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『気にしない練習』を読みました。仏教という、心穏やかに生きる考え方。

仏教の本です。

最近、仏教に少し興味が出てきまして、読みやすそうな本を見つけると買ったりしてます。

この本もそんな感じで、本屋に寄った際になんとなく手にとった本です。

そして、さらーっとだけ読んだので、僕が気になったポイントだけ、書き留めておくことにします。

書評というよりも、メモです。

 
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仏教とは

仏教では、「いい人になりましょう」とは説きません。ここが道徳と違うところです。では、仏教ではどんな旗印を掲げるのでしょう。私は「いつでも、どんなことがあっても、心がおだやかでいられる境地を目指したい人!この指とーまれ!」と言っていると思うのです。

 
心穏やかに生きたいです。

余計なことにザワザワしたくない。

無関心とは違う、別の何か。

受け入れた上で、穏やかでいたいなー。

 

六波羅蜜(ろくはらみつ)

心おだやかに生きていくことを目指す仏教が、その目的達成の手段として勧めるのは、布施、持戒、忍辱、精進、禅定、智恵の六波羅蜜(ろくはらみつ)。
布施は見返りを求めない行動、
持戒は仏教の戒を守ること。
忍辱は屈辱を耐え忍ぶこと。
精進は努力、
禅定は心を落ちつけること。
智恵は考える力・感じる力・気づく力を磨くこと。

 
心穏やかにいるためには、これら6つを意識しなさいと。

仏教の戒ってなんだろう。ここはもっと他の書籍も読まないと分からないかな。

禅定かぁ。

 
 

自然体の人が、結局は一番強い

仕事、恋愛、果ては人生そのものをしなやかに受け止める極意は、必要以上に構えず、力まず、先入観を持たない自然体でいることでしょう。来るべきものがいつ来るかと身構え、力んでいればクタクタになってしまいます。
(中略)
では、どうすれば自然体になれるのでしょう。気構え、力むのを解消するのに最も適した方法は、ほのかな明りの部屋で、心静かにする時間を持つことです。そうすると力が入っていた心が緩み自然体に近づきます。気が緩むのではなく、心が緩みます。

 
自然体になりたいなー。

これ、今の僕が一番なりたい姿かもしれない。

自然体って、自分に正直に振る舞うっていうことでもあるので、無理しないという意味でもとれます。

嫌なことを我慢するとか、嫌われないように無理をするとか、そんなことが重なっていくと本当に疲れちゃうんですよね。

だから自然体になりたい。

この「心静かにする」っていうのを最近やってみてるのですが。

なかなか難しいですね。

僕なんてものは目をとじて黙ってると、寝るか、お菓子の事を考えるかなので、無心って難しい。

そして、なにが正解なのかもよく分からないので、尚更ですね。

こういうのは、一回お寺に行ってやってみたほうがいいんだろうか。

なんて思ってます。

 

人から批判された時は、こう考える

ちょっと話が飛びますが、本の中で、興味深い内容が書いてました。

著者である名取芳彦氏が、人から批判された時の考え方の変化の過程を書いてくれてます。

 

これではいけない、私の思考回路はどこか変だと思って自己分析したのです。以下はその経緯と現在の境地です。
①自分への批判を、自分の全否定と勘違いして、1人で憤る。
②批判の内容よりも、「えらそうなことを言っているが、お前だって」と批判した人間に敵意を向け、相手を否定することで、相手の言ったことも否定できると考える。
③日がたつと、人への敵意よりも言われた内容が何度も脳裏をよぎるようになる。
④いつの間にか「なるほど、言われたことは正鵠を射ているかもしれない」と冷静に受け止められるようになる。
⑤人間としての幅が広がったので、批判した人がいじわるであろうが、幼稚であろうが「あの人のおかげだ」と感謝できるようになる。
⑥「いくら本当のことでも、相手が全人格を否定されたように感じる言い方はよくないから、自分はなるべく言い方に気をつけて助言できるようにしよう」と思えるくらいになる。
 
これで自分が人として、もうひと回り大きくなった気がしました。この分析のおかげで、誰かに批判された時、自分の感情や思考がどの段階にあるのか分析して、次のステップに勧めるようになりました。

 
これ、ブログを書いてる人にとっても結構参考になるんじゃないですかね。

みんながこの過程を通って変わっていくとは限りませんが、こういう段階をふんで⑥に辿り着いたよ、という一例ですから、それが分かるだけでも結構心強い。

ポイントは③から④へ変われるかどうか。

ここがキツイので、嫌になっちゃったりするんですが、仮に越えることができれば、④以降はかなり楽な精神状態になります。

僕自身、①②③をグルグルしてるような状態ですけど、やり続けていれば④にいけるのかもしれないと思えれば、もうしばらくウロウロしてようかとも思えたります。

そのためには、やっぱり人の声から逃げちゃいけないんですよね。

著者の名取氏も「いつの間にか」と言っているように、③の状態でもがいてるのは、次の進むために必要なステップで、もがいた人だけが④へ辿り着けるんじゃないかな。

 

あとがき

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メモ書きレベルで、まとまりのない文章ですが、気になるところだけ書いてみました。

まとめようともしたんですが、僕自身、まだ整理しきれてないんでしょうね。

このへんの話は、これからもちょっとずつ本を読んでいこうと思ってます。

というところで、今日はここまで。