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iPhone11 Pro の超広角レンズはなぜ素晴らしいのか、その理由。

iPhone11 Pro を購入しました。

今回のもっぱらの話題は「超広角レンズ」ですよね。かくいう僕も、積極的に超広角レンズを使って写真を撮ってみているのですが。

はっきり言って、本当にイイです!

たかだか超広角レンズくらいで大騒ぎするな!って意見も、まぁ分かるのですが、いややっぱり便利なのですよ。

 

 

今までにない画角域

今回のレンズは3つ。

①超広角 13mm/F2.4
②広角 26mm/F1.8
③標準 52mm/F2.0

つまり、13mm〜52mmまでカバーしているわけです。

この範囲を網羅するレンズって、一眼のレンズでもありません。 一眼のレンズなら、超広角レンズ 16-36mmとか、12-24mm とかですよ。そして、標準ズームだと、24-105mmとか、24-70mm とか、そのあたり。

13mmの超広角から、標準域の52mmまで、1台で撮れるカメラになってしまったので、そこが貴重なのです。

今までもクリップ型のワイドコンパージョンレンズはあったので、撮ろうと思えばスマホでも超広角は撮れたのですが、なにせ面倒くさい。持ち歩くのも面倒だし、その都度スマホにセットしなければいけないのが更に面倒くさい。 僕もクリップ型は持ってますが、まぁ持ち歩きません。

でも、標準でレンズが搭載されているなら、話は違います。撮りたい時に撮れるのは正義で、このくらいの状態じゃないと、使わないんですよね。

とても良いです。

 

超広角レンズは持ち歩かない

じゃあ、一眼カメラで超広角を撮るのか、というと、これも自分ではそれほど多くありません。なぜならば、超広角レンズって基本は超広角域しか撮れないので、使い方が限定的になるからです。

15-36mmの超広角よりも、自分にとっては標準域の24-70mmくらいのほうが使い勝手が良いため、撮るならばやっぱり標準ズームになりがち。少なくとも僕の場合はそうです。

もっと言うと、使う時のために超広角レンズを持ち歩いていても、結局レンズ交換が面倒で、標準域でまぁいいかってなりがち。レンズ交換って面倒なんですよねぇ。

なので、さっきの話に戻るのですが、13mmと52mmが共存した iPhone11 Pro は気軽で便利なのです。

レンズ交換不要は正義。

 

作例

ということで、僕は外に出るたびに、ちょいちょい超広角で撮っております。最初なので特に撮ってる部分もありますが、超広角がとても身近になった感じがします。

 

▲超広角13mmで撮った写真。時計台全体がちゃんと入って全体像が分かります。

 
 

▲こちらは広角 26mm。同じ位置からだと、ここまで画角が変わります。(まぁ、この構図であれば、単に建物から離れて撮れば解決するものではあります。)

 
 

▲こういう写真になると、ちょっと超広角らしさが出てきます。単に遠くから撮ればいいのではなく、木の間に被写体を入れて見上げたような構図になってますので。

 
 

▲噴水を含めた公園全体を空まで入れた構図。何気ないですが、これも離れれば撮れるわけではないので、地味に超広角ならでは。

 
 

▲今度は 52mmで。これはこの画角じゃないと撮りにくいと思います。

 
 

▲パースを意識した構図。超広角は、手前はより大きく、遠くはより小さく写るので、橋のような長い建造物は、とても迫力のある写真になります。

 
 

▲ちょっと場所を変えて撮った写真。パースの迫力よりも全体図を意識してみました。
 
 

▲こちらもパースを意識した構図。アーチに近づけば、こんな写真も撮れます。

 
 

▲ 26mmだと、こうなります。やっぱり超広角のほうが迫力ありますよね。(レタッチもしてないという差もありますが。)

 
 

▲街の写真でも、手前の信号から奥の町並みまで全部写す。情報量の多さよ。

 
 

▲風景を撮る時には、やはり向いてます。広さを伝えることができるので。

 
 

▲撮りたい被写体の他に、副題として周りの木々で装飾する撮り方もできます。ただ建物だけを撮るよりオシャレになると思う。

 

超広角は、一眼カメラいらずになるかも

最近、iPhone11 Pro を使って写真を撮ってみていますが、超広角〜標準くらいまでなら、もう iPhoneでいいんじゃないかと思えてきました。

一眼カメラは、むしろ、中望遠レンズを付けっぱなしくらいでいいのでは?

超広角だけじゃなく、ナイトモードもあるし、ポートレートモードで疑似ボケも作れるし、カメラとは違って光学性能ではなく、デジタル技術によって綺麗に撮れるのですから、普段のスナップなら、本当に問題ないように感じます。なにより、SNSに直接アップできたり、利便性も良いですしね。わざわざ Wi-Fi や Bluetoothで写真転送とかいらないんだもの。

もう少し言うと、撮った後のレタッチも結構優秀だと思います。上の写真も、写真アプリでサッとレタッチしたものですが、結構ゴリゴリに色を変えても、思ったより色の破綻もなく十分綺麗かと。

いやぁ、スマホカメラ凄いですね。Google Pixel も凄いし、これコンデジだけじゃなくて、ミラーレスも食ってくる勢いを感じます。

カメラを趣味にしている人間からすると、写真の楽しさはカメラで撮ってこそみたいな面もあるのですが、趣味にしてない人からすれば、それも些細なことなのかもしれません。

いや、むしろ、僕も一応はカメラを趣味にしている人間ですが、最近は、一眼カメラにこだわる必要もないかな?と感じ始めているところ。画質を追うのもいいけど、あまりガチで撮りにいきすぎると、その場を楽しめないので、それならば、もっと楽に、もっと楽しく、自分も楽しみながらスマホやアクションカムで撮るくらいでもいいのかもしれない、とも感じています。

そういう思いもあり。

今後は、一眼にこだわらず、もっと iPhoneを使ってみる方向で考えております。

すごいわ、スマホ。