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【動画あり】GH5とOM-D E-M1 MarkⅡの手ぶれ補正はどのくらい差があるのか比較検証してみた。

先日購入したPanasonic GH5。

今回から、ユーザー待望の「ボディ内手ぶれ補正」が搭載されております。

レンズも合わせると最大5段分の効果があるのだとか。

で、気になるのが。

去年暮れに発売されたOLYMPUSのフラッグシップミラーレス「OM-D E-M1 MarkⅡ」とどのくらい違うのか。

血迷って両方買ってしまったので、せめて比較をしてみようと思います。

さて、どうなるか。

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検証のやり方

といっても、あまり厳密にはできなかったので、目安程度だと思って下さい。

やり方

  • 右手と左手にそれぞれのカメラを持って、歩いたり走ったりしてみる。
  • レンズ内補正はきかないような組み合わせで行う。
  • GH5には、Olympus M.Zuiko 12-100 F4.0 PRO。
  • E-M1m2には、Olympus M.Zuiko 40-150 F2.8 PRO。
  • 電子手ぶれ補正はON。

 

検証結果

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結果は動画を見ればお分かりかと思いますが。

E-M1 MarkⅡの圧勝でした。

凄いですね、オリンパス。手ぶれ補正に関しては、他社の追随をまったく許しません。気持ち悪いくらいにききます。しかもボディだけでこの性能ですから驚きです。

そして、GH5。

E-M1には敵わないとは言え、かなり奮闘している印象です。今まではボディ内はなかったわけですからね。

一応、GH5で歩き撮りしてみた動画を撮って来ました。ジンバルは使わず、手持ちで撮影したものです。 (厳密に言えば、三脚に乗せた状態で三脚ごと持ち上げて撮影しています。)

youtu.be

どうでしょう、そこそこの効果がありませんでしょうか。

ボディ内手ぶれ補正がない機種で同じことをやると、かなりの揺れを拾ってしまって、見ていて酔ってしまいますが、上の動画はそこまでじゃないですよね。

ブレないようにスタビ歩き(振動が起きないように擦るように歩くこと)はしましたが、もっと丁寧に歩けば、より安定した撮影ができるように思います。

このクラスの手ぶれ補正ならば、ジンバルと組み合わせて使えば、より滑らかな映像になりますね。

それと、手に直接持って歩くよりも(最初の動画例)、三脚に乗せた状態で持ったほうが安定するようです。 ミニ三脚でソフトクリーム持ちしてもいいでしょう。

 

まとめ:最強はE-M1 MarkⅡだが、GH5もなかなかいける

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手ぶれ補正については、オリンパスの牙城はなかなか揺るぎませんね。

でも、オリンパスのカメラってやっぱりスチル機なんですよね。僕は最近、動画にハマっているので、そっちでの検証になりましたが、オリンパスが向かう方向とは少し違うかもしれない。

同じマイクロフォーサーズでも、スチルはオリンパス、動画はパナソニックという棲み分けが上手くできているのかもしれません。お互いに潰し合ってもしょうがないですし、それぞれ特化した分野があれば、ボディをそれぞれ持って、同じレンズを使いまわせる利点があります。実際僕はそのパターン。ヤレれましたわー。

で、両方使っている僕が、どちらがオススメかと言えば。

非常に難しい選択ですけど、人に勧めるならE-M1 MarkⅡかなぁ。 手ぶれ補正だけじゃなく、AFも速いですし、何よりボディがコンパクトですからね。マイクロフォーサーズの利点を最大限に活かすなら、やっぱりこちら。

ただ、一眼動画を本格的にやってみたいなら、迷わずGH5。 オリンパスにはない動画特化機能が入ってます。「40K60p」「Log撮影」「撮影時間制限なし」「フォーカストランジョン」などなど。オリンパスどころか、ソニーも含めた他社との比較でも、オンリーワンの機能を持っています。 その代わり、ボディはずっしり重いですけれどね。 動画用途で迷うとしたらソニーのα6500とのほうが悩ましいかもしれません。

ちなみに、GH5は、2017年5月31日までキャンペーンをやっていて、『予備バッテリー』と『UHS-Ⅱ対応の64GBメモリーカード』が貰えます。どちらも普通に自分で買って揃えるくらいに超実用的な内容。価格的にもバッテリーは6,500円くらい、メモリーカードはUHS-Ⅱなので12,000円くらいします。それが貰えちゃうというね。動画やるならUHS-Ⅱは絶対持っておいたいほうがいいので、価格が下がるのを待つより、この2つを貰ってすぐ使った方がお得ですよ。

というところで、以上です!