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僕がAppleWatchで電話をしない理由。

こんにちは、AppleWatchは初代から使い、現在はSeries2を愛用中の広野です。

先日、AppleWatch Series3が発表になりましたが、一番の売りは「単体で通話ができること」です。

でも、僕はこの件については全くときめかなかったんですよね。

なぜなら、AppleWatchで電話をする気にはなれないからです。

 
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AppleWatchで電話をしない理由

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AppleWatchは、Series3じゃなくても通話ができます。近くに iPhoneがあれば、わざわざ iPhoneを取り出さなくても、AppleWatchで応答ができてしまいます。

でも。

僕はAppleWatchを初代から2年間使っていますが、この機能を使ったのは初期の数回だけなんです。

なぜか。

それは、『相手の声が周りの人に、丸聞こえになるから』です。

嫌じゃないですか? 相手の声が全部聞こえてしまうのは。

え? 別にいいよ? 普通に会話してるのと一緒でしょ? と思うかもしれませんが。

違います。会話とは違います。

何が違うかというと、「相手側は、僕しか聞いていないと思って喋っている」ということです。 当然ですよね。電話ってそういうものですから。 これが地味に悪さをするわけです。

秘密の話はもちろん聞かれるとまずいですし、そこまでじゃないにしても、あまり聞かれたくない話とかもあるわけです。 当然ながら、相手が何を話すかなんて自分にコントロールできません。あれは話さないでね、なんて事を事前に言うのも変ですし。

あまり聞かれたくない話なんて、たまにでしょ?と思うかもしれません。 では、その『たまに』っていつのなのか、事前に分かります? 分かるわけありません。だから困るんです。 だったら最初から、聞かれないようにすればいいだけの話。つまりは、電話は普通に iPhone本体で受ければいいだけです。

だから僕は、AppleWatchで電話を受けることはしなくなりました。やってみたのは、最初の数回だけ。それ以来、一度も受けてません。 繰り返し言いますが、すぐ横で面と向かってする会話なら聞かれて困ることなんてありません。相手も周りに聞かれるのを分かって話してますから。「聞かれてないと思って話している」からこそ、ひょんな拍子であまりよろしくない話が飛び出してくるわけです。

もう少し付け加えると、相手側へ配慮という意味もあります。 聞かれて嫌なのは、自分だけじゃなく、相手だってそうかもしれません。あなたにしか聞こえないから話した内容があったすれば、それを相手に無断で周りの人にも聞かれるのはマズイかもしれません。

言葉というのは、とりかえしがつかない場合もありますからね。

 

あとがき

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なんだ大したことじゃないじゃないか、と思う人もいるかもしれませんね。

でも僕の場合、「話を聞かれるリスク」と「AppleWatchで通話できる便利さ」を比べた時、前者が勝ったというだけです。 AppleWatchで通話ができてもそれほど便利さを感じないので、デメリットのほうが大きく感じた、ということです。

腕時計で電話をするのが当たり前の時代になれば、相手側も事前に理解した上で話すでしょうから、そうなったら違ってくるのだと思います。

以上、初代とSeries2の両方を使っている僕が、AppleWatchで電話をしない理由でした。