こんばんは、カメラ難民の広野です。
やってしまいました、買ってしまいました。
オリンパスから発売されたフラッグシップ機「OM-D E-M1 Mark2」。
本体だけで20万円超えなので迷いに迷ったのですが、我慢できず.....。
でも高いだけあっていいです。すごくいいです。
軽く開封レビュー
レンズを一緒に買いました。
12-100mmF4.0という高倍率ズームレンズです。
詳細スペックは他サイトでも散々語られていますので、簡単にだけ。
OM-D E-M1 Mark2
- AF/AE追従で最高18コマ/秒の超高速連射。
- AF/AE固定なら最高60コマ/秒の超爆速連射。
- 動体AFが劇的進化(像面位相差AF+コントラストAF)
- ボディー内5軸手ブレ補正機能。
- 対応レンズと合わせると最大6.5段分の手ブレ補正。
- m4/3でありながら、APS-C機であるフジX-T1並の高感度性能という噂。
- 4K動画から静止画の切り出しに対応。
- 防塵・防滴・-10度耐低温性能。
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
- 35mm換算で24mm〜200mmの高倍率ズーム。
- 高倍率ズームレンズにもかかわらず、F4とおし。
- 防塵防滴。
- 全長116.5mm、重量561gでコンパクト。
- 5軸シンクロ手ブレ補正により世界最強6.5段の補正効果。
- 驚きの接写性能(ワイド端15cm、テレ端45cm)。
- 最大撮影倍率にすると、ワイド端0.6倍、テレ端0.42倍。
すんげー性能です。カメラ本体もレンズも。
そのぶん値段もすんごいですけれども。ざっくりと、本体21万円、レンズ14万円。 その他、予備バッテリーやらSDカード(UHS-Ⅱ)なんか買って、40万円近い出費になりました。うはぁ.....。
以下、開封写真をどうぞ。
パカっと。
操作説明書は丁寧に別の箱に梱包されてました。普通は無造作に入ってるんですけどね。
内容物いろいろ。
ビニール袋に入ってると、なにがなにやらわかりませんが。
カメラ本体、充電ケーブル、充電器、USBケーブル、ストロボ、バッテリーパック、ストラップです。
こちらご尊顔。
オリンパスらしくカッコイイですねぇ。
シャッターボタン付近。
まだよく分かってません。
僕はずっと富士フイルムのカメラを使っていてマニュアル的な操作をしていたので、こういうタイプは慣れるまでスムーズにいかなそうです。
このあたりの使い勝手はどうなのかな。
見ただけではなんともわかりませんね。
電源スイッチは左側にあるんですね。
フジは右だったので、ちょっと違和感。
レンズ交換時の取り外しボタンが向かって右側。
これもフジと逆ですね。ずっと左でやってたので。
カードはダブルスロット。
右側のスロット1はUHS-Ⅱに対応しています。
続いてレンズを。
パカっと〜。
しっかりとした梱包。
レンズフードも結構コンパクト。
フジのごついのと比べると、小ぶりです。
裏面の質感がすごくいい。
こういう細かいところが高級レンズって感じがします。
どーん!
手ブレ補正スイッチと、もうひとつボタンが付いてます。
こんなのあるんだ?
好きな機能を割り当てられるようですね。
並べてみました。
装着!
結構伸びます。
富士フイルムX-T1と並べてみました。
左がE-M1 Mark2、右がX-T1。
ちょうど同じくらいのサイズ感ですね。
E-M1 Mark2のほうがグリップが深いくらい。
仕様上の重量は、E-M1 Mard2が571g、X-T1が440g。
横幅も同じくらい。
仕様上は、E-M1 Mark2が134.1mm、X-T1が129mm。
高さ。
仕様上は、E-M1 Mark2が90.9mm、X-T1が89.8mm。
初日の感想
発売は2016年12月22日だったのですが、本日25日にようやく届きました。 本当は23日着だったのに、北海道は23日に大雪が降ってしまい輸送ダイヤが乱れまくりました。 1日遅れくらいで到着すると思ったら、2日も遅れての到着。来ると思ってたのに来ないという状態はとても切なかった.....。23日も24日も家から出ずに篭って待ってたんですよ?僕の休日を返してくれー!(と言ってもしょうがないのだけども。)
さて、ちょっと愚痴も書いたところで、
とりあえず2時間くらいいじってみた感想を書いてみます。
AFが速い
まだちょっと使っただけなんですけど、速いねー。
今まで使っていたX-T1も、静止画ならそれほど遅くはないはずなんですが、それでも操作した瞬間分かるくらいの違いは感じます。
EVFが綺麗
びびった。
フジのX-T2のEVFも綺麗だったけど、同じくらい綺麗ですね。
ここまで綺麗だと、もう光学式との差ってあまりないんじゃないだろうか。
見ていて目が疲れることもなさそうですし。
操作が複雑
これは慣れてないだけなのでしょうが。
設定がいろいろあって、ボタンの配置に慣れてないので、やりたい操作がまだパッとできません。
というか、ボタン多すぎ!笑
でもまぁ、調べたところによると、各ボタンに機能を割り当てて、自分なりにカスタマイズして使うのがオリンパス流のようですね。早く慣れねば。
手ブレ補正がキモイ
いい意味で。笑
部屋でちょっと動画を撮ってみたんですが、気持ち悪いくらいブレません。手持ち動画撮影がはかどりますね。
どこかのサイトでメーカーの方らしき人が「走りながらでも動画が撮れる」と言っていましたが、それも分かるような性能です。
ひとつだけ気になったのは、横にスーッとスライド撮影していて、動きを止めた時に、その瞬間に絵がピタッと止まらないところでしょうか。
カメラの動きを止めても、少しヌルっと動いてから止まります。このへんも手ブレ防止なんでしょうけども、できればピタッと止めたいもんです。
撮った写真の一括削除が分かりにくい
写真再生画面で、写真を削除しようとしたのですが、1枚削除しかないんですよ。
一応は写真を複数選択する機能はあるんですが、全部一気に消したい時ってあるじゃないですか。
これ、最初できないのかと思ったら、別ルートでちゃんとあったんですね。(再生画面じゃなくて「カードセットアップ」という機能の中にありました。)
場所が分かりにくいなぁ。再生画面からできるようにしてほしい。
撮影時にトーンカーブを設定できる
これびっくりしました。
トーンカーブってRAW現像時にしか設定できないものだと思ってましたが、撮影時に設定できます。
これいい機能だなー。
親指AFができる
このへんはちゃんと押さえてますね。
さすが。
グリップが持ちやすい
グリップはやっぱりいいですね。
今回購入した12-100クラスのレンズになると、グリップがないとちょっと不安定なのでありがたかった。
地味に大事。
あとがき
買っちまったよー。こんな高いカメラ買っちまったよー。でもワクワクが止まらないよー。
悩んだんですけどね。僕は富士フイルムのミラーレス一眼X-T1も持ってますし。ミラーレス2台あってどうすんの?的な。
でもですねぇ。やっぱりフジは動画は弱いんです。最新機種のX-T2はAF性能が上がって4K動画も撮れるようになりましたけど、僕はやっぱり外で「手持ち撮影」したかった。そのためには強力な手ブレ補正機能がほしかったわけです。
X-T1でもズームレンズなら手ブレ補正がついているのですが、この手ブレ補正はやっぱり静止画用なんです。最近、何度か動画を撮ってみたのですが、撮影しても歩いて撮るとブレまくり。レンズ内補正だけだときついんでしょうかね。あと、フジはボディ内手ブレ補正がついてないので単焦点レンズで手持ち動画は無理です。そんな事があり、X-T2にいくのを躊躇してしまったわけです。
動画はいつも撮るわけじゃないんですが、最近は撮りたいシーンが増えてきまして。その時、持ち歩いているのがX-T1だけだときついんですよ。だから、普通に動画も撮れるカメラが欲しかった。
パナソニックのLUMIX G8とも迷いましたが、どうせ買うなら、1台ですべて完結するような高性能機が欲しかった。G8も良いカメラなんですが、ガジェオタ的にはフラッグシップがいいわけですよ。来年でるGH5までは待てそうもないし.....。
てなことで、買ってしまったOM-D E-M1 Mark2。
これでカメラ難民生活ともおさらばできるだろうか。
オリンパス→パナソニック→ニコン→富士フイルム→オリンパス、と漂流しておりますが。しっくりくるメーカーをひたすら探してる状態が続いております。 いい加減、落ち着きたいなぁ。性格的に無理かなぁ。来年GH5が発売されたらそっちも気になりそう(←もう病気)。今回こっちを買っちゃったので、さすがにGH5購入は無理ですけれど。
まぁ、とにかく。
年末年始は、このカメラとレンズでいろいろ撮っていくぞー!
楽しみです。