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iMac2017で気になる特徴2つ。「10億色対応ディスプレイ」と「Radeon」に惹かれるが。

WWDC2017で、いろいろ発表がありました。

今回はiPadとMacBookのPRO関係、あとはiOS、macOS関係くらいかと思っていましたら。

iMacの発表があるじゃないですか。マジか。

年末くらいだと思っていたので、ちょっとびっくり。

新しいのが出たら内容によっては欲しいとも思っていたので、意表を突かれました。

気持ち的に準備ができていませんでしたが、まずは検討してみましょう。

 
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iMac2017の特徴

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特徴

  • CPUは第七世代Core i(Kaby Lake)。
  • 最大メモリ要領は21.5インチが32GB、27インチが64GB。
  • 端子にはTuunderbolt3(USB-C)が2基。データ転送が高速に。
  • スロットは、SDカードx1基、USB3x4基も残存。
  • ディスプレイの輝度が500ニト(=cd/㎡)。43%明るく。
  • ディスプレイの色表現は、10億色に対応。
  • GPUはRadeon搭載によりグラフィック性能が向上。ビデオ編集が1.4倍、ゲームが1.5倍、3Dが1.4倍。
  • FusionDrive性能が向上。最大50%。
  • VRに対応。
  • キーボードがテンキー付きに。

 
今回は順当なマイナーアップデートですね。

今までのiMacのまま、性能が底上げされた感じ。

なるほど、こんな感じか。

この中で僕が気になったのは、色関連の2つです。

 

10億色対応ディスプレイ

僕は今、BENQのカラーマネージメント液晶ディスプレイ「SW2700PT」を使っています。

これを使っていて感じるのは、色の表現範囲って結構大事だってことです。

以前は安価なIPSディスプレイを使っていたのですが、これは1,600万色くらい。でもSW2700PTだと10億7,000万色。この違いって凄くて、今までは真っ黒にしか見えていなかったものが細かく形まで見えるようになりました

自分が撮った写真は本来ここまで階調表現できていたのかと気付かされました。

で、今回の iMacでは色域が「10億色対応」だそうです。SW2700PTと同じくらい。

あえて別売りのディスプレイを買わなくても同程度の見え方ができるのだとすれば、これは嬉しいですね。

今回の iMac、「10億色対応」というだけではSW2700PTとの違いは分かりませんが、近いところまではいくのでしょうかね。AdobeRGBはカバーしているのでしょうか。 この判断って難しくて、店頭でちょっと見ただけじゃ全然分からないんですよねぇ。実際に買って使ってみて、自分の環境で自分の写真や映像を見てみて初めて分かるというか。

買わないと分からないではちょっとつらいので、やはりAppleは、ディスプレイの美しさを主張するなら、せめて他社と比較しやすく、正確な数字と、色域グラフなども掲載してほしいものです。

 

グラフィック

これまでの「Intel HD Graphics」から、「Radeon」になりました(全ての機種ではありませんが)。

このへんはあまり詳しくはないのですが、グラフィックはGPU性能でほとんど決まってしまうようで、定評があるものがNVIDIA社の「GeForce(ジーフォース)」と、AMD社の「Radeon(レイディオン)」のようです。

少し調べてみたところによると、

GeForceはゲームに適していて、高性能だが発熱が高めで、値段も高め。

Radeonは、動画や映画鑑賞に適していて、コスパがよく、性能そこそこ、発熱もそこそこ。

PCを自作する人にはGeForceが人気だそうですね。高性能を求めて自作するのだから、それも納得。

で、今回 iMacに搭載されたのがRadeonというGPUです。でもまぁ、Radeonといってもいろいろあるのでしょうし、市販されているモデルとも型番が違いますから、正直なところ判断しにくい部分ですね。

気持ち的には今回搭載された「Radeon Pro」は、Proが付いていてちょっと高性能なイメージがあります。ネーミングもAppleらしいし、Apple用に作られたチップなんでしょうかね。

公式サイトでは、ビデオ編集においては「従来の1.4倍」という表記がありますから、カメラを趣味にしている身としては結構気になる変更です。

 

悩みどころ

さて、どうしようか。

買おうか、買うまいか。

現在Mac mini 2012を使っている自分が悩む理由は大きく、3つ。

 

1.大きな目玉機能がない

全体としてブラッシュアップされてはいますが、今回は目玉となるような機能がありません。

例えば、iPhone7でいう「ApplePayのSuica対応」とか、MacBook Proでいう「TouchBar & TouchID」とか。

斬新でちょっと使ってみたくなる機能がないんですよね。

性能アップは間違いなく嬉しいけど、現状すごく困っていない限りは、「買いたい!」という気持ちになりにくい。

キーボードにTouchIDが付いていれば、それだけでもかなり魅力的だったのですが、実現は難しいのでしょうかね。

 

2.映像入力端子がない

今に始まったことじゃないのですが、iMacって外付けディスプレイとしては使えないじゃないですか。

例えば、ニンテンドースイッチとかをHDMIで繋げないじゃないですか。

個人的には、これが地味に痛い。

僕の家にはテレビがないので、BDレコーダーをパソコンディスプレイに繋いで観ています。いや、逆に言うと、パソコンディスプレイがあればテレビも見れるので、テレビが不要ってことなんですが。

テレビって場所とるじゃないですか。それが嫌で。

でも、iMacだと入力端子がないからそれができない。一応今はディスプレイが2つあるので、片方に繋げばいいのですがね。でもそのディスプレイにしても入力端子が一つしかない。BDレコーダーとスイッチと2つ挿せない。 切替スイッチみたいなやつを買えばいいのだろうけど、配線関係って増やしたくないんですよね。ただでさえゴチャゴチャしてるので。

iMacのこの部分がほんと不満。

だからMac miniを使ってるというのもあったり。でもスペック的には iMacが欲しい。

悩ましい。

 

3.まさかの6月発表

噂では新 iMacの発表は、2017年後半とか言われていました。なので、個人的には年末あたりかなぁ、と思っていたわけです。

すごく個人的なことなのですが、正直ね、

心と財布の準備ができておりません。

やぁ、心はまぁいいとして、財布。

少し前にカメラ買ったばかりだしなぁ。

ここでまた40万円とか、出費としては痛すぎる。

というか、正直言うと、

資金がないから買わない理由を作り出しているんです!

欲しいのは間違いない。

 

iMac Proは?

素で50万円とか、たけーよ。

 

まとめ:つまり今回は保留

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お金がないので、今回は一旦見送ります。

一旦、ね。

発売と同時には買えないですけど、今年中くらいには買うかなぁ、どうかなぁ。

今使っているMac mini 2012も使えないわけじゃないのが悩みどころ。ちょっと遅いけど、困るのは4K60pとかの映像編集の時くらいで、それ以外は使えているという現状。

反面、どうせ買うんだったら先に買って、少しでも長く使ったほうが幸せって考え方もあったり。

うーん、うーん。

映像編集が画期的に快適になれば買ってしまうのですが、未知数だしなぁ。

iPhone8の発表後、8に魅力がなかったら資金をまわして iMacにするかなぁ。

そのためにはカメラも売らないとなぁ。

悩ましい、悩ましい。