低限の知識だけは頭に入れました。

身についているかは別の話なのですけれども。

でも、調べた感じだと、ホタル撮影よりは難易度が低そうな印象。

まずは撮ってきますよー。

というところで、今日はここまで。

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