札幌時計台のスナップ集。美しく見える構図を考えながら撮って来ました。鐘の音が聞ける動画もあります。
札幌のシンボルである時計台。
いつか動画を撮ろうと思ってずっと行ってなかったのですが、無料開放期間を利用して撮影して来ました。
普通の風景とは違って、市の象徴というのは、やはり存在感があって絵になるなぁと感じました。
札幌時計台
時計台は、これまでも何度も写真を撮ったことはあるのですが、街中にあるので、どうしても背景にビルが写り込んでしまい、それがちょっと雰囲気を壊してしまう感があります。 しょうがないことなのですが、写真としてみた時は、どうしてもちょっとね。気になってしまいますよね。
いろいろ構図を探していて、しっくりきたのがこの構図。この角度だと、背景のビルがちょうど隠れて、時計台だけに目がいきます。 背景がすっきりするだけで、ビル街にあるという印象がかなり消えているので、時計台のもつレトロ感が出ているかなぁと思いました。
こちらの構図も地味に気に入りました。背景はちょっとビルが写り込んではいますが、それほど気にならないレベル。街灯や紅葉があるので、どちらかというとそちらへ目がいきやすいかと。 色合いも少しフワッとさせてみました。
こちらは時計台を副題にして、紅葉を撮った写真。豪華な脇役ですが、1枚くらいこういうのがあってもいいじゃないですか。
時計台の中には展示室があって、写真を見ながら歴史を学ぶことができます。時計台って、写真だけ撮って帰ってしまう観光客の方もいますが、歴史を知ることでより深く楽しむことができるようになっています。地味にオススメです。
札幌にまつわる本も読めます。デスクもありますから、ちょっと休憩しながら読書もよいのでは?
こちらは展示物なので、読むことはできませんが、写真に撮ると雰囲気がありますね。古い本って、それだけで歴史を感じることができますよね。
昔ながらの格子窓をとおしてみる景色は、ちょっとレトロで雰囲気が違います。ちょっとしたことなんですけれどもね。
二階へと続く階段。普段なら耳障りなはずのギシギシという音が、逆に心地よく感じてしまうのは、歴史があるからこそだと思います。
二階の演武場と言われるホールになっていて、ちょっとした教会のよう。小さなコンサートなども開かれているそう。 そこで使われている照明は、レトロさとモダンさが共存したような美しいデザインです。
クラーク博士の銅像もあります。みなさん一緒に写真を撮影される方が多いですね。
時計の仕組みが分かる展示物も置いてあり、おおがかりながらも精密で、コッコッコッコッという耳障りの良い音を聞くことができます。
ただジーッと眺めていると、なぜだかいつまででも見ていられるような、不思議な感覚になります。 時計というのは、時が刻んでいく様子を具現化したような錯覚を得られるからかもしれません。
鐘の音が聞ける動画をどうぞ
ちょうどお昼時に行ったので、正午の鐘の音を聞くことができました。二階に上がって、柱に手を添えると、鐘の振動を感じることができ、音と振動で鐘を感じることができます。
時計台の鐘は、札幌に住む人でも、実は聞いたことがない人も多いのではないでしょうか。僕もちゃんと聞いたのは初めてでした。意外とちょうどいいタイミングで近くを通らないものですし、鐘が鳴ることすら知らない人もいるのでは?
あとがき
館内スタッフの方に確認して、自由に写真を撮ってよいとの事だったので、初めて時間をかけて何枚も撮ってみました。市のシンボルはやはり存在感があっていいものですね。
しばらく動画ばかり撮っていた自分ですが、写真もいいなぁと感じさせてもらいました。レタッチももっと上手くなりたいし、写真と動画の両刀でまた楽しんでいきたいです。
雪が積もったら、また撮りに行こう。