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人混みの中を歩く時は、ライン取りを意識してしまう元サッカー部の性。

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僕は小中高とサッカーをやってました。

んで、そうやって若い頃にサッカーをやってるとですね。

人混みを避けながら歩く時には、どこをどうやって抜けていくかを考えてしまうクセがつくんですよ。

僕は歩くのが早いものだから、特にそのクセが強くてですね。

いい歳したオッサンになっても、頭の中でフィールドを意識してしまうわけです。

 

例えば

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こういう状況で地下を歩いているとします。
この絵を見た瞬間、僕はどこを歩いて行くかを大体イメージするんですね。
それぞれの人の動きを予想しながら。

 
 
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僕が意識しないといけないのは3人です。
一番手前の女性は、今は斜めに歩いていますが、たぶん端まで行ったら壁に沿って歩きだすはず。
黄色い線に沿ってこちら側へ歩いている女性は、黄色い線に沿ってそのまま来るでしょう。
ちょっと注意なのが、さらにその隣には別の男性が歩いています。
この3人をルートを考えれば、僕のライン取りはこうなります。
   
 
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黄色い線の少し左側をまっすぐ歩く。
こうすることで、後ろの男性ともぶつからずに、かつ相手側にも変な気を遣わせずにお互いに何事もなくすれ違うことができます。

 
こういうことを、僕は無意識のうちに考えながら歩いてしまうわけです。

 

ケース2

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例えば、こういう場合。
僕がまず見えるルートは3つ。

 
 
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まぁ、②は論外ですね。
お母さんと子供が手を繋いで歩いてますから、それを切るように歩くなんて、どこの鬼畜かと。

③も行けそうですが、間隔がちょっと狭い。
歩いていけば相手も少し避けてくれますが、人をどかせて歩いていくなんてスマートじゃありません。

普通なら①で良さそう。
ですが、今回に限っては、子供を抱いたお父さんがよそ見をしながら、後ろの奥さん子供を気にしながら歩いてました。
そんな状態でお父さんの前を横切るのはちょっと嫌。
子供抱いてますしね。

なので、僕のとったルートはこれ。

 
 
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一旦ライン際へ逃げて、壁際を駆け上がるパターン。
無理に中央へ切れ込んで密集地帯に行くよりも、人の少ない壁際へ移動して安心して歩こうという意図です。
壁際なら、右は壁ですから、左側だけ意識していればOK。
あとは、出口の階段まで駆け抜けるだけです。

 
 

ケース3

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結構密集地帯です。
信号を渡りきった後で、相手との距離が近い状態。
かつ、前方には気の強そうな女性と、おしゃべりしながら歩いている女子学生。

 
 
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一見すると、左の女性と女子学生の間があいているように見えますが、女子学生はおしゃべりしながら、左に寄ってきています。
なので、そのまま間を抜けようとすると、二人に挟まれてボールを奪われます。
って、違うわ、サッカーじゃない。

女性と女性の間を無理矢理ぬけて行くのは得策じゃありません。
余計な接触は冤罪になりかねませんし、なにより相手が嫌がるでしょう。
まぁ、全盛期の怪物ロナウドなら、ディフェンダーを置き去りにして間を抜けられるでしょうけど。
って、だからサッカーじゃない。

 
 
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ここは無理せず、相手の歩幅に合わせつつ、後ろから左へ抜けていきます。
わざわざ危険をおかすこともありませんので。

 
 

ケース4

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一見簡単そうなシチュエーション。
ゆっくり歩いていれば、なんてことないのですが、僕は歩くのが早いので、ここでもライン取りが必要です。

 
 
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普通に考えれば、最短ルートであるこのライン。
でも、これはダメです。

 
 
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なぜなら、キャリーバッグを持った男性は、左斜め前に向かってあるいているから。
左前方に駅の入口があるんですね。
となると、僕が上のルートで行ってしまうと、キャリーバッグと植え込みに挟まれてボールを奪わr(略

それに対して、右側には、こちら側へ向かってくる人がいたところにスペースができますので、広々しているわけです。

 
 
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つまり、僕がとるルートは、こんな感じ。
その際には、当然ながら、右手前のベビーカーを押す女性のスピードも意識しながら慎重に行く必要があります。

 
 

ケース5

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最後は、こんなケース。
一番意識するのは、左から右へ横断しようとしている老人の動き。

中央にいる青の女性がラインを駆け上がりつつパスを求めているのに対して、そのフォローをするために、女性の後ろを周りつつ、更に右側からサイドを駆け上がり、青の女性から更にパスをもらおうとする動き。

この老人の動きを『三人目の動き』といいます。

 
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って、ちょっと妄想しすぎました。

このエントリー、夜中に書いてるので、ちょっと変なテンションになってます。

 
えーと、仕切りなおして.....。

 
 
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老人は、左から右の通路へ抜けるように歩いています。
通常のケースならば、老人の後ろを通ればいいのですが、タイミングが悪いことに、左手前から別の男性が来ているため、このルートを行くとぶつかってしまいます。
更に言うと、老人は歩くのが遅いため、左の男性との隙間はほとんどない状態でしょう。
でも、この「歩くのが遅いこと」を逆に利用します。

 
 
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普通だったら、老人が歩いていく先を遮るように僕が歩くのはNGですが、今回に限っていえば、緩急をつけた2歩のダッシュで老人を置き去りにすれば、老人の邪魔にならずに、青の女性の横を抜けていくことができます。

マニュアルにはない動きですが、こういう応用動作も必要になってくるということです。

 

なんて事を考えながら

僕は歩いているわけです。

たぶん、

サッカー経験者だけじゃなく、バスケやラグビーなどのフィールドスポーツをやっていた人であれば、いくらかは分かるんじゃないかなぁ。

どうかなぁ。

自分だけだったりして。

 

あとがき

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思いつきで書いた記事ですけど、写真付きだと準備が結構大変ですね。

忙しい時に限って、こういうことをやってしまうという。

というところで、今日はここまで。