スマホを買い替えた時にセットで購入する物のNo.1は、保護フィルム・ガラスだと思います。
僕は保護フィルムを買う時は、光の反射が少ないノングレア(アンチグレア)タイプのものを選ぶのですが。
iPhoneXに関しては、選ばないほうがいいかもしれません。
ノングレアタイプの特徴
上の2つは長所、3つ目は短所と言えます。でも、僕は長所のほうが大きく感じため、ずっとノングレアを使ってきました。
今まで使ったいた iPhone7でもそうでしたし、その前の iPhone6 Plusでもそうでした。
若干ギラギラするものの、それは許容できるレベルで、指紋がつかない、且つ見やすいことの利点のほうが強かったわけです。
iPhoneXにノングレアは向かない理由
それは、『画面が虹色にギラギラする度合いが、とても大きいから』です。
明確な理由は定かではありませんが、iPhoneXの画面は「液晶」ではなく、「有機EL」を採用しているからなのかもしれません。有機EL特有のひかりかたがギラギラを促進しているのかもしれません。
とにかく、その虹色ギラギラが目を背けたくなるくらい強くて、画面を短時間でも見ているだけで非常に疲れてしまいました。
上の写真は、実際にノングレアの保護ガラスを付けた状態を撮影したものなのですが、写真では目に見えるのと同じようには撮れませんでした。
しかし実際は、青、赤、緑、紫、などいろんな色がチカチカして見える状態。特に「白」には強く出ていました。多くのサイトは背景を白にしていますし、Google検索なども背景が白です。白がギラギラするということは、ブラウジングしているほとんどのシーンで目が疲れるということです。
ちなみに、
たまたま買った商品がそうだったんじゃないかと思われるのかもしれませんが、僕は2つの製品を試しています。
1つ目のノングレアは「工匠藤井 iPhoneXフィルム 全面強化ガラスフィルム」という製品なのですが、こちらは正直不良品で、貼り付けた後に画面の下側に空気は大量に入った状態できちんと粘着しなかったため、買い替えを余儀なくされたものです。
2つ目のノングレアは「エレコム PREMIUS GLASS 3D強化ガラスフィルム」という製品です。1つ目の時点で画面はギラギラしていて見にくかったのですが、製品固有の可能性もあるので、2枚目もノングレアで購入してみたものです。こちらは粘着に関しては全く問題はありませんでしたが、1つ目同様に、虹色のギラギラがひどく、買い替えを余儀なくされました。
たった2つの例なのかもしれませんが、少なくとも「たまたまその製品がギラギラしただけ」ではない事は確認できました。
上で述べたようにはっきりした原因は定かではありません。 でも、少なくとも、僕が今まで使ってきた iPhone(4,4s,5,6Plus,7)ではここまでの状態に見えたことはありませんでしたので、有機ELの発光がノングレアの保護フィルムと相性が悪いと考えるのが自然だと思うのです。
素人なので真偽は分かりませんが、少なくとも僕は iPhoneXの保護フィルムにノングレア(アンチグレア)は向いていないと思います。
▲1つ目の製品。正直、完全な欠陥品で指で押し付けても粘着されませんでした。加えて、画面がチカチカするので買い換えることに。
▲2つ目の製品。貼り付けは綺麗にできたのですが......。
僕が選んだ保護フィルム
最終的に選んだのは、エレコムさんのこちら。これは2つ目に購入したノングレアと同じシリーズですが、グレア(光沢)タイプの製品です。
この製品は「自然吸着」という機能があって、上にそっと乗せるだけであとは勝手に空気が抜けて綺麗に吸着できます。ノングレアタイプを購入した時に良さを体験できたので、同じシリーズのものを選びました。
光沢タイプなので当然ながら光の反射はしますが、画面は非常に綺麗だし、虹色ギラギラは一切なくなりました。白が本当にそのまま真っ白に見えます。
ここまでくるのに、2枚も無駄になってしまった.....。
出費もさることながら、1日に2度もヨドバシカメラが行くことになり時間も浪費しました。
それでも、目がチカチカするまま使い続けても良いことは全然ないので、しょうがない出費と手間だったと思うしかありませんね。
▲写真だと逆に虹色が写ってしまいますが、目で見た限りでは虹色はなく、綺麗に見えます。
あとがき
保護フィルムの使い勝手は、実際に買って付けてみないと分からないのが辛いところです。
すべてのノングレア製品を試したわけではないので、絶対にダメだとは言いませんが、少なくとも、今までの iPhone以上に画面がギラギラする可能性は高いと思います。
実際の見え方を写真では再現できないので尚更きついのですが、これから買う方は注意したほうがよいです。
保護フィルムって失敗すると、まったく使い物になりませんし、まさにお金をドブに捨てるようなものですから。
ちなみに、最後に購入した製品は値段も安いし、品質も満足しています。無難にいくなら、こちらで良いかと。
以上です。