パナソニックのLUMIXを愛機として使っています。
今、手持ちのカメラは3つ。GH5 と GH5S と LX100。すべてパナソニック製です。
厳密に言えば、iPhoneX もデジカメなので、これを入れれば4つになりますか。
写真や動画を撮るという点において、今の装備があれば、おおよそ不自由なく撮りたいものは撮れるという環境です。
でも、最近、なんとなく撮影意欲が落ちてるなぁと感じます。
この記事は、そんな事にまつわる雑談です。
撮影のモチベーション
まぁ、落ちたものを無理やり回復させる必要があるのか、という話もあるのですが。
そういう時期もあるから、自然に身を任せて、撮りたくなったらまた撮ればいいという考え方もあります。
落ちていると言っても写真を撮りたくないわけではなく、どこかへ出かける際には必ずカメラは持っていきますし、出かけた先では撮ります。
撮影するために出掛けなくなったということです。
そもそも、写真と撮るとは何なのか。
例えば、山に登るために出かけるのか、山からの風景を撮るために山に登るのか。
好きなことをやってその一瞬を残すためにカメラを持っていくのか、一瞬を残すためにどこかへ出かけるのが好きなのか。
写真を撮りたいという気持ちにもいろいろあるんですよね。
まぁ、そもそも、純粋に写真を撮るだけなら、今の時代、スマホが最強なんですよ。望遠を必要としない画角でなら、スマホひとつですべて完結します。
ではなぜ、重くてでかい一眼カメラをわざわざ持ち出すのかと言えば、より綺麗に撮れるからという理由の他に、カメラを構えることで気持ちが高ぶるから、などの理由もあります。
スマホを構えるのと、カメラを構えるのとでは、気持ちが全然違います。なんででしょう。撮ることに対する入り方が変わる気がします。
気持ちの問題。
もしスマホと一眼で、まったく同じ画質のものが撮れたとしても、たぶん一眼カメラのほうがいい写真が撮れると思う。気持ちは大事。
そして、その気持ちの点で。
同じカメラをずっと使っているとマンネリになる思いもあるのではなかろうか。
一昨年にGH5を購入して、その1年後にGH5Sを購入したのですが。この時、正直、新しいカメラを買ったという新鮮味はまったくありませんでした。性格の異なるカメラではあるのですが、見た目は一緒、機能もほぼ一緒。 利便性は格段に上がったし、買ってよかったと間違いなく思っているのですが、でも新鮮味はありませんでした。
このあたりが、撮影モチベーションにも関わってきているのかもしれません。
僕は今まで、カメラメーカーを渡りあるいてきました。ニコン、富士フイルム、オリンパス、パナソニック、と。
新しいカメラを買う度に、これまで使っていたカメラは手放してきました。なぜならば、体は1つしかないので、使えるカメラも限られてきますから、使わないカメラを持っていてもしょうがないと感じたから。常に使うカメラだけを残そうと考えていました。 (下取りにして資金繰りをしたのもありますが。)
でも今になって、富士のX-T1 や、オリンパスのE-M1m2 は残しておけばよかったなぁって。一番使いやすいのは自分ではパナソニックなのだけど、たまに気分を変えて、他メーカーのカメラも使える状態にしておけばよかったと。
富士の色は好きだったし、オリンパスのコンパクトさも気に入っていたのですが、新しいカメラを買う際には、使わない機材を下取りにしなければならない脅迫観念のようなものがあったのかもしれません。
まぁ、売ってしまったのはしょうがないので、それはそれとして。
何事も「気持ち」は大事です。そしてその気持ちを切り替えるための「気分転換」も大事なのだろうと。
それを考えると、カメラを新しいものに買い替えていくこともまた、自分のとっては必要な要素なのかもしれません。
カメラをいろいろ変える行為は、本当に写真や映像が好きな人たちからは良く思われない行為でもあります。それは、撮ることに向き合っておらず、あくまでガジェットとしての興味のほうが強く出ているからだと思います。 表現の幅を広げるために必要があって買うのでななく、流行りの機能や最新技術に魅せられて買う意味合いのほうが強いから。
でも個人的には、楽しみ方なんて人それぞれで、自分が楽しいと思うことをやればいいとも思います。
こうやって書きながら、自分の頭の中を整理していると、やはり今は「新鮮味成分」が足りていないのだろうなぁ。
この状態を転換できるとすれば。
やはりソニーのαシリーズでしょうかねぇ。
ある意味、ガジェットとしては最高峰ですし。
心ときめくカメラでもあります。
いくしかないだろうか。
うーん。
以上、『ソニーのカメラを買うための理由を考えてみた』でした。