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ついにFeliCa搭載の腕時計バンドが「単体で」発売される! 今つけている腕時計で電子マネーが使えるように!

ソニーからとても気になる商品が発売されますよ。

ソニーは去年、「wena wrist」という、『腕時計の金属バンドにFeliCaを搭載した商品』を発売しましたが、バンド部分は取り外しがきかないため、必ず時計本体とセットで使用しなければなりませんでした。

が、しかし!

とうとうバンド単体での発売が2017年7月11日から開始されます。

つまり、時計本体は自分が好きな時計を使いつつ、電子マネー機能も使えてしまうというわけです。

いつかどこかから出るだろうと思っていましたが、やはりソニーが出してきました。

 
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バンドの種類は2つ

バンドは2種類で、「ステンレス」と「革」があり、それぞれ別の特徴があります。

 

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ステンレスバンドの概要

  • 18mm、20mm、22mmのラグ幅に対応(但し、18mm/20mmの腕時計に取り付けるには、別売のエンドピースが必要)。
  • 使える電子マネーは、楽天Edy、iD、QUICPay。
  • 使えるポイントカードは、ANA Skipサービス、dポイント、ヨドバシカメラゴールドカード。
  • 電池の保ちは1週間程度。
  • 電話やSNSの着信をバイブ通知。
  • 活動量計を搭載。
  • 発売は、2017年7月11日から。
  • 価格は、36,590円(税込)〜。

革バンドの概要

  • 18mm、20mm、22mmのラグ幅に対応(但し、18mm/20mmの腕時計に取り付けるには、別売のエンドピースが必要)。
  • 使える電子マネーは、楽天Edyのみ。
  • 充電不要。
  • 生活防水機能(IPX7相当)。
  • 発売は、2017年12月下旬。
  • 価格は、9,050円(税込)。

 
ステンレスバンドは多機能で高価です。それに対して、革バンドは機能が限定的ですが安価でメンテナンスフリーです。

なるほど、こうきましたか。

 

ステンレスバンドへの個人的感想

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初期の wena wristで使われていたものそのままですから機能的にはかなり充実してますね。

Suicaは使えないものの、スマートウォッチの基本機能である「着信のバイブ通知」と「活動量計」がしっかり使えます。

スマートウォッチの最大の弱点は「時間が常時表示されないこと」なのですが、wena wristバンドはそこが解決されています。なにせ自分が今つけている時計を使えてしまうわけですので、時計はアナログのままでスマート機能だけ追加されるという事です。

これはなかなか素晴らしいですね。装置の小型化はソニーの得意とするところですから、その特徴を最大限に活かした商品だと思います。

ネックはやはり価格でしょうか。 36,000円近くしますから、気軽に購入はしにくい価格。

でもしかし。

今使っている時計はそのままに、「電子マネー」と「着信のバイブ通知」がほとんどデメリットなしで搭載されることを考えると、決して高い価格でもないと思いますね。今つけている腕時計が同じようなシルバー(又はブラック)の金属バンドであれば、ほとんど違和感なしで使えそうですから。

AppleWatchのようにSuicaは使えませんが、時計を左腕につける人であれば、使う時には改札で体を捻らなければならなくて、それだったらスマホ(もしくは普通のカード)でいいやってなる場合もあります。それを考えると、必ずしもSuicaがなくてもいいのかなって。

お気に入りの時計は今ままでどおり使えて、機能だけが追加される。

僕の場合なら、シチズンの電波ソーラー時計に付ければ、時計はメンテナンス不要だし、たまにバンドを充電するだけ。それに、仮に充電が切れたとしても、腕時計としての機能になんの支障もありません

結構良さそうですね、これ。

ひとつ不安があるとすれば、防水機能かなぁ。公式仕様では「IPX5 / IPX7」とありました。場所によって防水性能が異なるということだろうか。IPX5は生活防水、IPX7は1m防水クラスなので、水の中に浸さなければ大丈夫そうですけど。

 

革バンドへの個人的感想

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こちらは、かなり限定的ですね。

使える電子マネーが楽天Edyだけなのが、ちょっと寂しい。

但し、充電が一切不要なのと、価格が1万円以下なので安価。普通の革バンドを買う感覚で、おまけに楽天Edyがついてくると思えば、書いやすいか?

正直なところ、現段階では買いたくなるほどの魅力はないかもしれない。余程Edyをよく使う人以外は意味がなさそう。

でも!

機能が進化していけば、ステンレスバンド以上に化ける可能性があるとは思ってます。なにせ、本当に普通の革バンドと同じように使えてしまうわけですから。

期待するのは当然ながら、ステンレスバンドと同様の機能を搭載すること。革なのにバイブとかあると想像しただけでワクワクしてきます。

 

あとがき

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ちょうど2年前、wana wristが発表された時、僕は「バンド単体で発売しないのかな。」と思っていたのですが、それが実現したということですね。技術の進化って素晴らしい。 (この度の発売情報を知ったのは、その時に書いた記事へコメントからでした。まっくんさん(id:dmx96284)、ありがとうございます。)

正直、かなり欲しいです。

AppleWatch2は持ってますが、これはこれで素直に欲しい。こういう技術の結晶って無闇にときめきますね。

時計本体とバンドがそれぞれ独立しているので、充電が切れてもなんの問題もないのが特にいい。

どうしよう、どうしよう。

発売までもう少しだけあるので、悩むことにします。

 

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