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ロジクールのマルチデバイスキーボードK780が素晴らしい! テンキー付きでWindowsからiPhoneまで何でもOK。スマホスタンドにもなって便利すぎるんだぜ。

ロジクール様よりキーボードをご提供いただけましたので、使ってみました。

2016年6月29日に発売されたばかりの新製品です。

僕は今まで同社のキーボードK480を愛用していましたが、今回のマルチデバイスキーボードK780は、型番からも分かるとおり上位機種です。

そして、だからこそ更に良いキーボードに仕上がっておりました。

数日使ってみましたが、このキーボードはお世辞抜きに本当に素晴らしい。

どう素晴らしいのか説明します。

 
公式HP: K780 マルチデバイス BLUETOOTH® キーボード - ロジクール

 
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外観

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こちらがK780です。

マルチデバイスキーボードですので、大きな特長は2つ。

  • 切替ボタンひとつで、複数のデバイスをひとつのキーボードで入力できる。
  • 対応OSは、Windows、Mac、iOS、Android、ChromeOSなどメジャーなものはすべて対応。

更に新商品であるK780はそれらに加えて、

  • テンキーが付属

が一番のポイントです。

前機種であるK480はコンパクトでしたが、こちらのK780はフルサイズという感じでしょうか。

見た目もスタイリッシュで高級感があります。

 
 
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▲この溝にタブレット等を立てることできます。摩擦があって滑らない材質です。

 
 
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▲こんな感じで立てることができます。

 
 
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▲白いボタンがデバイス切り替えボタン。3つまで登録できます。

 
 
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▲WindowsでもMacでも使えるキー配置。かなり使いやすいです。

 
 
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▲テンキー付き。これがあるだけで使いやすさが違う。

 
 
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▲ON/OFFスイッチは横についてます。

 
 
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▲単4電池2つで2年使える長寿命。2.4GHz無線Unifyingレシーバー付き。(Bluetoothによる接続も可)

※Unifyingとはロジクール社の無線通信規格で、Bluetoothよりも電力消費が少なく、且つレスポンスも良いのが特徴です。詳しくは公式サイトをご確認下さい。

公式HP: ロジクール UNIFYINGレシーバー - ロジクール

 

マルチデバイス対応であること

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前機種K480も含めて、僕が一番気に入っている点はここ。

このキーボードはマルチデバイス対応なので、WindowsでもMacでもChromeOSでも、iPhoneでもAndroidでもデバイスによらず快適に使えるんです。

過去記事: ロジクール「マルチデバイスキーボードK480」の使用レビュー。WindowsとMacの両刀使いに凄くイイ!

その特長は今回のK780でも当然ながら引き継がれています。

僕のように、自宅のパソコンをWindowsとMacの両方使う人間にとってとても使いやすいキーボードなんです。

Macを使う人なら分かると思いますが、Windows用とMac用では配置されているキーの種類や場所がちょっと違うので、同じキーボードで両方使うにはちょっと工夫がいるじゃないですか。

このキーボードはそんな工夫が一切必要なく、何も考えずに快適に使うことができます。

 

テンキー入力はやっぱりいい!

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使ってみると、やっぱりテンキーって便利です。

ノートバソコン等、モバイル用に持ち歩くのならば、よりコンパクトなキーボードでもいいんですが、自宅でじっくり使うなら、多少幅が広がってもテンキーがあったほうが使いやすいです。

数字入力のスピードが全然違いますもの。

「+」「-」の計算記号から、小数点も含めて、一か所に集まってるってイイ。

Excelを使うときには実感しますね。

自宅使いではテンキー付きに限る。

 

デバイス切り替えが簡単になった

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左がK780、右は前機種K480。

以前は回転スイッチによる切り替え式だったのが、白いボタンが3つ独立してついていますので、より簡単に切り替えできるようになってます。

うん、こっちのほうが便利。

回転スイッチだと、つまんで回す必要があるのでちょっとだけ手間なんです。

正直、「ボタンにならないかなぁ。」と思っていたところに今回の変更ですよ。

ちょっとしたことなんですけど、大事なポイント。

デバイスを切り替える際の気軽さが違いますので。

 

立てかける溝の横幅が広い

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テンキーが付いたことで、キーボード自体の幅も広がりましたから、立てかけられる幅も同時に広がってます。

写真のように、iPhone6 Plusと iPad Mini2を横に配置しても大丈夫です。

ちなみに幅寸法は 380mm。

12.9インチiPad Proの長辺幅が305.7mmですから、どのデバイスでも置ける十分なサイズと言えます。

もっと言うと、このキーボードはマルチデバイス対応ですから、立てかけられる端末の数が多ければ多いほど便利になります。

 
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キーボードの幅を超えても、こんな感じで立てかけられますから、iPadを2つ並べても大丈夫なんじゃないでしょうか。

 
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また、横置きできるということは、iPadなどを充電しながら使えるということでもあります。

 
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前機種のK480は溝幅が約265mmで、且つ外に飛び出しての立てかけはできませんでした。このあたりもK780の優位点になりますね。

 

デバイススタンドとしても優秀

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先ほどの説明と多少かぶる点もありますが、スタンドとしてとても優秀です。

自宅用のキーボードって普段あまり場所を動かさないじゃないですか。

なので、スマホやタブレットを立てかけておくにはとてもちょうどいいわけです。

しかも、そうやって使ってると、パソコンで作業している時に何か通知がきたとしても、そのへんにベタ置きしてるのと違って目線の移動だけですぐに内容確認できるし、それがLineやメールだった場合でも、わざわざフリック入力せずにキーボードから入力できます

僕は前機種のK480を使うようになってからこのスタイルなのですが、これ、結構便利です。

別の場所にスマホを置いていた場合だと、わざわざキーボードの場所まで行ってキーボード入力は面倒なので結局フリック入力しちゃうんですよね。

でも、使おうと思ったその場所にキーボードがあると、やっぱりそっちを使いますし、入力も断然楽ちんです。

オススメしたい使い方です。

   

かな入力切替をMac式に変更できる

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これはWindowsとMacを両方使う人には大事な話。

僕は以前、こんな記事を書きました。

過去記事: Windows上でMacのように「英数/かな切替」をする方法。両刀ユーザーなら是非設定を!

Windowsでは入力切替を「半角/全角」で切り替えるんですが、Macのように「英数入力」と「かな入力」のボタンが個別にあったほうが便利なんですよ。 んで、Microsoft IMEならば、Windows用キーボードでもMacと同じ設定に変えられるんです。

でも、

実は僕が今まで使っていたK480では、なぜかこの設定が使えませんでした。

理由は分からないのですけどね。

それが、K780ではばっちり使える!

やった! 素晴らしい!

Mac方式は一度使うと、Windows方式が煩わしくなるので、これは嬉しい改善点でした。

 

質感が上質で、静音性も高い

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写真ではなかなか伝わらない部分ではあるのですが。

前機種のK480はプラスチックの光沢が強かったのですが、K780は非光沢なので落ち着いた印象があり高級感があります。

実物を見てもらえば一番分かりやすいのですけれどね。

また、タイピング時の音も比較的静かです。

K480だとどうしてもカチャカチャという音が目立ってしまっていたのでが、K780くらいまで静かになるとかなり気にならないレベルです。

キー形状が丸いので、使い始める前は少しだけ違和感もありましたが、使ってみると全然問題ありません。

 

ちなみに僕は

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こんな感じでキーボードカバーを付けて使うことにしました。

当然、スマホを立てかける溝にはかからないように、キー部分にだけカバーをかけてます

ちょっとしたことなんですが、長く綺麗に使おうと思ったら、カバーがあると全然違います。

タイピング時に少しカバーの摩擦を感じますが、気になるほどのものじゃありません。

値段も900円くらいでお手頃価格です。

 

マルチデバイスキーボードK780、のまとめ

  • Windows、Mac、iPhone、Android等、なんでも快適に使えるキーボード。
  • 安定のテンキー付き。
  • スマホ等を立てかける幅も余裕がある。
  • スマホスタンドとして優秀。目線移動だけで内容確認。使いたい瞬間その場にキーボードがあるから、Lineもメールもキーボードで快適入力。
  • デバイス切替はボタン式なので素早く切り替え可能。
  • MS IMEのかな入力切替をMac式に変更できる。(K480ではできなかった)
  • 上品なビジュアル。静音性も高い。
  • 電池持ち2年の長寿命。
  • お値段 約1万円(2016年7月23日現在 Amazon価格)

 
凄く良いキーボードです。

K480で僕が少し不満だった点がほぼすべて改善されています。

心を読んだの?っていうくらい。

価格はキーボードとしては少し高めではありますが、上に挙げた特長を考えると十分満足できる商品です。これらの条件をクリアできるキーボードって他を探してもあまりないと思いますので。

キーボードって毎日使うものです。

たまにしか使わないならそこにお金をかけるのはもったいないですが、使う頻度が高いものにお金をかけるのは有意義なことです。 だからこそ、本当に納得できるものを使うと幸せになれます。

何度も言いますが、本当にお世辞抜きでオススメのキーボードですよ。

公式HP: K780 マルチデバイス BLUETOOTH® キーボード - ロジクール

 

 

最後にひとつ補足を

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比較対象としてK480を持ち出しましたが、これはこれで良いキーボードです。なにせ価格が約3,500円(記事公開現在)。 この価格でマルチデバイス対応ですから、コスパ面を重視するならこちらがオススメです。

▼マルチデバイスキーボードK480のレビューはこちら。
ロジクール「マルチデバイスキーボードK480」の使用レビュー。WindowsとMacの両刀使いに凄くイイ!