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Apple Watchを売った僕が、ガーミンのGPSウォッチ「ForeAthlete 235J」を買った理由。

数日前に、「Garmin ForeAthlete 235J」を購入しました。

心拍数計測&GPS搭載のランニングウォッチです。

心拍数を計測できる腕時計と言えば、以前使っていたApple Watchでもできました。

でも去年売ってしまって、もう手元にはありません。

そんな似たような機能を持つ、ガーミンのランニングウォッチを何故買ったのか。

そのあたりをお話しします。

 
IMG20160521

 

最初の動機

今年に入ってからずっとジョギングをサボり続けておりまして。

一度こうなると、なかなか走れません。 何度か走った日もあったのですが、なぜか続かない。走る気がおきない。 今日は休もうかと思ったが最後、またサボってしまうという繰り返し。 気分が乗らないとダメなんですよねぇ。

でも、その気持ちと反比例して食欲が凄いことになってまして、食べまくっておりました。結果、当然太ります。今年に入ってめっちゃ太りました。7kgくらい太った。

さすがにやばいでしょ。7kgやばいでしょ。

んで、こういう時はどうするかというと、ジョギングのテンションが上がるようなアイテムを買うに限るんです。僕の場合ね。

先行投資しちゃう。買ったからには走らなければならないって状況にしちゃう。

僕にとってはこれ、結構有効でしてね。 アホだからテンション上がって、やる気になるんですよ。

でもウエアもあるし、シューズもまだ全然使えるし、何を買おうかといろいろ物色してたら。

あるじゃないですか、いいのが。

ランニングウォッチ。

AppleWatchのワークアウトアプリを使ってログをとりながら走ってる時は、結構テンション上がって走ってました。記録が残って振り返られると、やっぱり意識が高まるんですよ。

ということで、今回はランニングウォッチに一役買ってもらい、ジョギング再開のモチベーションにすることにしました。1ヵ月も続ければ、習慣になりますから、そうなればしめたものなのです。

 

AppleWatchの感想

僕は以前、AppleWatchを使っていました。その時に感じた感想。

良かったところ
  • バイブ通知が優秀。必ず気づく。アラームとしてもかなり良い。
  • 更にバイプパターンが多彩。
  • ジョギングアプリのワークアウトが凄く優秀。心拍数計測が素晴らしい。更に活動量計にもなる。
不満だったところ
  • 時計が常時表示じゃない。
  • 強い陽射しの下だと液晶が見づらい。
  • 防水が弱い。雨の日のジョギングで使えない。
  • 稼働時間が心もとない。

 
参考記事: AppleWatchの使用感。一番のメリットは「通知に必ず気づく」ことかも。 - いつもマイナーチェンジ!
参考記事: Apple Watchはバイブの種類が意外と豊富! iPhoneとの差別化はここにあると思います。 - いつもマイナーチェンジ!
参考記事: Apple Watchを目覚ましに使おう! 音を鳴らさずに起きられるので今までと違った使い方ができます。 - いつもマイナーチェンジ!

 
そして、結局手放してしまったのは、不満の2つが気になってしまったからです。

 

時計が常時表示じゃない

なんだかんだ言って、これが一番大きかった。 細かい事なんだけれども、大きなこと。

腕時計って、なんで腕につけてるかというと、パッと時間を確認できるからなんですね。目線を動かすだけで時間が分かるから、わざわざ腕時計をつけてます。 多少のファッション要素もあるとはいえ、一番は時間をすぐ知りたいから。

でも、AppleWatchを始めとするスマートウォッチは、基本は非表示です。時計を見る動作をしたり、画面をタッチすれば表示されますが、このアクションが地味に面倒。少し使って慣れたと思った時期もありましたけど、普通の腕時計に戻した時に改めて感じました。

目線だけで見たい時って結構多いんですよ。例えば、デスクワーク中とか、運転中とかね。いちいち時計を見る動作をしないといけないのが地味にストレス。
やっぱりまず腕時計に一番求める「目線だけで時間を確認できる」ことがしっかりできないと、ちょっと厳しいです。

 

防水が弱い

一応は生活防水ではあるのですけれど、これだとちょっと弱い。
僕はジョギングもするのでワークアウト機能は結構重視してました。そして実際、この機能自体は凄く気に入っていました。

参考記事: Apple Watchのアプリ「ワークアウト」を使ってみました。 - いつもマイナーチェンジ!

でも、使っていて一番不満だったのは、防水機能が弱いこと。僕は雨の日でもジョギングしたいのですが、AppleWatchの防水機能は手洗いの水しぶき程度の保証でしかありません。有志の方々の検証では水泳もできるとか聞きますけれど、公式で保証していないものを積極的に使う気にもなれず。

雨の日なんてそんなに多くないと思うかもしれませんが、「雨が降りそうな日」でも付けていくのはちょっと考えてしまいます。そして、途中で雨が降ってきたりしたものならば、濡れるのが気になってランの途中で引き返してしまったり。そういうのって邪魔くさいじゃないですか。走る事以外に変に気を遣いたくないのですよ。

ランニングウォッチとして防水が弱いのは、やっぱり致命的なんです。

 

AppleWatchの経験から分かったこと

AppleWatchのワークアウトアプリ自体は凄く優秀でした。

逆に言うと、AppleWatchが「時計常時表示」で「5気圧防水くらい」だったら全然使えたわけです。

もっと言うと、AppleWatchで実用的だと思ったのは、この2つ。
①手首へのバイブ通知は、必ず気づくので凄く良い。
②ジョギング用のワークアウトアプリが便利。

これを考えるとですよ?

僕の用途では、スマートウォッチって必要ないのです。 はっきり言って、時計で地図を見たりしないし、メールチェックも不要。

つまり、僕の腕時計の要望をまとめると、

①時間は常時表示されている。
②強い陽射しでも画面がきちんと見える。
③秒単位で正確な時間。(電波orGPS)
④雨に晒しても大丈夫な防水機能(5気圧以上)
⑤ジョギングをサポートする機能がある。(心拍数など)
⑥バッテリーは1日以上余裕でもつ。
⑦電話の着信通知くらいはバイブで通知がほしい。

 
こんな時計がほしいわけです。

まんまランニングウォッチじゃん!

 

探したら、全部満たすものがあった

ランニングウォッチの今のトレンドは「心拍数計測&GPS搭載」だそうで。

昨年の後半あたりから、まさにちょうど僕の要望を満たすものが出始めたというタイムリーさ。

特に心拍数計測は、これまでは「乳バンド」と言われる計測用ベルトを胸の装着するのが普通だったのが、ウォッチ本体だけでできるようになり始めています。

乳バンドはこんなの。

 
心拍数計測はApple Watchも付いてましたが、GPSまではなかった。

GPS搭載だと距離も正確に測れるし、ルートも記録できるし、ペースやピッチも計算できるし、いいことづくめ。

これは、心拍数もGPSも両方搭載したモデルを選ぶしかありませんよ。

でも調べると、その2つを両方搭載したものはまだ少ないようです。なので選択肢はあまりなくて、選ぶとすればこの2つだそうで。

 

EPSON Wristable GPS 腕時計 SF-850PB

 
2016年2月10日に発売されたばかりの最新型。
エプソンはGPSウォッチ界ではトップクラスのシェアを誇るメーカーだそうで。(知らなかった.....。)

見た目は普通のデジタル時計のようで、かなりシンプル。
表示もまさにそのままの使い勝手のようで、GPSウォッチを始めて使う人でも使いやすいように作られているとか。

派手さはないので、無骨に機能だけを求める人には良さそう。

おおまかなスペック
  • 重量:52g
  • 防水:5気圧
  • 動作時間:GPS稼働時20時間、時計表示時60時間
  • 心拍計測:時計に内蔵
  • 価格:約3.5万円

 

ガーミン ForeAthlete 235J BlackGreen

 
アメリカのGPSメーカー最大手。
このへんにはそれほど詳しくない僕でも聞いたことのあるメーカーでしたが、それもそのはず。 日本のランニングウォッチは、エプソン、ガーミン、スントあたりがメジャーとの事です。

2016年4月21日に発売されたばかりの最新型。

こちらの特徴はカラー液晶です。
無骨なエプソンに対して、バンドもカラフルでおしゃれ。

おおまかなスペック
  • 重量:42g
  • 防水:50m完全防水
  • 動作時間:GPS稼働時11時間、時計表示時9日間
  • 心拍計測:時計に内蔵
  • 価格:約3.6万円

 

どっちにするか

これは全然迷いませんでした。

見た目の好みで「ガーミン ForeAthlete 235J」に即決。

僕の場合は普段から身につける気で買いますから、見た目の好みって大事です。

それに、AppleWatchで不満だった「時計が常時表示じゃない」「防水が弱い」を両方クリアしていて、更に、GPS搭載なのでスマホも携帯せずにジョギングができます。素晴らしい。

以下、簡単な開封写真をば。

 
SXT18650
▲パッケージは結構チープな感じがする。

 
SXT18669
▲付属品すべて。替えバンドが入ってるのが嬉しい。

 
SXT18675
▲裏には心拍センサーが3つ。緑色に光るんです。

 
SXT18686
▲充電はクリップでとめて行います。

 
SXT18694
▲バンドは凄く柔らかい。AppleWatchより更に柔らかいです。

 
P1090315
▲Yシャツでも十分ありじゃないですかね。

 
P1090313
▲隠そうと思えば、隠れないこともないです。

 
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▲時計を見る動作をするとバックライトが点灯します。

 
P1090349
▲ランニングモードで心拍数表示中。色で強度が分かります。カラーってイイ!

 
P1090350
▲画面が大きいので、4分割表示でも見やすい。

 
P1090351
▲ウォッチフェイスも変えられます。

 
P1090352
▲陽射しの下でもはっきりくっきり見えます。これ大事。

 

まとめ

SXT18657

 
まだ3日くらいしか使ってませんが、かなり良いです。

普段使いの時計としても十分ですし、そうやって普段からつけていればライフログ(心拍数、歩数、カロリー、睡眠状況など)も取れます。

パッテリーの持ちも、寝る前につけて寝て、翌日の夜にジョギング終了した時点でも、残り87%とかあります。普通に3日くらいはそのまま使えそうですね。素晴らしい。

AppleWatchで僕が不満だった点が全て解消された時計は、スマートウォッチじゃなくてランニングウォッチでした。

ジョギングをしない人にはまた別の感想になるでしょうが、僕にはちょうどマッチしました。いやぁ、盲点だったなぁ。

つまり、AppleWatchを売った僕が、ガーミンのGPSウォッチ「ForeAthlete 235J」を買った理由は、

「僕が腕時計に求めるのは通知や地図表示などのスマホ機能ではなく、ジョギングログがとれて普段使いもできる防水ウォッチだったから。」です。

ちょっと付け加えるとすれば、「ずっとサボっていたジョギング再開のモチベアップのために、データ取りを活用することにしたため。」ってのもあります。こっちはきっかけですね。

実際、買って以来、4日毎日走ってます。

この調子で夏本番までには7kg痩せるぞ〜。過去の経験上、十分実現できる数字ですので。

がんばろう、がんばろう。

 
最後に、ここ数日のおおまかな感想をまとめておきます。

 

3日間の簡単な感想
  • 時計として不満なく普通に使えるのが良い。(液晶常時表示、GPS時刻合わせ)
  • バッテリー持ちも全然問題なし。3日くらいは余裕で持ちそう。
  • Bluetooth内蔵なので、スマホからちょっとした通知受信が便利。(電話着信、SMS、メール、LINE、Twitter等)
  • スマホアプリでデータの詳細な確認ができる。マップ経路やらグラフ表示もいい。
  • 個人的にはスーツでも全然問題なし。会社でもつけていける。
  • GPS内蔵はやっぱりいい。ジョギング時にスマホを持たなくていいのは快適。
  • 手首でのバイブアラーム機能はやっぱり便利。目覚ましにも使える。

 

 
▼この後、実際にしばらく使った感想も書いています。
ガーミンのランニングウォッチ「ForeAthlete 235J」の6週間使用レビュー。運動強度が分かるって素晴らしい。

▼こんな記事も書いています。
雨中ジョギングのススメ。濡れても大丈夫な格好で走れば、涼しくて気持ちいいですよ!