Nikon D5500のハンディブックを読みました。機体専用の実用書は1冊読んでおくと基本を理解して使えます。
マイナビ出版から出ている『Nikon D5500&D5300撮り方ハンディブック』を読んでみました。
去年の暮れに購入したデジタル一眼ですが、まだまだ全然つかいきれていません。
そういう時はやはり、マニュアルよりもこういったハンドブックを読むと良いかと思いまして。
僕なりに参考になった箇所をいくつか挙げてみます。
「置きピン」でピント合わせの難しいシーンも解決
「置きピン」って知ってますでしょうか。
置きピンとは、
ピントを、被写体の来るであろう位置にあらかじめ合わせて固定しておき、被写体がその位置に来た時点でシャッターを押す。
引用元: 置きピン - コトバンク
運動会でのお子様の撮影や、鉄道撮影などでよく使われるテクニックでして、動きの早い被写体を撮る時に、ピントを合わせるのが遅くなってピンボケしないようにするテクニックなのです。
僕は動きのあるものはあまり撮らないので、このへんはよく分からなかったのですが、この「置きピン」を使うテクニックが分かりやすく記載されていました。
特に僕が参考になったのは、「AF-L」ボタンの使い方。
これ、カメラ本体に独立したボタンがついているのですが、いまいち使い方がよく分かってなかったのです。独立ボタンにするくらいですので、よく使うものなのでしょうが、全然使ってなかったのです。オートで勝手にフォーカスが動くと、ピントが定まらないですものね。なるほど、納得。
静音撮影の設定方法
デジタル一眼って、シャッター音が結構大きいんですよね。
カメラの趣味にコンデジから僕としては、結構気になるくらいのシャッター音がします。 まぁ、逆にその音が撮影テンションを上げてくれることもあるのですが、気になる場面も結構あったりして。
そのシャッター音を、少しだけ軽減するモードがあったんですね。これを見るまで知りませんでした。
音を消えるわけではなく、通常モードよりも多少軽減される程度ではありますが、確かにシャッター音は小さくなります。 覚えておくとどこかで役に立ちそうです。
フラッシュをうまく使って撮影範囲を広げてみよう
僕がメインで使っているカメラは、Panasonic LUMIX LX100というコンデジなのですが、これにはフラッシュが付いていません。F1.7という明るいレンズを使っているので、余程の暗闇でもない限りはフラッシュは使わなくても撮影できてしまいます。
ただ、そうやってカメラを覚えてきてしまったものですから、逆にフラッシュの効果的な使い方ってイマイチよく分かってません。 フラッシュに対してはどうしてもマイナスイメージがあって、「目が赤く光る」とか「影が不自然になる」とかいう印象なのですよね。
後でRAW現像して修正すればいいやと思いがちなのですが、フラッシュを使って「撮って出し」で保存できるほうが手間がかからないですものね。
フラッシュの使い方の基礎が写真付きで書いてあったので、まだまだ初心者に毛が生えた程度の僕にはとても参考になりました。
その他、参考になった内容ピックアップ
まとめ
ひととおり読んで思いました。
やはりマニュアルとハンドブックは違いますね。
一言で言うと、ハンドブックは実用的です。
実際の例を交えながら、写真をふんだんに使って解説されているのが大きいのでしょうね。分かりやすいです、やっぱり。
特に、自分が持っている機体の専門ハンドブックだと、応用する必要がないのも良いですね。 一般的な解説だと、自分のカメラに応用して理解しないといけませんから、何も考えずに書いてある内容をそのまま使えるのはありがたい。
僕がD5500を購入した時、ヨドバシカメラなどのカメラ書籍コーナーでこの手の本が置いてあったのですが、メーカーのオンラインマニュアルと手引があるからいいかぁ、なんて思って買ってませんでしたが、やっぱりこういうのは1冊読んでおくと理解度が違いますねぇ。