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僕がタバコをやめられた理由。コツは「きっかけ」と「納得」です。

僕は、2年半前まではタバコを吸っていました。

それまでは、1日15本くらいのペース。

まぁ、ヘビースモーカーではなかったですが、吸い始めてからは禁煙なんてあまり考えずに生きてきました。

タバコをやめて2年以上経ちましたが、今では吸いたくなることなんて全くありません。

やめて良かったと心から思います。

今現在、吸っている人の中にも、本当はやめられたらいいなぁ、と思っている人も多いはず。

そんな方へ。

僕がやめられた理由を書いておきます。

 
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タバコをやめようと思った「きっかけ」

車を買おうと思ったんです。

その時乗っていた車にも飽きてきており、漠然と「車がほしいなぁ。」という気持ちがあった。

でも車って高いじゃないですか。

少なくとも気軽に変える値段じゃない。

普通は悩みますよね。

買うか、我慢するか。

僕の場合は、本当にほしい!と思ったら、なんだかんだで買っちゃうのですが、さすがに車となると、とりあえず買っとけ、というわけもいかないもので。

なので、気持ち的に整理するために、なにか節約できるものはないかと探したわけです。

毎月の支出を洗い出した結果。

一番良さそうだったのが「タバコ」でした。

3日で2箱ペースで吸ってましたから、1ヶ月で約8,000円。

年間で96,000円。

でかいよ、コレ。

しかも、なくても全然困らない。

むしろ、健康的にもやめたほうがいいに決まってる。

じゃあ、これだ!と。

それが、きっかけです。

 

「きっかけ」づくりは意外と重要

禁煙をやったことがある方なら、その時に当然「きっかけ」があったはずです。

例えば、友達が禁煙を始めたのに触発されて、とか。

これじゃちょっと弱いんです。

僕も過去に一度だけ禁煙をしようと思ったことがありまして。

その時は、「お金も浮くし、健康にもいいし、まぁやめてみるか。」でした。

これが良くなかった。

家にいる時に、突然思い立って始めたのですが、

どのくらい吸わないでいられるかなぁ。

一月で8,000円節約できるから、そのお金で、毎月ちょっと豪勢な食事とかもいいかなぁ。

いやいや、待てよ。

一年で96,000円の節約だから、もっと高価なものが買えるぞ。

うーん。

シュボッ!

('A`)y-~

なに買うかなぁ。

って、吸っとるがな!

 
これ、典型的な悪い例です。

じゃあ、どうするのか。

 

「きっかけ」の良い例

「きっかけ」の作り方にはちょっとだけコツがあります。

それは、自分特有のメリットを1つ作ること

一般的なメリットじゃダメです。

健康に悪いからとか、お金が浮くからとか、そんなありきたりのじゃダメ。

僕の場合は、「車という高価な物を買うのだから、そのかわり普段の固定費を節約せねば。」でした。

こうやると、車を買うこと自体に対しても、少し浪費感が和らぎますし、

高価な物を買っちゃったんだから、1年は踏ん張らねば!みたいな気持ちも出てきます。

こういう理由付けって、大事なのです。

特に、僕のように高価な物を買うときには、大チャンス!

そこのタバコを結び付けて、禁煙しちゃいましょう。

 

本当に辛いのは、最初の2週間

きっかけを作ったなら、次にやるのは宣言です。

僕はタバコをやめようと思った時、初日に会社で宣言しました。

「俺はタバコをやめるぞぉ、ジョジョオオオ!!」と。

よくやる手ですね。

自分の意思だけじゃ弱いので、先に周りに宣言しちゃって、自分にプレッシャーをかける。

まぁ、効果はあったのですが、最初の1週間は、家でこっそり2、3本吸ってました。

よわー。宣言しといて、意思よわー。

で、まったく吸わなくなったのは2週間目から。

その後の1週間が結構辛かった。

何度タバコを買って来ようと思ったことか。

だって、タバコを吸っても誰にも怒られませんし。

自分の意思だけ。

それを乗り越えて1週間後。

まぁ、大丈夫になりました。

吸いたい気持ちはないわけではないけれど、吸わなくても何とかなるってくらい。

これ大事なんです。

つまり、

辛い期間はずっと続くわけじゃないんですよ

たったの 1週間だけ。

そこを過ぎれば、最初の壁は乗り越えたも同然。

ずっとがんばる必要はないんです。

長い人生のうちの、たったの 1週間だけ。

それだけで、タバコをやめられる確率がグッと上がります。

 

一番大変な「やめ続ける」ということ

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タバコを完全にやめるには、2つの壁があります。

1つ目が「最初の1週間の壁」。

2つ目が「吸わない事を定着させる壁」です。

禁煙をしていても、途中でまた吸い始めてしまった、という人は多いと思います。

せっかく3ヶ月間禁煙できたのに、ストレスが溜まってきてイライラして、また吸い始めちゃう。

よく聞きます。

でも、この中に大きな勘違いがあるのです。

それは、

「タバコを吸うと落ち着くなんていうのは妄想ですよ。」ということ。

禁煙を終わらせてしまう人の多くが、勘違いしているんです。

タバコを吸っている時に考えてみて下さい。

本当にそれ、リラックス効果ありますか?

実際にリラックスしているわけじゃなくて、リラックスすると思い込んでいるだけじゃないですか?

タバコって、ただの中毒なんです。

吸うから落ち着くんじゃないですよ。

吸わない、吸えなかった状態に対して、イライラしているだけです。

そのイライラが、吸うことで解消されるだけ。

マッチポンプです。

タバコを吸う習慣がなければ、そもそもイライラの原因がなくなります。

吸う必要なんてないんですよ。

つまり、

吸えないイライラが解消されているだけなのに、それを落ち着くと勘違いしちゃってるだけなんです

これが分かれば、しめたもの。

もう、タバコなんて吸う理由はなくなりますよ。

 

「納得」することの重要性

さきほど、「タバコに気持ちを落ち着かせる効果はない。」なんて書きましたけれど、僕は科学的に成分を分析してそう言っているわけじゃありません。

まぁ、精神を高揚させる効果はあるのでしょう。

でも、ここで大事なのは、「自分が心から納得すること」。

僕の場合は、さきほどの理由で、まさに納得したんです。

自分で自分を納得させた。

「吸わない事を定着させる壁」を乗り越えるためには、これが必要なのです。

タバコをやめて、1ヶ月程経った時に、この理由で納得できたので、再び吸いたいと思いませんでしたし、逆に、今まで自分はなんてもったいないことをしていたんだろう、と心から感じました。

タバコを吸わないことに納得できてしまえさえすれば、あとはその状態に慣れるだけ。

3ヶ月もあれば、慣れますよ。

 

今の僕の、タバコへの思い

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僕はタバコをやめて、本当に良かったと思っています。

その理由

  • 無駄遣いが減った。
  • 周りの人への煙の配慮が不要になった。
  • 持ち歩く荷物が減った。
  • 急用で休憩時間にタバコを吸えない時などのイライラがなくなった。
  • 外出時に喫煙所を探す必要がなくなった。

などなど。

あと、タバコを吸うメリットのひとつによく言われるひとつに「喫煙所での交流」があります。

会社で普段はあまり話さない人とも、喫煙所で集まって話ができるというもの。

これは、最近では効果が薄れてきてます。

喫煙者自体が減ってますからね。

むしろ、これを無理矢理に「タバコを吸うための理由」にしていた感さえあります。

僕もこれは有用と思っていた時期がありましたが、今となっては些細な事です。

なくても全然困りません。

とにかく僕は、タバコをやめて本当に良かった。

心からそう思います。

もうお金を貰っても吸う気にはなれません。

 

最後に

今日の内容をまとめると、

タバコをやめるには2つの壁があります。

  • 最初の2週間の壁
  • 吸わない事を定着させる壁

その壁を乗り越えるためには、理由付けが大事です。

  • きっかけとして、自分特有の「やめるメリット」を作る。
  • 辛い期間はずっと続かない。2週間耐えれば、やめられる確率はグンと上がる。
  • やめ続けるための「納得する理由」を見つける。

 
特に、「納得する理由」については、僕の場合の例をひとつ挙げただけなので、これで必ずしも全員が納得できるわけではないと思います。

ですが、もしも、心にスッと入ってきたならば。

もしかしたら、タバコをやめられるかもしれませんよ。

 

あとがき

タバコをやめるとイイ事だらけです。
できそうかな?と思ったら、是非チャレンジしてみて下さい。