相変わらずスプラ2まみれの広野です。
凄く面白いスプラトゥーン2ですが、みんな上手すぎませんかね?
ガチマッチのC帯ですら、最初は全然勝てません。SランクやAランクの人がまだ残っているのでしょうが、発売から1週間以上立った現在であれば、おおよそ上に上がったはず。でも、なかなか勝てない。
なんでかというと、
前作からの経験者ばかりで、スプラ2新参は1〜2割しかいないらしいです!
まわりがみんな上手い状況で初心者がどうやって立ち回るか、を考えないといけない。
そのへんが、ようやく少しわかったので、書いておきます。
ちなみに、僕はまだBとCをウロウロしてるレベルです。
今回はあくまで、初心者がC帯でそれなりに勝てるようになったコツの解説です。
最初の自覚
冒頭でも書いたとおり、スプラトゥーン2から初めてプレイした人は圧倒的に少ないです。とある方がとったアンケートでは1〜2割だそうで。
つまり、最初からプレイスキルに差がある状態でのスタートなんです。
だから、負けるのは当たり前。
どんな事だって、経験者だらけの中に初心者が一人放り出されたら、何もできなくて当然です。
まず意識として、「自分一人だけが下手な状況で、何ができるか」を考えることが大事です。
初心者の基本路線
じゃあ、初心者がどう立ち回ればいいか。
基本路線は、『果敢に塗る! 果敢に逃げる!』。
まずはこれをベースに立ち回ります。
どちらも「果敢に」やること大事だと思う。
初心者講座などを見ると、「死なないこと」がよく挙げられますが、これだけだとちょっと足りない気がします。死なないことを意識して、安全なエリアでプレイしていては、いつまで経っても上手くならないです。
キルされるのを怖がっていてはダメ。
前線に上がりつつ、塗りながら、敵がいたら逃げる!
とにかくこれを繰り返します。
それと、怖がって何もせずに潜って隠れていてはダメ。とにかく動き回って、塗りまくるべし。これも「果敢に」という意味に含まれています。
あと、もう少し言うと、逃げられるようになってくると、その後、キルもできるようになってきます。最初はこれが分からないんですよね。
敵と鉢合わせた時にいつもキルされるので、撃ち合いで勝てるようにならなければ!と思ってしまう。
間違いでした。
逆でした。
逃げていれば、いずれキルもとれる!
ブキは「わかばシューター」を使うべし
塗る、逃げる、をやるために、これほどやりやすいブキはありません。
なぜこれを勧めるかというと、理由がこちら。
わかばシューターって、最初からあるし、弱い感じがするじゃないですか。敵と撃ち合っても絶対負けるし。
特に撃ち合いで負けるので、僕はそれが嫌で、最初は他のブキを使っていました。でも、下手なままブキだけ変えても、やっぱりキルされるんですよね。
キルだけを考えたら、ヒッセンやホクサイを使えばできる面もありますが、それだと立ち回りは上手くなれないと感じます。
キルがしにくい「わかばシューター」で立ち回るからこそ、必要が動きが分かってくるのだと思います。
考えてみて下さい。わかばは最初から使えるブキなんです。
開発側が「これ使ってね」と用意しているブキなんです。 スプラトゥーンの立ち回りを覚えやすいような性能になってます。「正面から戦闘しちゃダメ」とか、「塗りが大事」とか、本当の基本が自然と身につくように調整されています。
実際、使い慣れてくると、本当に使いやすいですよ。
スプラッシュボムは、とりあえず投げておけば牽制なるし、塗れるし、たまにキルできる。しかも1発でキルできるので、ある程度コントロールできるようになると、マジ強い。
インクアーマーは、初心者のうちは使い所が分からないかもしれない。実際僕はバトル後に一度も使わずに終わることがよくあった。だから最初のうちは、使わずにキルされるより、発動できるようになったらすぐ発動するだけでもいいかもしれない。味方全員にアーマーがつくのでね。
とは言いつつ、
好みもあると思うので、絶対に「わかばシューター」じゃないといけないわけじゃないですけれど。
でも、塗りが強いブキにしたほうがいいのは変わらないので、短射程シューター系がオススメです。
果敢に逃げる!
逃げられることは、このゲームにおいて、基本かもしれません。
特にわかばシューターは、撃ち合ってもほとんど負けるので、敵と遭遇したら絶対に逃げるべきです。僕は最初、これが分からずににキルされまくりました。
かといって、キルされるのを怖がって後方に隠れていては上手くなりません。
逃げるのが上手くなるコツは、「とにかく果敢に前線に出て、やばい時に前線から逃げられるようになること」。
自陣側の安全な場所で逃げられるのは、少し慣れれば当たり前にできます。なぜなら、自陣側は自分が有利なように作られていますから。
そうじゃなくて、それなりに戦えるようになるためには、相手側エリアで逃げられるようにならないといけない。これができるようになってくると、戦えるようになってきます。
じゃあ、どうやって逃げればいいか。
敵と遭遇したら、まず潜る
敵が目の前に出てくると、つい撃ち合っちゃうのですが、わかばシューターにおいてこれは絶対にダメ。
最初の行動は、潜ること。
ヒト状態で逃げても遅くてキルされますから、絶対に潜ってイカで逃げる。潜った結果、やっぱり撃たれてキルされてもいいんです。それはしょうがない。最初はとにかく、敵と出会ったらまず潜って逃げるという事を瞬間的にできるようにするほうが大事です。
むしろ塗る時以外は潜っているくらいでちょうどいい。
それに潜るだけで、相手からは見えにくくなりますから、それだけで生存率はかなり上がります。慣れてない相手なら、全然違うほうを撃っていたりします。
逃げる時はとにかく安全なところまでダッシュで逃げます。
敵が追ってこないのを確認できるところまで逃げる。その結果、自陣側にかなり戻ってしまってしょうがないです。
逃げ道を確保しておく
とにかく、いつでもイカ状態で逃げられるように、自インクのルートを確保しておくのが大事。
文章で書くと当たり前のように感じますが、実際のプレイではなかなかできない。
とにかく、移動する前にはインクで塗りつぶしてから動く。敵インクの中に突っ込んでいかない。
やりがちなのが、高いところから飛び降りる行為。これはインクが途切れてしまうので、初心者には危険。地続きの場所を塗りがなら移動するのが初心者向け。近道しようとせずに、遠回りでもいいから地道に塗って進む。
トビウオ泳法を会得しておく
敵インクの中を、イカ状態でジャンプしながら動くテクニック。
足をとられずに動けるので、生存率がかなり上がります。
ちょっと難しいですが、絶対に練習しておくべきです。
果敢に塗る!
塗る行為は、味方の足場を作って動きやすくすると同時に、敵が動きにくくします。これを地道にやるだけでもかなり戦いやすくなります。
ひとつポイントは、「なるべく敵陣側を向いて塗ること」。
自陣側ならばそれほどでもないですが、敵が多くいる場所で敵に背を向けて立っていることは自殺行為です。敵がいつ来ても分かるように、敵側を向いて塗るべし。なので、前線での塗りでは横移動しならが塗るのがいいと思います。
で、大事なのは、どこを塗るかということですね。
どこを塗るかと言うと、それぞれこんな感じ。
ガチエリア
ガチエリア内は激戦すぎて、初心者が入っていくとやられます。しかも、やられると敵インクをばら撒いてしまうので、それが原因で敵にエリア確保されるなんてザラ。これは避けたい。
だから、ガチエリアへ行くまでのルートを塗ります。
地面で塗る場所がなかったら、高い場所へ登るための壁とか。味方の誰かが登っていた場所を見ておいて、そこも塗っておく。これは地味にかなり助かる。逆に、壁の敵インクは必ず塗りつぶしておくべし。自陣側の高台とかを狙って潰しにくる敵は多いんですよ。タチウオパーキングとか、まさにその典型。壁塗り、ほんと大事。
周りに敵が誰もいなかったら、ガチエリアの塗りにもチャレンジ。でもあまり入り込みすぎると敵がくるので、ここでもいつでも逃げられるように。敵が攻めてやばかったら、エリアは放棄して逃げていい。戦っても負けるから無理しない。
ガチヤグラ
シンプルに、ヤグラ周辺と、ヤグラが動くルート周辺を塗ります。
自陣側のヤグラルートが、敵インクだらけだったら、まずはそこを塗りまくります。あまり丁寧に塗りすぎても時間がかかるので、8割くらいのイメージ。自陣側ならば敵もあまりいないので塗りやすい。この塗りは意外と重要で、攻め込まれた時にちゃんと塗れてるかどうかで防衛のしやすさが全然違います。逆に、敵インクだらけだと、敵もすぐに攻め込んできます。
後ろばかりで塗っていてもしょうがないので、最前線であるヤグラ周辺も果敢に塗りに行きます。本来はヤグラの前方がいいのですが、初心者にはキツイ。なので、ヤグラを越えない程度のあたりで塗りまくります。このあたりでも敵はいますので、逃げ道には注意しておくべし。
ガチホコ
一番気にするのは、自陣側のゴールに向けて塗られた敵インク。これを放置しておくと一瞬で負けることがあります。見つけたら最優先で塗り直すべし。これは初心者がやる最重要事項です。
そうやってルートを塗っている敵と遭遇することもありますが、見つけたらスプラシュボム等で牽制すべし。敵に、誰かいることを分からせるだけでも塗りを遅くさせられます。
つまり、初心者は守りを意識するといいです。攻めは技術がないとキツイですから。
また、自陣側のゴールが敵インクで塗られていなくても、そのルートを自インクで塗っておくことも重要です。なぜなら、敵は必ずそのルートを通るわけですから、攻めてきたらイカ状態ですばやく移動して迎撃できます。
ガチホコは塗る場所が分かりやすいので、初心者には一番立ち回りやすいかもしれません。
あ、当然、進むルートは理解しておかないといけません。大抵は中央から2,3ルートがメインルートですから、そこだけ把握しておけばいいのではないでしょうか。初めてのエリアなら、事前のさんぽは必須。
まとめ:最初はハエでいい
最初はキルをとることに憧れるんですが、下手くそだと無理。だから、少しずつ慣れていくしかありません。
途中で書いたとおり、逃げられるようになってくると、敵の裏もとれるようになってくるので、そこでようやくキルがとれるようになってきます。たまたま運で勝ったのではなく、狙ってとったキルは貢献感が凄いです。
地道に塗ってるだけで、これが結構じわじわ効いてるんですよ。
例えるなら、ハエ。
ハエって鬱陶しいじゃないですか。はらってもはらってもまとわりくいてくるので。これ、自分がやられると本当に邪魔くさいんですよね。
もう少し例えるなら、雑魚キャラでも、強いキャラと同時に出てくるとかなり邪魔くさいです。最近でいうと、ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドで、金色ライネルとの戦闘中にキースとか、スタルボコブリンとかが出てくると、めちゃくちゃ邪魔くさくないですか? そいつらの攻撃でダルケルの護りを発動されたりして。
だから、意味あるんですよ。
今回の内容は、あくまで全然勝てない状態から抜け出すための第一歩なので、勝てるようになっていくためにはそれなりにキルもとれるようにならないといけません。でも、たぶん、逃げられるようになった人であれば、そこは自然と分かってくるんじゃないかなぁ。横か後ろから攻撃すればかなりいけますから。
とりあえず、スプラ2からの新参は、経験者との差があってなかなか勝てませんが、最初は勝ち負けよりも、どれだけ逃げられたかを基準に考えるといいかもしれません。
ちなみに、僕は今、ようやくB帯に上がったくらいで、C帯といったりきたりしています。 B帯はね.......また全然勝てなくなりますのでね.........更なる工夫が必要になってきますね。敵に見つかっただけで死にますから。エイム力がC帯と全然違う。こえー、マジこえー。
でもB帯でも「果敢に塗る!果敢に逃げる」は同じかもしれません。C帯で通用していた事が通用しなくなるので、B帯に応じた逃げ方、隠れ方、キルの取り方に変えないといけないかも。大変すわ、ほんと。
ということで。
自分もまだまだ下手くその部類ですが、精進していかねば。