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昼のスローシャッター。川の流れを動的に撮影してみた。

本日は、スローシャッターでの撮影記録です。

その前に、スローシャッターってなんでしょうね。

 

スローシャッターとは、低速シャッターと同じ意味です。 おもに滝や川、海など水の流れを清らかに表現するときに多用されます。 ただし、スローシャッターでの撮影は手ぶれする可能性が高いので、三脚を使用してリモートスイッチで静かにシャッターを切るようにして、カメラぶれを防ぎましょう。

引用元: スローシャッター - withPhoto

 

意味としては、シャッターを開く時間を長くして撮影するってことなんですけど。

言葉だけだと、いまいちよく分からないですよね。

 

水面を滑らかに

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まずこちらの写真。
これは、シャッタースピード 1/125秒で撮影したもの。
まぁ、普通の写真ですね。
これをスローシャッターで撮ると、どうなるか。

 
 
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シャッタースピード 4秒
水面がボヤケているのが分かりますか?
これが、スローシャッターの効果です。

 
このテクニックは、都会の港夜景などを撮る時によく使われる手法のようです。
海に写り込んだビル群の鮮やかな光が、ボヤケて綺麗に見えるんですね。
そういう写真は僕の環境では撮りにくいので、写真例は挙げられませんが、そういうことのようです。

 

NDフィルターは必須

NDフィルターとは、レンズに付けるサングラスのようなもので、撮影時の光の量を減らすことのできるものです。
シャッターを長い時間開くと、光を取り込みすぎて、真っ白になっちゃいます。
こんなふうに。

 
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これ、2枚目の写真を、NDフィルターをつけずに撮ったものです。
シャッタースピードは 4秒。
昼間にスローシャッターを使おうとした場合、NDフィルターは必須なんですね。

 
過去記事: NDフィルターを使ってみました。使いこなすには、もう少し時間がかかるかも。 - いつもマイナーチェンジ!

 

水の流れを動的に

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続いて、もう少し流れが分かるところに来てみました。
本当は滝が良かったんですが、ちょうど釣りをしている人がいまして。
撮影できませんでした。
今回はこちらで検証。
これでも、それなりに違いは分かりますよ。
上の写真は、シャッタースピード 1/80秒

 
 
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こちら、1/30秒

 
 
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こちら、1/8秒
ここから、NDフィルターをつけてます。

 
 
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こちら、8秒
僕の持っているNDフィルターでは、このへんが限界ですかね。

川の流れがボヤケていますね。
瞬間的に止まって見える写真よりも、躍動感があります。
公園の噴水や、もっと大きな滝などを撮影する時には、更に効果が発揮できますよ。

 
 
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こちら、30秒
ここまでくると、光の取り込みすぎで白くなって、もうダメです。
僕の持っているNDフィルターは、ND8という規格のもので、それほど暗くないタイプなのです。
このあたりまでのスローシャッターを使用するには、もっと暗くなるNDフィルターを用意する必要があるのです。

 

三脚も必須

スローシャッターは、長時間シャッターを開きっぱなしにします。

その間、景色を記録しているわけでして、画面が動いてしまうと、ブレた状態で記録されてしまいます。

先程の「水の流れ」のように、ブレさせたい部分ならいいのですが、景色全体がブレてしまったら、何がなんだか分からない写真になってしまいます。

これ、手で持った状態でやろうとしても、僕には無理でした。

試しに何度かやってみたのですがね。

もう、全然無理。

脇を締めて、仁王立ちしても無理。

「ふははははは!これでどうだ!」とか言っても無理なものは無理。

安くてもいいから、三脚の使用は必須なのです。

僕が今使っているのは、ヤマダ電機で買った3,000円くらいの安物です。

上を見ればいくらでも良い物はありますが、撮りたいものが定まるまでは、このくらいの三脚でも問題なし。

このあたりの撮影機器は、少しずつバージョンアップさせていこうと思います。

 

あとがき

  “まよい犬  

スローシャッターの使い方も、これでもほんの一例。

まだまだ撮り方はいろいろあるので、ちょっとずつ試していきます。

というところで、今日はここまで。

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